またまたなのですが少しご無沙汰してしまいました。4月上旬の次女夫婦の滞在後少し休憩をしたかなと思った先に 中旬から長女夫婦の滞在1週間。婿さんは仕事があるので長女と孫を車で送り届けて1泊で帰宅してしまいましたが。
フランス現在3か月にわたる鉄道スト続いておりその中とっても嬉しい配慮と思っています。彼女たちの滞在中色々お料理はもちろん作りましたが一緒に過ごす時間は大切 楽しく忙しく過ごし 見送った後はいつものごとくに少し疲れてしまいました。
彼女滞在中のお料理はまた後にご紹介、今日は今週週末に作ったお料理ご紹介致します。
鱏のひれとホワイトアスパラガス エシャロットソース
エイはこの地方で好んで食べられるお魚です。この日も新鮮で立派なエイを見つけお料理したいと思いました。
鱏のお料理のクラッシックは焦がしバターソースの raie au beurre noir
またはケーパー使用のやはりバターソースの raie aux capre
どちらもフランスクラッシックバター使用量の多い料理です。他の料理方も考え主人に相談しました。色々私の料理の意向考えを聞いた後
どのような提案を聞いても君は頭にすでに好みの料理を創作しているでしょ。 独自の料理に走るから何も言えないよ。
でも 僕は今日はクリーミーなソースが良いかな。
主人の今日の思考を尊重 クリーミーなソース旬のホワイトアスパラガスと組み合わせの私風の料理となりました。
いつもながらこの位?という分量のお料理のご紹介です。
材料 2-4人分
*エイ のひれ 500g
*エシャロット 100g 微塵切り
*大蒜 2片 微塵切り
*白ワイン 20cl
*チキンコンソメキューブ 1/2個 + 水 10l
*タイム ローリエ セロリ軸
*オリーヴオイル 大1
*バター 20g
* 生クリーム 20cl
*マスタード 大1
*ケーパー 大3
*塩、胡椒
*パセリ 微塵切り
付け合わせ
じゃが芋 皮を剝いて蒸したもの
ホワイトアスパラガス (今日はビオのものでした)塩を入れた茹で湯がいたもの
作り方
1 エイはタイム、ローリエ、セロリ軸、塩、胡椒 白ワインを少し加えた冷水に入れ静かに煮立たせます。煮立ってからもあまり沸騰させないように5分位 灰汁をとってその後蓋をして20分ほどソースが出来上がるまでその中で保温する。
フランスの料理では20分ほど煮続けるというレシピが多いですがこれは昔土地の有名なお魚屋さんのお婆さんに今日のレシピ伝授 美味しいエイの茹で方です。しっとり仕上がります。
2 オリーヴオイルとバターを熱しその中でエシャロットと大蒜を焦がさないように透き通るまで炒める。
3 2に白ワインとチキンブイヨンを加え 半量になるまで煮詰める。
4 3 に 生クリーム、マスタード、ケーパーを加え 塩 胡椒で味を調節 パセリの微塵切りを加える。
5 エイは皮と骨を取り除き熱々を皿にのせ 同じくゆでたての熱々のホワイトアスパラガス じゃが芋も。もちろん熱々のソースを添えて即召し上がれ。
エイを茹でた汁はとても美味しい出汁が出ていたのでホワイトアスパラガスを茹でた汁と混ぜ夕飯にスープを作りました。今日はご紹介なしですが。
翌日のメニュー
二人では食べきれずリサイクルの献立にしました。
5月1日メーデー
フランス式にオードブルから
フォワグラ入り鴨のパテ アン クルート
これは残念ながら私の作品ではないのですが美味しいお惣菜屋さんで求めました。
フォワグラを含め とっても美味しかったです。たまにはお買い求めのお料理も良いなと思いました。
エイとホワイトアスパラガスのフイイテ
残りのエイとホワイトアスパラガスを細かく切りベシャメルソースを加えパットフイイテ焼いた中に詰め込みました。
我が家ではお料理残ると翌日このようにリサイクルのお料理が多いのですが興が変わりちょっと味つけを変えて美味しいものです。
