定期旅客航空路が無い時代は、鉄道か船路しか旅の手段はありませんでしたが、日本から欧州にいくのには、インド経由の南航路と太平洋とアメリカ大陸と大西洋を横断するものがありました。シベリア鉄道が開通すると、その快適さはともかく時間は大幅に短縮されました。船の半分になったのです。客車は一等から三等まであって、庶民は三等に乗ったのですが、一等でも船の半分の値段だったようで、いい時代なら一等の旅行はそれなりに快適だったといえます。東京発伯林(ベルリン)行きの切符があったりして、なんか夢がありますね。シベリア鉄道紀行史は実際に旅をした政治家、新聞記者、文学者(与謝野晶子や二葉亭四迷など)、官僚などの紀行を元に構成したもので面白いです。
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