今日も又デサートの記事になってしまいました。大人数の時には(それでなくても)あまり お料理は皆目分量でレシピをかけないし温かいお料理を即と考え写真は撮りませんでした。このお菓子の写真は何故か?簡単な割に美味しいと思うのでご紹介します。2回ほど作り前一回目のほうが苺を中に入れずに数段綺麗にできていたのに写真には撮ってありませんでした。考える暇もなくかなり忙しく過ごしていたのだと思います。
苺とバナナのシュニッテン
長女とその伴侶と次女とボーイフレンドが滞在した長い週末 次女のボーイフレンドは朝食時ルバーブのコンフィチュールが気に入っていたのですが長女の伴侶は好き嫌いが激しく 他にも皆庭で育った自家製の無花果 プラムのコンフィチュールや 林檎のジュレなどもあるのですが駄目だなーと思い即席に季節の彼の好きな苺でコンフィチュールを作りました。
コンフィチュール作りについて
近頃はゼラチンの入る短時間でできるコンフィチュール作りが流行っています。でも私は昔からの方法で気長に煮詰める方法が好きです。ただ砂糖の量はかなり低くします。レモン汁を沢山入れて私の好みの酸味の味がにペクチン反応を加えます。煮詰めるのでさっと煮たコンフィチュールに比べ色は爽やかさに劣るとも思いますが 砂糖の量が少ない割には長く保存が可能です。
苺のコンフィチュール
苺のコンフィチュール
* 苺 1㎏ 軽く洗い丁寧に水を切りへたを取ってから適当な大きさに切る。今日はガリゲットという種の小さなものだったので半分切り
* グラニュー糖 700g お菓子を作るときには肌理が粗くなるので使いませんがコンフィチュールには絶対
* レモン汁 大きなレモン1個分
苺にグラニュー糖とレモン汁をかけ3時間ほど水が出てくるまで置きます。12時間置くというレシピもありますが気候により発酵してくる場合もあるのでケース バイ ケースでご判断ください。
ゆっくりあくが強いなら取りながら煮詰め(あまりあくが出るようなら少量バターを加えると止まります。)煮詰まったら煮沸消毒した瓶に入れ蓋をして即ひっくり返し冷やします。
煮詰まり加減は前に何度もご紹介したけれども冷凍庫で冷やしておいた皿に煮詰まったコンフィチュールを落とし即固まったら煮えています。
苺のコンフィチュール
苺とバナナのシュニッテンは入江麻木さんのレシピにアイディアをお借りしました。
本来のレシピをご紹介致します。
材料
* 苺をジャム状に煮詰める
苺 正味 200g
グラニュー糖 100g
* 粉ゼラチン 5-6g
* 水 大 2
* グランマルニエール 小1 (オレンジ風味のリキュールです)ホワイトラムなどでも
* 生クリーム 200cc
* 砂糖 20g
* スポンジケーキ 5mm厚さ 1枚(前日ご紹介したジェノワーズを利用しました)
* バナナ 3本
* レモン汁 適量
作り方
1 まず軽い苺ジャムを作る。(前述したので省きます)
2 バナナは皮を剥きたてに三等分色が変わらないようにレモン汁をかけておく。
3 粉ゼラチンに水大1を加えふやかして置き水大1を加え中火で溶かす。(私は電子レンジを使用)
4 ゼラチンにグランドマニエールなどのリキュールを加え(私はラム酒)よく混ぜ荒熱をとる。
5 生クリームは砂糖を加え半立てにしてから3のゼラチンを加え8分仕立てにする。(私はコンフィチュールの砂糖の量保存のためにレシピより多いので砂糖は加えませんでした)
6 1の軽い苺ジャム(私は私の作ったコンフィチュール正味200g)に4 のゼラチン入りの生クリームを混ぜる。
7 ケーキ型にクレラップを敷き(これはいつも私の行う取り出しやすいように)ジェノワーズを敷きその上に苺風味の生クリームを1/2流す。(ビスケットはチョコレートのテリーヌのようにお酒の入ったシロップを少し掛けるとよりしっとりして美味しいと思います。)
(レシピでは1/3量を流しバナナを敷き2/3量を流します)
8 バナナを載せて残り半量の苺風味の生クリームを流し冷蔵庫で冷やし固める。
本来は上に苺を飾るのですが冷蔵庫が冷えすぎて苺が少し冷えずぎて凍りかけてしまい飾り用に取って置いた苺を苺のムースの中に入れてしまいました。水っぽくなってしまいました。一番初めに作った時は入れずにもっと綺麗に出来上がたのですが写真は撮りませんでした。入れないことお勧めします。
人が集まりお料理に追われるとデサートは何にしようかと頭を悩ませます。デサート作りは結構時間が掛るし心に余裕のないときには面倒くさいのですよね。でもデサートがないと締めくくりにならないのです。私はデサート派ではないので時には本当に苦労します。(涙)
このレシピを見ていてなんとなく作った苺のコンフィチュールで手早くできそうな気がして作りました。本当に手早くできました。とってもあっさりしています。
スポンジケーキ(ジェノワーズ)は市販のものを使用しても良いしジェノワーズはバターが入っていないので本当に軽いのでこくのある味のおこにみのかたはチーズケーキを作るときのように砕いたビスケットとバターを敷いても良いと思います。
入江麻木さんのお菓子は本当に溜息のでるような素晴らしいお菓子で比べることはできないのですがばたばた慌てて作った私の愚作ご紹介いたしました。近いうちにゆとりのある時間に本格的に作ってみたいと思っています。
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