Fleur de sel 塩の華

フランス ボルドー コニャックも近いラロシェル海辺の家でオーガニック素材 新鮮な海と土地の幸の健康料理ご紹介致します。

復活祭の日の昼食

2013-04-02 07:13:59 | 肉料理 Viandes

木曜日の朝此処から150kmほど離れた漫画 劇画 イラストのコンクールで有名な土地アングレームに住む甥から主人にメイルが入りガールフレンドと週末泊りがけで遊びに着たいと問い合わせがありました。 19時だってよ。

金曜の夜食卓を整えて待つこと。連絡は取れないし。私はくたびれて部屋で休憩をしていたら9時近くなって主人。週末ってきっと土曜からじゃないのかな?もう待たないで食べようとよ と。

やはり土曜日に来訪。 週末は金曜日の夜から?土曜の夜から? 

子羊のロースト

 

夫婦だけで過す長い週末と思っていたけれど若い人々の来訪でにぎやかに過しました。日曜の復活祭の日には子羊中心のメニューに。

腿肉の塊を焼くには4人では大きすぎるので柔らかい鞍下(selle)の部分を購入 開いて塩 胡椒 大蒜 を擦り更に大蒜を沢山ローズマリーを入れたこ紐で芝って外側も同じように調味しオリーブオイルをかけて1時間ほど馴染ませてから180度のオーブンで焼きました。写真にはでていないのですが大蒜1個皮のまま周りに散らし一緒にオーブンに入れて。この大蒜は皮から出して(大蒜のピュレーと言います)肉からでてきたソースと鉄板を白ワインを小量入れ綺麗にこそいで作るグレーピーソースに加えました。

付け合せは羊と相性の良い隠元。 2種類の豆。隠元豆と白隠元。

隠元豆は茹でてからエシャロット 大蒜の微塵切りとバターで炒め 塩 胡椒 イタリアンパセリの微塵切りを沢山混ぜた物です。

白隠元のトマトソース煮

白隠元 この地方ではモジェットと言い土地の人の好む豆 夏の終わりには生のものが沢山収穫 戻さずそのまま柔らかく煮えてそれは美味しいものです。

私の白隠元の煮方は前にご説明しましたので此処をご覧ください。私は隠元を煮る時には消化のためにセージを好んで使います。

今日はトマトベーストも入りトマトソース多目の味付けにしました。

じゃが芋のソテー

焼いたお肉の付け合せにかかせないのはやはりじゃが芋。

輪切りにしたじゃが芋を水を通してから(澱粉分を除くため)水をふき取り バターとオリーブ半々の中で大蒜の微塵切りとさっと炒め塩 胡椒 パプリカ チキンブイヨンをひたひたに注ぎ羊肉と一緒にオーブンで焼き上げた物 最後にパセリを振り掛けます。

海老とメスクランサラダ

メスクランサラダには色々な葉が入っています。 樫の葉の形のサラダ菜 紫色のトレビス ほうれん草の若芽 ルッコラ レタス マッシュ 等など色々な柔らかい若芽の混じったサラダです。チャービルが入るととっても香り高くなります。

今日はサラダオードブルにしようかと思いラディッシュに海老を加え ドレッシングソースの他にオーロラソースも用意したのですが 散歩に出かけていた若い人達が早く帰ってきたので熱いお肉の御料理からはじめることにしました。

ヨーグルト苺ソースとパオ デ ロ(Le Pao de lo)

先日マルシェッデポルトガル人のスタンドで パオ デ ロ が沢山並んでいました。 日本のカステラの源泉と言われるこの御菓子 ポルトガルでは復活祭のときに食べる御菓子だそう。で前日に焼いておきました。卵 小麦粉 砂糖だけで作るケーキ。バターの入らなくてもぱさ付くことのないお菓子です。サボワケーキの様。 サボワケーキもやはり復活祭の際に食べるお菓子と聞いています。

この御菓子もう何回か焼いて気に入っています。又後日ご紹介致します。

添えたものは。ヨーグルトに蜂蜜を混ぜて混ぜて物の上に 苺を蜂蜜とレモン汁小量を入れてミキサーに掛けたソース。そして苺とミントの葉を飾ったものです。簡単だけれど食後さっぱりした美味しいデサートでス。

会話も進み暖かい陽射しの中で楽しいお食事となりました。

 

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