地形とか地理に関する本が好きなのですが、土地の文明という本もそれに近い本ということで読みました。冒頭の江戸城の秘密は面白く、江戸城の正門は(普通大手門が正門だと思っていましたが)半蔵門だという説は、けっこう納得できるものでした。その証拠に半蔵門に通じる道(現代でいえば新宿通り)は、尾根道であり両側に尾張、紀伊屋敷を従い、(橋ではなく)土手道でつながっているということだそうです。なるほど、日比谷に面した大手門よりも半蔵門のほうが、地形的には正門だと思われます。
などという話が続くのかと思っていたら、後半はちょっと説教じみた話が多くて閉口もしました(著者は国交省官僚の出)。
「土地の文明」竹村公太郎 PHP研究所
などという話が続くのかと思っていたら、後半はちょっと説教じみた話が多くて閉口もしました(著者は国交省官僚の出)。
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