【3月14日】

　初めて買った雑誌というのはページをめくるときに結構わくわくしますね。今回初めて大法輪という仏教雑誌を買ってみました。このところ宗教の本を読んだので勢いをつけて買ってみた次第です。大昔、高校生の頃この大法輪を学校の机で読んでいる級友がいて、周囲の友達となんと地味な本を読んでいるんだと小馬鹿にしたことがありまして、そのときに大法輪という雑誌が頭に刻まれたのです。高校生でも読める仏教雑誌があるということにいささか驚きがあった思い出です。
　それから歳は巡りこの雑誌を初めて買ってみたのです。漠然と買ったわけではなく日蓮宗特集ということでそれが読みたくて買ったのですが、なぜ鎌倉仏教の中で日蓮宗はちょっとほかの宗派と特殊な見方をされてきたのかというのが知りたかったからです。
　なにぶん無宗教であっても宗教そのものには興味はあるので、どんな宗教、宗派でも一応の興味を持って接するのが我が身のあり方であります。

「大法輪　４月号」大法輪閣