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Fleur de sel 塩の華

フランス ボルドー コニャックも近いラロシェル海辺の家でオーガニック素材 新鮮な海と土地の幸の健康料理ご紹介致します。

エイのひれとホワイトアスパラガス エシャロットソース と翌日のリサイクル料理

2018-05-04 04:08:42 | 魚貝料理 poissons

またまたなのですが少しご無沙汰してしまいました。4月上旬の次女夫婦の滞在後少し休憩をしたかなと思った先に 中旬から長女夫婦の滞在1週間。婿さんは仕事があるので長女と孫を車で送り届けて1泊で帰宅してしまいましたが。

フランス現在3か月にわたる鉄道スト続いておりその中とっても嬉しい配慮と思っています。彼女たちの滞在中色々お料理はもちろん作りましたが一緒に過ごす時間は大切 楽しく忙しく過ごし 見送った後はいつものごとくに少し疲れてしまいました。

彼女滞在中のお料理はまた後にご紹介、今日は今週週末に作ったお料理ご紹介致します。

鱏のひれとホワイトアスパラガス エシャロットソース

エイはこの地方で好んで食べられるお魚です。この日も新鮮で立派なエイを見つけお料理したいと思いました。

鱏のお料理のクラッシックは焦がしバターソースの raie au beurre noir

またはケーパー使用のやはりバターソースの raie aux capre 

どちらもフランスクラッシックバター使用量の多い料理です。他の料理方も考え主人に相談しました。色々私の料理の意向考えを聞いた後

どのような提案を聞いても君は頭にすでに好みの料理を創作しているでしょ。 独自の料理に走るから何も言えないよ。

でも 僕は今日はクリーミーなソースが良いかな。

主人の今日の思考を尊重 クリーミーなソース旬のホワイトアスパラガスと組み合わせの私風の料理となりました。

いつもながらこの位?という分量のお料理のご紹介です。

  材料 2-4人分

 *エイ のひれ 500g

 *エシャロット  100g 微塵切り

 *大蒜 2片 微塵切り

 *白ワイン 20cl

 *チキンコンソメキューブ 1/2個 + 水 10l

 *タイム ローリエ セロリ軸

 *オリーヴオイル 大1

 *バター 20g

 * 生クリーム 20cl

 *マスタード 大1

 *ケーパー 大3

 *塩、胡椒

 *パセリ 微塵切り

   付け合わせ

じゃが芋 皮を剝いて蒸したもの

ホワイトアスパラガス (今日はビオのものでした)塩を入れた茹で湯がいたもの

   作り方

1 エイはタイム、ローリエ、セロリ軸、塩、胡椒 白ワインを少し加えた冷水に入れ静かに煮立たせます。煮立ってからもあまり沸騰させないように5分位 灰汁をとってその後蓋をして20分ほどソースが出来上がるまでその中で保温する。

フランスの料理では20分ほど煮続けるというレシピが多いですがこれは昔土地の有名なお魚屋さんのお婆さんに今日のレシピ伝授 美味しいエイの茹で方です。しっとり仕上がります。

2 オリーヴオイルとバターを熱しその中でエシャロットと大蒜を焦がさないように透き通るまで炒める。

3 2に白ワインとチキンブイヨンを加え 半量になるまで煮詰める。

4 3 に 生クリーム、マスタード、ケーパーを加え 塩 胡椒で味を調節 パセリの微塵切りを加える。

5 エイは皮と骨を取り除き熱々を皿にのせ 同じくゆでたての熱々のホワイトアスパラガス じゃが芋も。もちろん熱々のソースを添えて即召し上がれ。

 

エイを茹でた汁はとても美味しい出汁が出ていたのでホワイトアスパラガスを茹でた汁と混ぜ夕飯にスープを作りました。今日はご紹介なしですが。

翌日のメニュー

 二人では食べきれずリサイクルの献立にしました。

5月1日メーデー

フランス式にオードブルから

フォワグラ入り鴨のパテ アン クルート

これは残念ながら私の作品ではないのですが美味しいお惣菜屋さんで求めました。

フォワグラを含め とっても美味しかったです。たまにはお買い求めのお料理も良いなと思いました。

 

 エイとホワイトアスパラガスのフイイテ

残りのエイとホワイトアスパラガスを細かく切りベシャメルソースを加えパットフイイテ焼いた中に詰め込みました。

我が家ではお料理残ると翌日このようにリサイクルのお料理が多いのですが興が変わりちょっと味つけを変えて美味しいものです。

パットフイイテ(パイ皮)で私の凝るところは 小さなパイ皮を使用しました

 1 軽くするため 市販のパイ皮の説明のように包まずパイ皮は前もって焼いておくこと。

 2 パイ皮四角なもの周囲1cmほどにパイ皮半分の深さに切り目を入れ中心分には軽く鹿の子のの切れ目を入れ卵黄を塗り180度のオーヴンで18分ほどパリっとするまで焼く。

 3 ナイフでそっと蓋の部分を切り取り中に熱々の美味しい中身を入れ蓋をして食卓に運んでください。

春のサラダ

市販のサラダ菜に庭から野生のルッコラ、フェンネル、セージの花、パクレット(ヒナギク)の花 等々摘んで春らしいグリーンサラダです。

もちろん皆食用野草ですよ。

5月1日。この日の鈴蘭は幸せを運んでくれると言います。心から好きな香り。香水は頭がくらくらするので好まなく使用しない私なのですが 随一好んでいた シャネルのN°9 は鈴蘭の香りほんの少し楽しんでいました。現在市場から消えてしまい香水とは本当に無縁 若かった日々の思い出のみです。

 

