Fleur de sel 塩の華

フランス ボルドー コニャックも近いラロシェル海辺の家でオーガニック素材 新鮮な海と土地の幸の健康料理ご紹介致します。

プログのお友達との食事 1 海の幸中心

2014-06-28 04:52:50 | 魚貝料理 poissons

 プログのお友達のソーニャさんと一緒に過ごした一週間 あまり写真は撮りませんでした。 朝食後は車でマルシェを意識した近郊を訪れ散策(訪れた所については後語りたいと思っています) 毎日知らず知らず10000歩ほど近く歩いた日もあったようです。 その後求めた食材でお料理遅めのワインと共に長い時間をかけての昼食 かたずけてコーヒータイムの後ちょっと休んだら又にはまた夕食の支度 主人がポルトガル旅行で不在だったので二人で日本語の会話でソーニャさんもリラックスの環境でお過ごしになられたと思います。このお食事は3日目のお昼のものです。海の幸の好きな彼女に土地の美味しいものを食べてもらいと思いマルシェで一緒に食べたいものを選んでもらい購入しました。

千葉で生まれた私は蟹は幼い時から本当に沢山食べているので味には割と厳しいのですがラロシェルの蟹はとっても美味しいです。購入する時にはいつも雌と指定します。フランスではすでに茹でてあるものを購入される方が多いです。でも私はこだわり派で生きている生の蟹を自分の好みでゆで上げるのが好きです。

母は湯気の上がった蒸し器で蒸していました。私も長いこと同じように。でも 最近私は水の中に塩 胡椒とローリエを入れ静かに煮立て湯が煮立ってから本当にことことの静かな湯で20分という方法をとっています。この様に合うると蟹のハサミや脚もバラバラにならず綺麗に茹であがります。ラロシェルに住み始めたころもう70歳 お魚屋さんの御婆さんとっても可愛がって下さりお買い物のたびに色々な土地の魚のお料理教えてくださいました。16歳で嫁ぎ色々苦労をされたけれど確実に自分の地位を獲得された有名な方です。小さかった2人の娘達を引き連れてのお買い物だったから目を惹かれたのかもしれませんね。私の買いつけの牡蠣業者のナターシャも同じ方法で蟹を茹でるそうです。

水から生きた蟹を入れるのは蟹にとってはちょっと残酷なのですが(フランスでは生きた蟹を冷凍庫に入れ蟹の感触をなくしてから調理する方もあります。どちらも残酷な話ですよね。なんだか食べるのが辛くなる話になりました。

crevette grise クルベット グリース

これもソーニャさんとっても興味示されました。普通は茹でてあります。でもこの日は新鮮な生きているものを購入して我が家でゆでました。私のこだわりかも知れません。売られているゆであがった物は余り私の好みではないかも。

グリーズというのはグレーの色のことです。茹でる前は確かにグレーです。この海老の特徴はひげごと食べてもチクチクしません。丸ごと食べられる海老です。でも気になる方ひげや頭を除きたい方々もいらっしゃると思います。

沸騰した湯に粗塩を加えぴんぴん生きた海老を入れさっと湯がいただけです。アイオリソースを添えました。

つぶ貝

 

これもソーニャさんのリクエスト。粒貝やはり小粒のものが美味しいです。これも胡椒をかなり加え沸騰した湯に粗塩を加え15分程で茹で上げました。

お喋りをしていて20分経過してしまったのですが美味しく茹であがりました。好みでゆであがりにカイエンヌを振りかけると美味しいです。これもアイオリソースでいただきます。

アーティチョークのサラダ

前日前菜に出したアーティチョーク食べきれなかったので 胡瓜 ラディッシュ 新玉ねぎ にエストラゴンを加えたサラダに。

アーティチョーク

 

アーティチョークは日本から来られた方々にはとっても興味があるよう。今シーズン真っ最中です。グルメなソーニャさん丸のままの食べ方は初めてと喜んでくださいました。

 ジョンシェ

これは美味しい濃い牛乳に凝固剤を加え葦のすだれに包み水分を落とした軽ーいお豆腐のようなものです。これにアーモンドのエキスの軽いシロップをかけてデサートに頂きます。この日マルシェで見つけた時これは絶対ソーニャさんに食べてほしいと思いました。

このデサートはフランスの元大統領のフランソワ ミッテランの大好物だったとは知られている話です。なお彼の故郷はジャルナック 此処から遠くない日本の皆さんご存知のコニャック( コニャック酒を産する地)に隣接した街です。

更新遅れています。その美さんが無事に立った後また翌々日から主人の関係でドイツからのお客様。またお料理の準備が始まります。でも撮ったお料理は少しだけれど徐々にご紹介したいと思っています。

 

下のプログのランキングに参加しています。下のマーク クリックして応援してくださるととても幸せに思います。

 そしてコメントとても楽しみに待っております。

 にほんブログ村 料理ブログ 各国料理(レシピ)へ
にほんブログ村