少しずつ涼しい時間が増えてきましたね!窓から入る風が爽やかに感じられ、空が幾分か透き通ったような。
まだまだ暑いので、夏の服装をしてしまいますが、うっかり夕方など体を冷やしてしまったり、乾燥してきたりで、喉の調子が悪くなったりと、秋は呼吸器の調子が崩れがちになります。
また、咳が止まらなくなったり、秋の花粉症が出たりもしやすい季節です。
アレルギー反応が原因ではありますが、その背景に、ストレスなどにより、自律神経やホルモンバランスが乱れ、喉や鼻が敏感になることも原因のひとつなのだそうです。
✳︎ ✳︎ ✳︎
がんばりすぎていたり、緊張やストレスが続いていたら、夜のゆったりした時間などに、お腹に手を当てて、お腹が膨らんでは戻るままに呼吸を細く長く手のひらで感じると、緊張していたお腹がゆるんで、柔らかくなってきます。
また、手を当てることで、手の温もりが伝わり、リラックス効果が高まります。
硬くなりがちなおでこの周りや、身構えるとこわばる胸の周りにも意識を向けて、息を吐きながら少しずつ力を抜くと、 ホッと安心感が広がります。
外で戦うために着ていた鎧を脱ぎ、看板を下ろし、ただくつろぎます。
肺に影響が出やすい秋は、悲しみや不安などの感情も普段より出やすくなります。
梨や白きくらげなど、潤す食べものや季節の食べものをたのしみ、手首や足首、首やお腹を温め、ゆったり過ごす時間を大切にすると、少し体も気持ちも整いやすくなりそうです。