診断から一年が過ぎました。
この1年間、2か月に1度の通院で、視力や眼圧は測ってきましたが、視野検査は昨年の7月以来です。
頻繁に検査しても、そんなに進行具合が分かるものではない とのことで。
今日も両眼とも矯正視力1.2。眼圧は11と10。
眼圧は一日のうちでも変化するようなので、少しの変動はあるのですが、
1年前の14から見るとずっと下がったままなので、点眼薬の「眼圧を下げる」という目的は果たせているようです。
でも眼圧が下がっていても、視野の欠損が進んでいたら意味がないのです。
同じ正常眼圧の緑内障が末期の母は、先月の診察で片目は完全に光を失っていることが分かりました。
視野検査はいつもドキドキします。
光が見えたら押すボタンを、押すことなく(光が見えずに)過ぎていく時間がやたらに長い・・・
検査の間中、以前よりその空白の時間が多いような気がして、さらに鼓動が速まります・・・
検査が終わり診察室に入る前には、どんな結果でも心強く持とう と、今日も自分に言い聞かせました。
結果的には、光を感受できていない範囲は、1年前とあまり変わっていませんでした。
どちらかの眼は前回より少し良い結果、もう片方は少し悪い結果、、緊張してどちらがどちらか分かりませんが、
トータルするとあまり変わりはないということで、少しホッとしました。
悪い部分は左が鼻の側、右が右上。中心部は今のところ大丈夫なので自覚的には何も問題はありません。
どんどん進行してしまうわけではないとわかり、当分は不安からのストレスが減っていくかもしれない。。
帰り道に北海道神宮に感謝の参拝に行こうかと思いましたが、
それよりも一刻も早くシャワーを浴びたい気分。
病院内は感染予防に努めてくれていますが、
検査器具は顔をぴったり付けるものが多いので、帰宅後は全身シャワーを浴び、
バックもめがねも消毒しました。
今は緑内障だけを不安に思う状況じゃないですものね。
今ここにいる自分は、一人穏やかに、何の不自由もなく座って在ます。
そのことが、私のすべてです。
ちょっと心を自分の外に向けると、
たくさんの辛く悲しく切なく不安な状況に溢れています。
それは人ごとではなく、明日は我が身。
自分にも、家族にも、この地にも、この国にも 起きるかもしれない。
ひとつの不安からしばし開放されている今のうちに、
もう一度、感謝と、
今するべきこと、したいこと そして しないこと を、
確認しておこうと思います。
今年、どこから来たのか、ひまわりが一本だけ芽を出し育ち花が咲きました。
鳥さんが置いていったのかなぁ。不思議
読んでくださってありがとうございます。
皆さんが、明るい心で過ごせますように!!