廃盤日記(増補改訂版)

めざせ!日本全国の中古盤店制覇!(by じみへん)

★吉野家 5日連続「牛丼祭」 10月1日(日)~5日(木)

2006年10月05日 | GOURMET
 
遅ればせながら、吉野家の5日間連続『牛丼祭』最終日にようやく試食して参りました(笑)。吉野家が10月頭に5日間連続で、再び『牛丼祭』を開催することは知っておりましたが、思い出したのが昨日の晩でしたので、本日ようやく足を運んできたという次第です。ネタ的には遅いよな、本当に(苦笑)。

小雨が降っていたせいか、予想していたよりも店内は空いておりましたね(笑)。そろそろ「吉野家の牛丼復活」ぐらいでは誰も騒がなくなってきたよい証拠ですかね。一時期は馬鹿みたいな大騒ぎでしたから、これはいいことだと思います。だって、たかが吉野家の牛丼でしょ(苦笑)?されど吉野家の牛丼だって反論の声も聞こえてきそうな気がしておりますが、そもそも吉野家の牛丼のコンセプトは「牛丼のブランド化を目指す」といったものではなく「うまい・安い・早い」が信条だったはず。そう考えると「行列に並んでまで、本当にみんな牛丼を食べたいんだろうか?」というのが率直な感想で、どうも嘘くさく思えて仕方がなかったんですよねえ。

これはちょっと違うんじゃないの?というのが僕の考えで、今しか食べられないから、話題づくりにみんながみんな吉野家に足を運んだようにしか思えない。ま、中には「本当に吉野家命(!)」みたいな信奉者もいないわけではないんだ(苦笑)とは思いますが、どう考えてもマスコミまで一緒になってこんなに大袈裟に騒ぎ出すというのはやっぱり異常だと思う。

ということで店内に入って、すうっと牛丼が食べられたというのは、ようやく正常な状態に戻りつつあるということで歓迎すべき現象だと安心しましたね(笑)。ところがアメリカ産牛肉を使用した、この復活牛丼の感想ですが、「え?吉野家の牛丼ってこんな味してたっけ?」というものでした。

随分と大振りな肉の切り方もだいぶ違いましたし、ツユの味や色もどことなく違う。これって吉野家の牛丼休止前のものとは似て非なるものだと感じたのは僕だけでしょうか?たぶん味覚に敏感な方だとその違いの大いなる変貌に気がつかれていると思いますが、これはまったく別物の牛丼だと思いましたね。ううーん、困ったな、こんなコメントを出す予定じゃなかったんですけど(苦笑)。

でも味は明らかに変わっていると思いますね。赤ワインがどうのこうのとか云うレベルじゃなくって、「本当にこの味でみんな満足しているの?」と問いかけてみたいぐらい違っていたと思うのですが、いかがでしょうか。うーん、参ったな。これじゃ、吉野家の牛丼復活を称えるというより、ケチをつけただけにしか受け取られ兼ねないよな(苦笑)。ちなみに僕は決して吉野家の牛丼を非難しているわけでもなんでもなく、むしろ歓迎して拍手喝采を贈りたかったぐらいなのですが、今回の牛丼祭の復活牛丼を食べて、正直この牛丼に違和感を覚えたからなんですね。果たしてこんな味だったんだろうか、という感じで。ま、僕の味覚が衰えただけならそれでいいんですが、やっぱり根本的に何か違ってるような気がするんですよね、残念ながら・・・。

吉野家の牛丼完全復活までには、まだ時間がありますので、もう少し長い目で見守ってみたいと考えております。次回の『牛丼祭』は11月1日~5日までの5日間連続で再び開催するそうです。食べ逃した方は是非、次の機会に試食してみて下さい。



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