活字日記

毎日読んだ活字系(雑誌、本、新聞、冊子)を可能な限りレポートします。

【3月3日】

2006-03-03 | 新書
 「はじめての超ひも理論」は超ひも理論の本は何冊か読みましたがこの本は一番わかりやすいと思います。まだ半分までしか読んでいませんが、いきなり超ひもではなく素粒子の構造がやさしく解説されたり、そのおかげでスーパーカミオカンデでニュートリノが捕まったという小柴博士のノーベル受賞理由の実験の意味がわかりました。宇宙論の本としても理解が進みます。ビッグバンの前のインフレーションとは何かとか宇宙開闢を遡っても0時までは遡れず、10の-41乗秒までしか遡れないのだそうです。そこから前は虚時間が存在しているというのですが、この辺りのわかりにくいところも他の本に比べると優しく例を取って解説してくれます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする