はじめての宗教論左巻を読了しました。ナショナリズムと神学というサブタイトルで、ナショナリズムは宗教であるというのが著者の持論。尖閣諸島を巡って日中のナショナリズムが盛り上がるのも宗教戦争というわけです。神学というのはくそ難しいキリスト教の坊さんだけが学ぶものかと思っていましたが、そういう宗教のプロだけでなく、教養として神学を学ぶのは欧米と渡り合うのに必要なことであることがわかってきました。神学と哲学は非常に近しいものでありますが、別物であるということも理解できました。
本棚の整理で出てきた本の一つで、アーウィン・ショーの短編集夏服を着た女たちを読んでいます。常盤新平の訳で奥付は1979年で32年前の単行本です。今は講談社文庫になっていますが、当時やはり講談社の単行本です。表紙絵とタイトルに惹かれて(若き頃)買ったのを覚えています。
「はじめての宗教論 左巻」佐藤優 NHK出版新書
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