わたしは、間違えてアレルギーのものを食べてしまったとき、しょっちゅうお腹が痛くなるのですが、うずくまっていなきゃいけないほど痛くて、そんなときは縮こまってる以外、何もできません。
気持ちや体力に余裕があるときは、優しい自分でいられても、ものすご〜〜く疲れているときや、しんどいときって、周りに気遣う余裕もないし、何とか自分のペースを保つだけでいっぱいいっぱいっていうことってみんな誰にでもあると思います。
そういうときは、身体や意識が自然に、外に向けていた気を自分のほうへベクトルを向けるようにして、守ってくれているのかもしれません。だから、疲れていて、イライラしている自分や、気遣う余裕がない自分をどうぞ責めないであげてくださいね。
きっと、休息がとれて、満たされたらまた、いつもの自分に戻れるはずです。
ほんと〜うに何もしたくないとき、呼吸法をするだけでも、腕をぶら〜んとして前屈したり、チャイルドポーズだけしてみたり、肩を抱き抱えるようにして丸くなるだけでも、ヨガは効果をもたらします。
息を吐ききるようにすると、自然に酸素たっぷりの空気が入ってきて、深く呼吸ができます。だんだんと頭がすっきりして、気力がわき、少しずつ動けるようになります。
ヨガは苦行ではないので、気持ちの良い範囲を大切にしながら少しずつやっていくと、自然に届かなかった手が届いたり、肩が上がるようになったり、いろいろなポーズができるようになったりします。そんなふうにやっていくと、心身ともに健康で強くしなやかに、おおらかになります。
自分を苦しめるように練習すると、いろいろなポーズはできても、気持ちがギスギスしていたり、近寄りがたい雰囲気になったり、口調がきつくなっていきます。
きょうのできる範囲で、身体が自分を守ってくれているように、優しくいたわるようにやっていくと、心身ともに満たされ、余裕が自然に生まれてきます。生まれてきたら、自然にそれを周りに返しながら、自然に循環されていくのだと思います(^^)
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