活字日記

毎日読んだ活字系(雑誌、本、新聞、冊子)を可能な限りレポートします。

【4月10日】

2013-04-10 | 新書

よく言われるのですが、社会「科学」として、経済学は将来を予想できるのかという問題に対して、経済学は答えを出すことは出来ません。自然科学はある程度法則に則れば、あるいは数式によって将来を予測可能なのですが、経済学は過去を分析することはできても、先々を読むことはできません。もちろん、マネーがだぶつけばインフレになるとか予測は出来ますが、明日の株価を予測は出来ないし、一年後の石油価格を求めることも出来ません。今現在も正しく分析することすら出来ないと自分は思っています。今が正しく分析できれば明日のことも分析できるはずですし。でも経済学は社会を分析する道具として存在し続けることになります。そう常々思ってきたので、経済学に何が出来るかというタイトルに惹かれて買って読んでいます。

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