紅葉の終わりになって、改めて常緑樹の緑が恋しくなっている。
昨日、品川シーサイドで打ち合わせを行ったのであるけれどビルの谷間に常緑樹が立ち上がっていた。

時間
時間という舟が
ぼくの前を通り過ぎていった
時間というドグマが
ぼくの目の前で粉々に砕かれてしまった
ぼくは時間という舟に乗って
きみに
たどり着いたのかもしれない
残された時間の中で
ぼくは
きみをいとおしむであろう
時間という舟は
この世の全てを
乗せる
畏怖するものも
敬愛するものも
すべてがぼくをひれ伏させるのだ
時間という舟
時間というドグマ
あらゆる事象を
かいくぐり
ぼくを導くのだ
彼岸の彼方へと
ぼくを祝福するのである
ぼくはそこできみと出会い
緩やかな散華をなしとげるのだ
時間という舟で
棹さす刹那
凝縮された温度を測ることは無いのである
存在を確信し
舟を共有して
やがて
次元の旅にきみと発(た)つのである
にほんブログ村
荒野人
昨日、品川シーサイドで打ち合わせを行ったのであるけれどビルの谷間に常緑樹が立ち上がっていた。

時間
時間という舟が
ぼくの前を通り過ぎていった
時間というドグマが
ぼくの目の前で粉々に砕かれてしまった
ぼくは時間という舟に乗って
きみに
たどり着いたのかもしれない
残された時間の中で
ぼくは
きみをいとおしむであろう
時間という舟は
この世の全てを
乗せる
畏怖するものも
敬愛するものも
すべてがぼくをひれ伏させるのだ
時間という舟
時間というドグマ
あらゆる事象を
かいくぐり
ぼくを導くのだ
彼岸の彼方へと
ぼくを祝福するのである
ぼくはそこできみと出会い
緩やかな散華をなしとげるのだ
時間という舟で
棹さす刹那
凝縮された温度を測ることは無いのである
存在を確信し
舟を共有して
やがて
次元の旅にきみと発(た)つのである

荒野人