Fleur de sel 塩の華

フランス ボルドー コニャックも近いラロシェル海辺の家でオーガニック素材 新鮮な海と土地の幸の健康料理ご紹介致します。

鯔の横着オーブン焼きと頭利用のスープ ド ポワッソン

2016-05-25 00:03:40 | 魚貝料理 poissons

先日の鯔のお料理に話が戻ります。 捌いたとき骨のないフィレを生食用に除いてから残りの半身はこの様にオーブンで焼きました。

いつもの私の料理のごとくオーブンに入れるだけで野菜もタップリ同時にソースも出来上がる横着 でも美味しい魚料理です。鯔にはこだわらず他のお魚でも応用が効きますので是非。中骨付きの魚はオーブンで焼くととても美味しいだしの出るソースが出来上がります。 

 

  材料 2-3人前

*鯔 中骨付き 半身

*ズッキーニ 中2本

*パプリカ 半個 そのままでもよいのですが前日にサラダに入れるためにオーブンで焼いて皮を除いたものがあったのでそれを使用

*玉葱 小 1 微塵切り

*大蒜 3片 叩いてつぶしてから微塵切り

*トマト 大1 皮を除き微塵切り

*マッシュルーム

*ローズマリー、セージ、ローリエ、タイム等

*塩、胡椒

*白ワイン 10cl+薄めのチキンブイヨン 10cl

*オリーブオイル 大1-2 好みの分量で

 

  作り方

魚の片身に切り目を入れ塩、胡椒。 レモンとパプリカを切れ目に挟み野菜 香味量を散らしたオーブン皿に散らし白ワインとブイヨンを注ぎオリーブオイルをかけ180度のオーブンで35分ほど焼く。

途中で時々汁を魚の上にかけ野菜も少しかき混ぜる。

焼き上がりレモン汁と好みでお醤油をかけると美味しいです。

雑穀米を含むご飯はもちろんジャガイモやパンと美味しいです。

庭のハーブは花で満開

 

 

セージの花

 ちょっと盛りを過ぎているのですが。

スープ ド ポワッソン

ところで スープ ド ポワッソンなのですが 我が家では頭付きの魚を買うことが多いので よくフュメ(ブイヨン)を作ります。

  ブイヨンの作り方

日本的なお料理なら昆布で 今日のようにフランス風の時には頭にさっと熱湯をかけてから冷蔵庫に半端に残っている香味野菜、葱、セロリ、人参など大蒜や生姜 皮のままつぶしたものと一緒に上の写真のハーブ(全部入れなくても好みのものでよろしいです。)と白ワインを入れて(チキンキューブを入れるとこくが出ます)塩 胡椒 あくを取りながら40分ほど静かに濁らないように煮てからシノワで濾します。

今日はカタプラーナを作った時のメルルーサの頭を冷凍しておいたものも入れたのでとても美味しい味が出ました。

これからが本番

  材料 分量はお好みの量とお任せいたします。

*ポワロー 長葱の白い部分

*セロリ 微塵切り

*トマト 皮を剝いて微塵切り

*じゃが芋 皮を剝いて 小さめに

*大蒜 (私は此処でもまた追加してしまいます。苦笑)

 作り方

上の材料をオリーブオイル(バターを半分入れても)を熱した中で焦がさないように炒めてからブイヨンを注ぎ野菜が柔らかくなるまで煮てからミキサーにかける。

生クリームを入れる人もいますが私はスープ ド ポワッソンには入れません。トマトの酸味が味を引き立ててくれます。

添えるものはクルトン

  これも残り物 利用なのです。

硬くなってしまったバゲットパンをサイコロに切り 大蒜の摩り下ろしたものとオリーブオイルで混ぜオーブンできれいな色がつくまで時折転がしながら焼き上げます。これはサラダに入れても美味しいものです。

そしてグルイエールチーズ

フランスではルイユ(アイオリソースにサフランを入れたもの)を添える人もありますがリッチになってしまうので無しに。

 今日も魚一匹全部使い切り満足しています。

 

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