パットフイイテ(パイ皮)で私の凝るところは 小さなパイ皮を使用しました
1 軽くするため 市販のパイ皮の説明のように包まずパイ皮は前もって焼いておくこと。
2 パイ皮四角なもの周囲1cmほどにパイ皮半分の深さに切り目を入れ中心分には軽く鹿の子のの切れ目を入れ卵黄を塗り180度のオーヴンで18分ほどパリっとするまで焼く。
3 ナイフでそっと蓋の部分を切り取り中に熱々の美味しい中身を入れ蓋をして食卓に運んでください。
春のサラダ
市販のサラダ菜に庭から野生のルッコラ、フェンネル、セージの花、パクレット(ヒナギク)の花 等々摘んで春らしいグリーンサラダです。
もちろん皆食用野草ですよ。
5月1日。この日の鈴蘭は幸せを運んでくれると言います。心から好きな香り。香水は頭がくらくらするので好まなく使用しない私なのですが 随一好んでいた シャネルのN°9 は鈴蘭の香りほんの少し楽しんでいました。現在市場から消えてしまい香水とは本当に無縁 若かった日々の思い出のみです。
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そしてコメントとても楽しみに待っております。
北海道では「カスベ」というエイの仲間が出回りますがそれで代用してもいいのかな?と思いました。
いつもは普通にお醤油で煮付け魚にしたり唐揚げにするくらいしかないのですがフランス風も試してみたくなりました。
そしてパイの器がものすごくおしゃれです。お花の入っているサラダもうきうきしますね。
スズランは幸せを運んでくるのですか?うちの庭にも咲いているかもしれません。
シャネルのNo9はわたしも若い頃好んで使っていました。
今でもその香りを嗅ぐとフラッシュバックしたようになります。
お早うございます
鱏のひれとホワイトアスパラガス エシャロットソース
フォワグラ入り鴨のパテ アン クルート
エイとホワイトアスパラガスのフイイテ
春のサラダ
素晴らしいお料理ですね
美味しそうです
素敵なレシピありがとうございます
5月1日の鈴蘭は幸せを運んでくるとフランスではこの日パン屋さんをはじめとする商店の前で子供たちが花束売っています。幸せは運んで欲しいですよね。シャネルのN°9は消えてしまい残念です。私の随一の好みの香水でした。
いつものようにみたからに美味しそうなのが伝わってきます。
この半年くらいですがこのお魚屋さんに出入り彼はすごくグルメそう 私のちょっと注文の多い捌き方も了解してくれます。どのような火の入れ方が良いかと尋ねたら個性的なのはオーブン、優しい味はクールブイヨンが良いとで後者いつもの私の料理法を選びました。
目で楽しんで味で楽しめるお皿で
参考にしたいなと思うことが多いのですが
残念ながら私はエイを食べたことはありません。
日本では以前はホワイトアスパラガスもあまり見かけなかったのですが
最近はスーパーでたまに売られていることもありますが・・・
お花畑のようなグリーンサラダもとても素敵です♫
現在ホワイトアスパラガスの季節。ここから少し南ボルドー少し手前のブライ産のものがフランスでは評価されていて美味しいものが手に入ります。
盛り付けは私にとって大事です。主人視力失って見えなくても綺麗なお皿 骨も全部抜き 食べる前に説明します。高級レストランだったらもっと少なめによそるのでしょうけれど家庭料理ですものね。笑
マルシェで買ってきた美味しいサラダでも何かパンチが無いという主人に庭の食用野草や花々でパンチを加えています。
ありません。
アンモニア臭が強いと聞きますが、販売の時点で臭いの元を処理して
くれているのですか?
フォアグラ入り鴨のパテ、魅力的♡
アイディアのヒントをくれると云ってた室内のマルシェのあのお店?
たまには手抜きに市販のものも食卓にと。美味しいお店で買いました。100パーセント私の料理に慣れている主人には私らしくないねと言われましたが。笑
このフォワグラ美味しかったです。