しげる牧師のブログ

聖書のことばから、エッセイを書いています。
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朝の露 詩篇98篇 <全地よ喜び叫べ>

2017-04-19 | 詩篇

学院の水仙「全地よ。主に喜び叫べ。大声で叫び、喜び歌い、ほめ歌を歌え。」(詩篇98:12新改訳)
詩篇の雄大さは、単にイスラエルだけにとどまらず、全世界のあらゆる者に、神を賛美せよと呼びかけていることにある。そしてこのことはキリストの十字架が成就したとき、文字通り真実となった。▼やがてこひつじの戴冠式が到来する。そのとき、天地宇宙のあらゆる被造物が、「大声で叫び、喜び歌い、ほめ歌を歌う」という旧約預言が完全に実現するのである。「また私は、天と地と、地の下と、海の上のあらゆる造られたもの、およびその中にある生き物がこう言うのを聞いた。『御座にすわる方と、小羊とに、賛美と誉れと栄光と力が永遠にあるように。』」(黙示録5:13同)▼この大礼拝、大賛美に喜びをもって加えられること、それが福音の招きにほかならない。あなたは、すでにその招待状を手にされただろうか。それとも、外の暗黒、神の怒りの炎の中でそのときを迎える人々の仲間であろうか。救いを今のうちに確実なものとしていただこう。▼「主は花嫁を迎うるために、やがてこの世に来たまわん。そのとき我も御前につどい、永遠(とこしなえ)に主と食せん。急ぎ来たりて食せよ、わが筵(むしろ)に座れよと、宣(のたも)う君は、水をも葡萄酒(さけ)に変えたまいし主イエスなり」(インマヌエル讃美歌522)