廃盤日記(増補改訂版)

めざせ!日本全国の中古盤店制覇!(by じみへん)

★江東区大島 「らーめん兼吉」

2006年03月11日 | GOURMET
 
土曜日の昼下がり。先日、自宅ポストに手製のチラシが入っていた近所のラーメン屋さんへ出掛けてみることにしました。お店の名前は『らーめん兼吉(かねきち)』というそうです。僕はラーメンにはあまり詳しくないのですが、どうやらこのお店、食通のラーメン好きのファンからかなり高評価を得ているお店のようです。住所を調べてみたら、自宅から歩いても徒歩5分ぐらいの場所なので、機会があったら一度食べに行ってみようと前々から思っていたラーメン屋さんであります。

新大橋通りを渡って、昔ながらの個人商店が軒を並べる「中の橋商店街」の手前を一本路地裏に入ったところに『らーめん兼吉』はありました。お店の入り口には「営業夢中」の立て看板が(苦笑)。親父ギャグが入っているのか、それともマジメに云っているのかよく判らない微妙なセンスなのでありますが、とりあえず店の中に。カウンター10席ほどのお店で午後1時半頃でしたが先客はありませんでした。なにを頼もうか迷っておりましたが、一緒に出掛けたウチの奥さんが「全部入りの兼吉らーめん(1000円)がイイ」というので、それをふたつもらうことにしました。味は選べましたのでウチのは「しょうゆらーめん」、僕は「しろらーめん」を注文しました。店内は静まり返っており、親父さんがネギを刻む音といまどき珍しいAMラジオから流れてくる歌謡曲が聴こえて来るだけです。かなり昭和レトロな雰囲気を感じました(笑)。

待つこと10分程度。アツアツのラーメンが目の前に出てきました。思わず「おおーっ!」と声が出てしまうぐらいドンブリの中にはトッピング具材のオンパレード。ねぎ、チャーシュー(2枚)、煮玉子、のり(3枚)、メンマ、ほうれん草、ワンタン(3個)と豪華絢爛でした。通常仕様のラーメンが600円ですから、トッピングで400円という計算になりますね。ま、御託は置いておいてさっそく食べてみることに。スープを一口すするとほのかに魚介系のダシの香りが。僕は基本的に魚介系のダシは苦手なのですが、このお店のスープは大丈夫でした。うんうん、美味しいです。ワンタンも一口サイズですが口の中全体に広がる芳醇な味わいとでも云えばいいのでしょうか、ワンタン麺にありがちな冷蔵庫臭さもなく、これは二重丸です。また、小ぶりなチャーシューも口の中に入れると噛まずにとろけてしまう絶品。これはウマイです。化学調味料を一切使っていないという触れ込みでしたので、一体どんな味のものが出てくるのかと少々心配しておりましたが、これは普通のラーメン屋さんでは喧嘩にならないぐらい圧倒的に旨いラーメンでした。地元大島にもこんなに美味しいラーメン屋さんが存在したなんて、すでにこの土地に5年以上住んでおりますが初めて知りました(苦笑)。まだまだ探せば美味しい店って幾らでも隠れているんですねー、これだからご近所散策はやめられませんっ(笑)!!


※江東区大島『らーめん兼吉』※
住  所:東京都江東区大島6-27-6
最寄駅:地下鉄都営新宿線「大島」駅下車 徒歩3分
営業時間:昼12:00~14:30 夜18:00~22:00
定休日:水曜日
席  数:カウンター10席