先月9月にお料理がテーマ中心の映画を見ました。Les recettes de bonheur 幸せを運んでくれるお料理レシピとでも訳したらよいでしょうか。インドの政権クデターでムンバイの人気レストランを失ったインド人家族がヨーロッパを転々フランス南西部 ミシュラン一つ星のフランスレストランのまん前にレストランを構えることになりました。勿論色々な喧噪が起こります。でも生まれついての才能を持つインド人の息子シェフが伝統的なフランス料理に感銘して勉強二つの国のよさを掛け合わせたフランス料理を製作二つ星またはそれ以上のレストランを築くというストーリーです。この映画の上映の際に色々映画の中に出てくる料理とそのリメイクのレシピが紹介されていました。今日はその中からフランス風扱いのタンドリーチキン。フランスで人気のシェフ又は修行中の料理人達が色々な難しい関門に挑戦トップを争うという番組で優勝は逃したけれど人気のあったシェフ フロラン ラデン( Florent Laden)のレシピです。
フランス料理風タンドリーチキン
フロランの強調するのはチキンはあくまでもフランスの日曜日の家族で食べるローストチキンのように皮がぱりぱりに仕上げること。ソースもフランス料理風。焼いた玉葱をソースの器にしてお洒落に仕上がります。
簡単にできてとても美味しいと思いました。
you tube が此処に入っています。フランス語ですが宜しかったらどうぞ。
材料
タンドリーチキン
*鶏腿肉 2枚
味付け
A 大蒜 1片 微塵切り
A レモン汁 1/2個分
A パプリカ粉
A 塩 胡椒 (少々)
マリナード (私はこの半量で作りました)
B タンドリースパイス粉 大2
B ブルガリーヨーグルト 1 (12,5cl)
B 塩 胡椒 (少々)
* 玉葱 小さ目の中 2 オーガニックのものを使用
* オリーヴオイル
ソース
* 植物油(向日葵油)+バター 大1-2
* エシャロット 2+大蒜 1片 微塵切り レシピでは入っていません。
* トマト 大1 皮を剥いて微塵切り
* 蜂蜜 小1
* タンドリースパイス粉 小1
* 塩 胡椒
* 生クリーム 少々 (大1-2)
作り方
1 鶏腿肉は骨を外し(フランスでは骨なしの腿肉は売っていないのですが日本なら簡単に手に入りますよね)皮の部分では無い面(塩、胡椒は皮の部分にも、ただし塩 胡椒は薄目にしてください)をA の香辛料で味をつける。
2 鶏肉を二つ折になるように仕立て置く。深皿にB を混ぜたものを入れ皮と反対の身の方をその上に載せ冷蔵庫に最低2時間入れマリネして置く。外側の皮には絶対にマリネ液がつかないように注意してください。これは皮をパリパリに仕上げるためです。二つ折りにする。
3 玉葱は皮つきのまま 横に二つ切りフライパンにオリーブオイルを大目に敷き切り口の方を下にして弱火でゆっくり焦げないように全体に固めに火が通るまで焼く。焼いた後余熱で全体が柔らかくなります。この玉ねぎはトマトソースを入れる器となります。
4 玉葱を焼いたフライパンとその油で鶏肉を焼きます。鶏肉を入れたらクッキングペーパーを被せその上に水を入れた鍋を載せ圧力をかけて焼きます。片面10分出焼き時間は20分。
5 その間にソースを作ります。植物油とバターを溶かし玉葱 大蒜を炒め透き通ったらトマトのコンキャッセ、蜂蜜、タンドリー粉を加える。トマトが煮詰まったら生クリームを加え塩、胡椒で味を調える。
6 タンドリーチキンは5くらいに切り分ける。
7 玉葱は一枚一枚剥がして器を作りトマトソースをその中に入れる。
8 皿に盛り付ける。バルザミコソースを飾りました。
9 今日のお米はバスマティに何種類かの木の実の入った物です。
パセリ、ミント、コーリアンダーなどを添える。フロランシェフはパセリとマージョレーヌを添えていました。
主人の白内障緑内障の手術後 国立病院のみでの扱いの難しい薬の点滴治療での病院通いを始めその他にも色々 忙しい日々を送っておりまたまた更新が遅れてしまいました。前に作ったお料理が多いのですがご紹介したいと思いまた書き始めました。宜しくお願い致しますね。
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そしてコメントとても楽しみに待っております。
ご主人、手術をされて視界が明るくなられたでしょう。
国立病院通いは大変でしょうが、頑張ってください。
この映画、知りませんでした。
もう公開されていないのでしょうね。
レシピ本の写真かと思いました。
凄くお洒落でおもてなしにもぴったりですね。
少し黒くなった玉ねぎの淵がビジュアル的に良いアクセントになってますね。
もも肉をの骨を外すといつもボロボロになってしまうので、hauts de cuissesを使って作って見ます。
食は文化ですから、色々な文化が混ざり合って新しい料理を創造していくって素晴らしいことですね。
玉葱はちょっと焦がすと美味しいですよね。それを器に使うというのが素敵なアイディアです。
ご主人様の病院通い、大変ですね。塩の華さんもお疲れのないように。
去年見たスタンリーのお弁当箱から始まってマダムイン
ニューヨーク、めぐり合いのお弁当とインで映画が
元気ですね。それもダンスなしの食♡
インド料理とフランス風コスプレというのも面白いです。
玉葱をお皿に飾り付けがなんともかわいらしい。
日本では来年あたりに見られるかしら?上映されたら
ミッテランの時のようにそのお料理を食べさせて
くれるレストランがあることを期待しちゃいます。
寒くなっているでしょうから、体調を崩さないよう
留意して下さいね。
この映画は良い作品を作る監督のものなのだけれど軽いタッチのハピーエンドっでフランス的ではなくあまり長く上映はしないだろうけれどきっと君の好みだ空見に行ったら主人に言われて独りで見に行きました。楽しく見てきました。この玉葱焦がしてしまったと思ったけれどかえって装飾的に。鶏肉がジュシー出美味しいと思いました。