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12 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (イブ)
2018-05-04 08:38:55
エイのお料理美味しそうですね。
北海道では「カスベ」というエイの仲間が出回りますがそれで代用してもいいのかな?と思いました。
いつもは普通にお醤油で煮付け魚にしたり唐揚げにするくらいしかないのですがフランス風も試してみたくなりました。
そしてパイの器がものすごくおしゃれです。お花の入っているサラダもうきうきしますね。
スズランは幸せを運んでくるのですか?うちの庭にも咲いているかもしれません。
シャネルのNo9はわたしも若い頃好んで使っていました。
今でもその香りを嗅ぐとフラッシュバックしたようになります。
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Unknown ( ryuji__s1)
2018-05-04 09:33:33
Fleur de selさん
お早うございます
鱏のひれとホワイトアスパラガス エシャロットソース
フォワグラ入り鴨のパテ アン クルート
エイとホワイトアスパラガスのフイイテ
春のサラダ
素晴らしいお料理ですね
美味しそうです
素敵なレシピありがとうございます
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Unknown (yveさんへ)
2018-05-04 23:32:57
北海道は本当に美味しい海産物の宝庫ですね。私は千葉市生まれなのですが本家祖母の甥が魚市場をとり仕切っていたので小さいときから新鮮な魚介類には恵まれて育ちました。当時は東京湾は汚染していらず蟹、蝦蛄、浅利を始め房総半島でも鮑が沢山取れた時代 お肉より魚介類の方が好みです。エイはこの土地に来て初めて食べごく新鮮なものに出会い美味しいと思いました。煮つけは作ったことないのですが今度試してみますね。パイのお料理は普通紹介されているお料理では包むように。パイ皮が厚くなり軽やかさに欠けるので私はこのように作っています。
5月1日の鈴蘭は幸せを運んでくるとフランスではこの日パン屋さんをはじめとする商店の前で子供たちが花束売っています。幸せは運んで欲しいですよね。シャネルのN°9は消えてしまい残念です。私の随一の好みの香水でした。
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ryuji_s1さんへ (fleur de sel)
2018-05-04 23:37:55
現在美味しいエイが出回っています。そしてこの地方の人々の好む魚です。季節のホワイトアスパラガスと新じゃがと取り合わせてみました。主人は日本料理も大好きですがこのようにオードブル メインとゆっくり食べるフランス風な食事も好みなのでよろこんでいました。
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Unknown (Mchappykun2)
2018-05-04 23:45:26
エイのフィレがフランスの伝統料理だという知識はありますが、作ったことはありません。こちらではほとんど手に入らないからです。ずっと昔、勇んで作ったらアンモニア臭がきつかったこともあり、それから遠ざかりました。たまにレストランのメニューで見つけますが、頼んだことはありません。一度、美味しい料理をいただいてみたいです。きっとフランスまで足を運ばなければ美味しいものには出会えないような気がします。
いつものようにみたからに美味しそうなのが伝わってきます。
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Mchappykunさんへ (fleur de sel)
2018-05-05 00:12:26
そうなのです。この土地に着いても新鮮ではないものはアンモニア臭がして私も嫌いでした。土地の人々にはこの魚たいそう好まれています。 お隣のおばあさま 食べ物難しいのですがこのお魚のフアンと存じています。この日信頼のできるお魚屋さんでとても新鮮 立派なので近ずいて匂いを嗅ぎアンモニア臭なく買ってみようかとお魚屋さんのお兄さんと会話をしました。
この半年くらいですがこのお魚屋さんに出入り彼はすごくグルメそう 私のちょっと注文の多い捌き方も了解してくれます。どのような火の入れ方が良いかと尋ねたら個性的なのはオーブン、優しい味はクールブイヨンが良いとで後者いつもの私の料理法を選びました。
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おいしそう~~ (haruharu)
2018-05-05 01:16:17
fleur de selさんのお料理は
目で楽しんで味で楽しめるお皿で
参考にしたいなと思うことが多いのですが
残念ながら私はエイを食べたことはありません。
日本では以前はホワイトアスパラガスもあまり見かけなかったのですが
最近はスーパーでたまに売られていることもありますが・・・
お花畑のようなグリーンサラダもとても素敵です♫
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haruharuさんへ (fleur de sel)
2018-05-05 21:44:09
エイはごくごく新鮮なものでないと食べられません。最近のお気に入りのお魚屋さんは朝荷揚げした魚がっ直接に運ばれてくるお店新鮮さは格別です。
現在ホワイトアスパラガスの季節。ここから少し南ボルドー少し手前のブライ産のものがフランスでは評価されていて美味しいものが手に入ります。
盛り付けは私にとって大事です。主人視力失って見えなくても綺麗なお皿 骨も全部抜き 食べる前に説明します。高級レストランだったらもっと少なめによそるのでしょうけれど家庭料理ですものね。笑
マルシェで買ってきた美味しいサラダでも何かパンチが無いという主人に庭の食用野草や花々でパンチを加えています。
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Unknown (ソーニャ)
2018-05-05 22:15:43
エイは乾物の炙ってマヨネーズで食べるエイヒレしか食べたことが
ありません。
アンモニア臭が強いと聞きますが、販売の時点で臭いの元を処理して
くれているのですか?
フォアグラ入り鴨のパテ、魅力的♡
アイディアのヒントをくれると云ってた室内のマルシェのあのお店?
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ソーニャさん (fleur de sel)
2018-05-06 00:31:12
アンモニアの臭いのきついエイは遠くから入ったもの新鮮ではありません。水揚げ即運ばれるエイはそのような臭いはありません。次回ご賞味くださいね。
たまには手抜きに市販のものも食卓にと。美味しいお店で買いました。100パーセント私の料理に慣れている主人には私らしくないねと言われましたが。笑
このフォワグラ美味しかったです。
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