【3月8日】

　昨日読みかけの男の隠れ家を読みながらの朝の通勤電車。文豪の生活ということで谷崎潤一郎とか川端康成とか中上健次とか多くの作家達の旅、食、教えなどが載っています。特に目についたのは吉田健一のライフスタイルですね。イギリス仕込みのダンディさが素敵です。
　車内吊りに誘われて経済界なんてのを買ってしまいました。借金棒引きをしてもらったのに利益が出たとノー天気なことを言っているゼネコンゾンビ企業の経営者へのインタビューです。大京とか飛島建設は取材に応じていましたが、長谷工は取材逃げでゾンビらしいところを見せていましたね。どんなにレベルの低い経営をしても赤字を棒引きしてくれるなら誰でも社長になれます。そんなゼネコンは本来市場から退場してもらうのが筋でしたが、公共事業と一体になったゼネコンはダイエーとかマイカルとかの流通とかと違って大甘な査定をしてもらっています。税金を投入されているという事実を国民は再度思い出すべきですね。