宮美庵

幸せはいつだって、わたしの中に。

幸せは どんなときも 私の中に・・・

母の記録 5.17、18

2022-05-18 22:38:54 | 日記

備忘録的な記録です。

だらだらだらだら、非常に長いです。

排泄の話などなど、親の恥ずかしい話を書くなんてとんでもないとか汚い話を書くなんてとか、不快に思う方もいると思います。

どうかどうか、無理して読むのはご遠慮ください🙇‍♀️

 

5.17(火)

起床前 37.2℃

一日何度も便意を訴える。トイレに連れていく。が、出ず。10分以上シャワレットで刺激したりしながら待つが出ず。

 

食欲はあり、美味しいね~と、食事も水分補給も量はたっぷりなのだけれど。。

 

夕方、トイレで排便しようと息むも、出ず。かなりつらそう。出口近くまで下りては来ているので、かえってどうしようもなくつらい様子。20分以上過ぎる。消耗が激しくなっている。

出せないのは腹圧が足りないからだろうか。

見かねて最終手段。。。💦

介護用ポリ手袋に、オリーブオイルを塗り、指で掻き出すことにする。

少し痛がったけれど何度かに分けて掻き出し強行。固い便だった。

やっと楽になった~とほっとしていた。

これは、義母のときにも経験済み。

 

 

疲れきったようなので、夕食までベッドでお昼寝。

 

夕食

唾液が少ないせいか、毎回水分をたくさんとりたがる。飲みすぎではと思うくらい。お味噌汁、お水以外にお茶も三杯。ご飯にお味噌汁やお茶をかけてスプーンで食べさせると、あ~美味しいと喜ぶ。噛み方が足りなくなるかなと気になりつつも、食事がはかどるので、ついやってしまう。

父はちゃんとお箸で一品ずつ食べてほしいようで、それもわからなくはない。

 

食後 鎮痛解熱剤○ (朝晩二回)

1時間後 36.8

歯磨き、洗顔を一人で立ったままできた。

移動も、軽く手つなぎで誘導するだけで足を運べる。

就寝前36.5

午後8時過ぎに帰宅🏠🚗💨

 

5.18(水)

 

夜中起きず、熟睡?

朝6時にトイレへ(父誘導)

7時半

実家に到着🏠🚗💨

 

37.1℃

リハビリパンツぐっしょり。父は取り換えることを思い付かなかったらしい。

シャワー浴。さっぱりした~と喜ぶ。

シャワー浴はこのところ毎日。

汚れた寝巻きやベッドに敷いたバスタオルなど洗濯。洗濯も毎日。

 

 

朝食も昼食も、ほぼ自分で食べられるくらい回復してきた様子。何でも美味しいと食べるが、舌が荒れているのか、黒酢を入れたもずく酢+大根おろしは、舌が痛いと言うので、食べるのを中止。

他は完食。

 

朝食はずっと、父が作っている。

定番朝食メニュー

柔らかく炊いた白米。

味噌汁(かぼちゃ、お豆腐、なめこ、小ネギ)

目玉焼き、ほうれん草か小松菜の炒め物。

ワカサギ佃煮、ミニトマト3コ、お漬物、

納豆。

キュウリのポン酢漬け、

大根おろし、もずく酢。

 

昼食前 36.4

昼食後 36.8

食器を洗い、母にうがいをさせ、トイレに連れていき、ソファに座らせ、バイタルチェックの後、

父に、頼むねとお願いして、

うたた寝している母を置いて

念願のオカリナ教室へ❗大通公園のライラックをぴよえちゃんと楽しむ😌💓

 

3時間後帰宅。

ベランダの窓から覗くと😲母の顔が変な位置に見える。入りながら父にどうしたのか聞くが、

「母さんが具合悪いんだ、、変なんだ、、」と言いつつトドックの注文チラシから目を上げない。。そして「オレに じゃまだから早く出ていってと言うんだ。。オレがじゃまだって。。」と拗ねたように言う。

 

母はこんな姿勢で苦しそうだった。焦った😵💦

雑すぎる絵ですみません。(早く寝たい)

母は「動けない」としっかりした声でしゃべったので、一安心。

たぶんソファからずり落ちて、姿勢を直せなかったのだと思い、とにかくそのまま床にお尻を着けさせる。

「腰が痛い」と母。

変な姿勢だったせいだよ、とにかくベッドに行ってみよう、と話し、小さな椅子に座らせてから歩行器でベッドへ。

痛いところを確認したら、もうないと言う。

ベッドに寝転ぶと、

「あぁ、帰ってきてくれてよかった。助かった。あんたの方が頼りになるわ」と。なんだか険悪な。。

父に聞いても母に聞いても、本当の状況はさっぱりわからない。どちらも被害者意識だった。

やはり私が出かけたのがよくなかったのか。。90歳の父一人では母への対処は無理なのか。。趣味のために出かけた私への天の罰なのか。。と悲観的な思いがちらり。

 

母にカルピスを飲ませ、「お父さんはいつもお母さんのためにいろんなことをしてくれてるのに、ひどいことを言っちゃったから、お父さんはとても悲しんでいるよ。泣いてるかも。謝らなきゃね」と話すと、母は「これ美味しいね~🎵」と上機嫌になりながら、「私そんなことパパに言ったの?ひどいね。謝るわ」と。

母の手を引いて父の後ろへ行き、母の手を父の背中に置いて促すと、母はとっても素直に優しく、

「ごめんね。。」と背中を撫でた。

父は「いいよ。ちゃんとわかってるから」と。

その後父は、庭で咲いているライラックの枝を切って花瓶に生けて、母に持ってきた。

見えない母だけれど、ライラックの花房に顔を近づけて大きく息を吸いながら、

「あぁ~すごくいい香り。幸せな気持ちになるね」と喜んだ。

部屋に置いたライラックは、ずっと、強く甘く香りを放ってくれていた。

 

平和で和やかな夕食。母は少しの介助で食べられ完食。

歯磨き、洗顔、蛇口の開け締め、トイレの蓋の上げ下げなども、すんなりできた。

数日前は、すべての使い方やり方を忘れ、説明しても理解できずに、手取り足取りしても上手くできなかったのに、不思議。

認知症の症状に波があることは分かっているつもりだったが、、やはり不思議。

 

19時

体温 36.8℃ 血圧128/59

血中酸素濃度96 脈拍 63

どこも痛みなし。

ゆっくりだが自力で立ち上がりや歩行可能。

気持ちも明るく よくおしゃべりもした。

(一日鎮痛解熱剤なしで過ごした)

 

帰り道。

ソファから落ちかけたままの母の不自然な姿勢と、予想外のほほえましい結末とライラックの芳香を思い出し、何度も笑えてしまう私だった。

 

明日もこの調子なら、土曜日からデイサービスに通えると期待。でも油断はしない。。

 

明日もがんばろう。。

 

コメント (11)
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