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エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

蔓薔薇(つるばら)一輪咲いて・・・

2009年12月03日 | 日記
今日は朝から冷たい雨が降っている。
後輩の許さんが相談したい事案があるとの事で虎ノ門に出かけ、その足で最大の案件に関する打ち合わせを行ったのである。

従って、雨もそう苦にならなかった。
むしろ楽しい一日を過ごしたと言ってよいのである。
いま気分は、ウキウキしている。

「雨の日に 横顔を見る硝子の秋」   荒野人


さて、ここからは昨日の日記である。

「蔓の薔薇 一輪残り冬来たる」    荒野人


と俳句に挑戦してみました!
下手ですね。
季節がいまいち伝わっていきませんね。

で、こんな気分にさせた「蔓薔薇」を紹介します。
本当に一輪だけ咲いていたのである。



なんだか寂しい咲き方である。


「はぐれ薔薇 一輪咲いて秋去りぬ」    荒野人


また作ってしまった。
性懲りも無く・・・である。

この蔓薔薇の赤い実が、カーンと冴え渡って輝いていた。



見事である。


「薔薇の実に 日差し緩やか秋残る」     荒野人




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                     荒野人

コウテイダリアが咲いている!

2009年12月03日 | 日記
誰が名づけたか「コウテイダリア」。
なるほど皇帝のように寒空にスックと立ち上がっている。
しかも、大輪の花を被っているのである。



おだやかなピンク色の花弁である。
これからは椿など限られた花の色となるわけで、これはとても嬉しい色である。



午前の太陽は柔らかに大気を暖めている。

ダリア(dahlia)の原産地はメキシコで、名前の由縁はスウェーデンの植物学者、
アンデル・ダース(Anders Dahl)からきているのである。
日本には、江戸時代の天保13年(1842年)にオランダ人によってもたらされたと言われている。
和名は天竺牡丹(テンジクボタン)で、これはボタンに花の形が類似するためである。

ダリアはメキシコの国花である。



花言葉は、「華麗」「優雅」「威厳」「移り気」「不安定」「感謝」「栄華」。

メキシコの国花であるのだけれど、何かそこには悲しい物語でも隠されているのだろうか?
灼熱の太陽の下で花開いたダリアも、うら悲しい礫岩の原野でサボテンと一緒に花開くダリアも、どれも連想して無理が無いのである。

マヤ文明の時代、紀元前にも咲いていたのだろうか?



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