からだと心、その両方をつなげてくれるのが呼吸です。
緊張してドキドキしているとき、焦っているとき、怒っているとき、心身がアンバランスなとき、呼吸は早く浅くなっています。
呼吸がゆっくりと深くなれば、自然にこころがゆったりとし、体もリラックスして緊張がとれてゆきます。
深い呼吸は、血液からの毒素を吐く息に乗せて外に出し、新鮮な酸素を届け、全身にめぐらせます。脳の働きも良くなり、体が生き生きと活力で満ちてきます。
「呼吸のしかたがその人をつくる」と言われるほどなので、すごく呼吸には可能性があるのだなぁ!と感じます。身体のいろいろな機能が、精密に連携し合って影響し合っているから、体の状態も、精神状態もきっと変わってくるんですね。
少し気持ちを整えたいとき、何だか疲れたなぁ、と思うとき、鼻から豊かに息を吸って、吐き出していくと、濁った水が透明になっていくように、すっきりとして、頭も冴えてきます。
自分軸を取り戻したいとき、呼吸はすぐにできて、どこでもちょっと意識すれば自分で整えていけるので、ぜひ活用してくださいね!