活字日記

毎日読んだ活字系(雑誌、本、新聞、冊子)を可能な限りレポートします。

【5月18日】

2013-05-18 | 新書

一昨日は一杯飲んで帰ってきまして、その時入った店がなかなかいい日本酒を揃えている店で、飲んだものもなかなか美味しかったので、今日は本棚に並んでいる日本酒の新書を3冊ほどパラパラと読みました。日本酒というのは醸造酒でありますから、原料米と酵母で醗酵させるだけのものです。他のものを添加するとリキュールになってしまいます。しかし、日本酒(清酒)は醸造用アルコールを添加することが認められていて、それが入っていても日本酒と名乗れるのです。本醸造と名乗っている酒がそうですが、ちなみにこれをアメリカに持っていくとリキュールとされてしまうのですね。ですから、本来純米酒が日本酒と名乗るべき酒なのであります。ちなみに、美味しい不味いということでなく、日本酒という醸造酒は純米酒であるべきだという話です。醸造アルコールを添加するのはメーカーの都合であって、歴史的な由来があるのですが、現代では廃止してもらいたいものです。今時、自分の都合でしか製品を作らないメーカーは不作為だと思いますがね。同じ醸造酒でワインが醸造アルコールが添加されているということはあり得ません。ちなみに添加された製品もあって、それはシェリー酒というリキュールになりますね。ビールも醸造酒で本来、麦とホップだけで作られるべきものですが、日本のラガービールと称する古典的ブランドはコーンスターチなどが混ざっていますよね。

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