宮美庵

幸せはいつだって、わたしの中に。

幸せは どんなときも 私の中に・・・

スズメバチに刺された体験

2015-10-01 13:32:38 | 日記

8月から10月は、スズメバチの攻撃性が高まる時期だそうで、

道内でも、先月末に2人、刺されて亡くなられた方が・・・

今朝のTVでも、刺されないための対策などが報じられていました。

 

そして思い出したのが、数年前に刺された体験。

 

それは、山でも森でもない・・・とある「レストラン」でのこと。

友人と二人、上品に(?)ランチのコース料理をいただいていたのでした。

すると・・・突然! 膝の15センチあたり上に、ジクッ と激痛が走りました。

まるで布団針で刺されたような痛さ!私はとっさに、手で「何か」をパッと払いのけていました。

「何か」が、床に落ちました。

見ると、黒くて小さいけれど、胴にくっきりくびれがあって、シマシマもあって・・・

もしかしたらスズメバチの仲間?

でもなんともう息絶えています。(私が払いのけただけで?!)

で・・・確かめたくなった私はその蜂の死骸を・・・拾って、ティッシュに包みました

 

刺されたショックは大きかったけれど、

その後友人のアドバイスで 刺された場所から毒を絞り出し、冷やし・・・

記憶は定かではありませんが、そのまま帰宅したように思います。

痛みも腫れも少しありましたけれど。

 

そして、持ち帰った「黒い蜂」をネットで調べてみました。

するとやはり・・・!「クロスズメバチ(地バチ)」という、れっきとしたスズメバチの仲間らしく・・・

 

ただ穏やかに食事していただけなのに~

レストランの窓が開いていたことと、私のはいていたズボンが黒だったことしか、

思い当たることはなく・・・

そんなの刺される理由になるの~?!という状況でした。 

 

花粉などに反応するアレルギー体質の私、

次に刺されたら死んじゃうかも・・・と思うと 恐怖で恐怖で・・・。

そのままだともう 山や森には二度と行けそうにない という気分のまま、

次の日、その蜂持参で皮膚科へ行きました。

もし蜂毒に対する「抗体」ができてしまっていたら、

次に刺されたときにアレルギー反応を起こし、

最悪の場合は アナフィラキシ―ショックを起こして死んでしまう「可能性」もあります。

でも・・・刺されて数日だと、まだ抗体ができたかどうかは分からないとのこと。

お医者様のご希望?で蜂さんをお渡しして、その日は帰ってきました。

 

その後1週間か2週間かは忘れてしまいましたが、

抗体ができていれば検査で反応が出るころに、また受診。

 

嬉しいことに、抗体はありませんでした。

ほっと一安心。

蜂を、ご自分でも調べて下さったお医者様は、

やはりそれは「クロスズメバチ」に間違いがなく、

小さくても、オオスズメバチと同じ毒性を持っていると教えてくださいました

 

その時に「エピペン」というものの存在も知りました。

アナフィラキシ―が起きたときに、一時的に症状を緩和しショック死を防ぐ「応急処置」が自分でできる注射器です。

幸い蜂毒の抗体はなかったので、購入しませんでしたが。

医療機関でしか購入できず、その当時で1万円以上していたと思います。

今は学校の保健室などにも置かれているようです。

給食でアレルギー事故などもありますからね・・・。

 

 

「エピペン」よりもっと安価で、簡単に購入できる「応急処置用器具」もあります。

私も今は、それを持っています。

 

「インセクト ポイズン リムーバー」(飯塚カンパニー)

アウトドアショップで1000円ちょっとで購入できます。

毒を吸い取る器具で、もちろん応急処置なので、その後すぐに受診する必要がありますが、

ヘビや・蚊など、スズメバチ以外にも、毒性のある生き物に刺されたり噛まれたりしたときにも使えるようです。

まだ使ったことはありませんが。

でも、持っているとちょっと安心ですよ

 

というわけで、抗体ができていないと分かっていると、

スズメバチを見かけても、

恐怖で固まる・・・というほどではなくなりました。

 

「恐怖」の感情を放出すると、

それを感じ取って「敵」と認識して攻撃してくる、ということも、

あるようですから・・・(ほんとかな?)

 

都市部にも増えてきたスズメバチ・・・

皆さんも被害に遭いませんように・・・

コメント (2)
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