活字日記

毎日読んだ活字系(雑誌、本、新聞、冊子)を可能な限りレポートします。

【10月7日】

2011-10-07 | 新書

3・11以降、政府見解とか学者見解には相当ケチがつくようになりました。でも実は新聞やテレビ報道というのも相当に怪しい。特に新聞は専門でもない記者が知ったかぶりして書く記事も多く、所詮受け狙いが新聞の使命ですから、間違った報道でも訂正は滅多にしないし、しても紙面の片隅で誰も気がつかない。ただでさえ部数が落ちている新聞は、速報性では他のメディアにかなわないのだから、じっくりと吟味された記事を署名付きで書いてもらいたいと思うのですが、いまだに特ダネを狙いすぎていますよね。社会面とか経済面もむろんですが、科学記事は相当にしっかりと吟味してもらわないと、昨今の放射能騒ぎを正しく報道できないのではと思います。科学と似非科学の壁はかなりなグレーゾーン帯が広がっているので、怪しい記事が飛び交ってしまいがちで、読む方も科学というのは白か黒か的に正しさを信じるものですから、似非科学を白と信じさせられると社会のためにも相当な不利益となるでしょう。ということでもうダマされないための「科学」講義


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