やはりといいますか、今月発売されるスティーヴ・ウィンウッドの新作 『Nine Lives』 の発売に合わせて、巻頭特集が組まれた雑誌レコード・コレクターズ最新号です。
思わずニンマリ苦笑いしてしまいそうな表紙デザインもナイスですし、これまで意外とキャリア全体の流れが判りにくかったウィンウッドの音楽的変遷もこれで一目で判るようになりましたね。彼がセッション参加しているアルバム一覧なんかも今後、資料文献として非常に役立ちそうな気がします。
こういう後々になって読み返すことが多くなりそうな巻頭特集企画というのは大歓迎です。僕のように書店で表紙デザインと今月の特集企画を見て、買うかどうしようか決めている読者というのもきっと多いんじゃないでしょうかね。毎号は買えないけど、今後持っていた方が役に立つ、また身近に置いて揃えておきたいと思わせるような内容であれば、きっと売れているんじゃないでしょうか。
最近発売されたレココレ特集ですと、販売部数的にはこの6月号とジョン・メイオールが特集された4月号が売れているんじゃないでしょうかね(レココレ編集部の皆さん、いかがでしょう?)。
ちなみに本号で僕が一番面白かった記事は、22ページからカラーで特集が組まれた前むつみさんの「スティーヴ・ウィンウッドとエリック・クラプトン共演コンサートがニューヨークで実現」のレポート記事でした。これを読んで一日も早くこの日の全貌が収録されたブートレッグが買いたい(爆)と思えた次第です。本当はオフィシャルで公式リリースしてくれるのが、一番うれしいんですけどね!!