少し前の話題になりますが、クラプトンの某ファンサイトでも話題になりましたトム・ダウドの自叙伝的映画の輸入DVD『TOM DOWD & THE LANGUAGE OF MUSIC』を今回は取り上げたいと思います。僕はAMAZON.CO.JPで、税込2874円で購入しました。
さて、この輸入DVDですが、アマゾンのサイト内では「リージョン1」のため、国内視聴はできない旨の説明がなされておりましたが、実際には「リージョン・オール」ですので、プレステ2でも再生可能なソフトです。
尚このDVD、輸入盤ですので日本語字幕スーパー機能が付いていないのが、かなりネックでありますが(笑)。音楽ビデオというよりもレコーディング・エンジニアとしてのトム・ダウド氏の生涯にスポットを当てた記録映画ですので、英語が判らないと前半部分の音楽業界の歴史の部分は、眠くなること請け合いです(笑)。睡魔と格闘しつつ、最後の最後に来て、ようやくデレク&ドミノスが登場してきますが、いやそこまで辿り着くまでが長いのなんのって!!そこまで我慢できない人はチャプターメニュー画面からChapter.16「Mixing Layla」までワープ可能ですので、いざとなったら緊急避難して下さい(笑)。
一番の話題となったのは、この「Mixing Layla」の部分で、あの名曲「愛しのレイラ」のマスターテープをこれでもかといじくって、好きなように遊んでいる部分は、まさに音楽馬鹿一代といった感じがします。まさかこの人がアメリカの原爆実験の研究者だったとは誰が信じましょうか?(笑)いやはや、本当にものすごいキャリアの持ち主です、このトム・ダウドって人物は!!
詳しい映画の内容については各人にDVDを観てもらって、ご自分で確かめてみてもらいたいですが、仮に英語の理解力が弱くても映像を観ているだけで大体の意味は理解できると思いますので、これはもうクラプトンファンならば、BEANOレーベルのDVDを観るよりも前に要チェックだと思います(笑)大きなお世話ですけど!!それだけマニア心をくすぐる秘蔵映像(?)満載であります。未見の方はいますぐ入手致しましょう。但し、国内盤の発売予定はありませんよ(笑)オススメですっ!!
◎DVD『TOM DOWD & THE LANGUAGE OF MUSIC』(PALMDVD 3077-2)
CHAPTERS
01.Who's Tommy Dowd?
02.State-of-the-Art,1947
03.A Master of Mixing
04.Putting Atlantic on the Map
05.Funky Soulful Records
06.Atomic Research
07.Recording in stereo
08.Les Paul & the 8-Track
09.Ray Charles
10.The 60th Street Studio
11.Stax Records
12.Aretha Franklin
13.Eric Clapton
14.The Allman Brothers Band
15.Lynyrd Skynyrd
16.Mixing Layla
17.Digital Recording
18.Credits
http://www.thelanguageofmusic.com/