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平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

勇者ヨシヒコと導かれし七人 最終話~魔王を倒したヨシヒコはムラサキたちと新たな旅を始める

2016年12月24日 | その他ドラマ
 ついに魔王ゲルゾーマを倒したヨシヒコ(山田孝之)!
 ギャラが高くてスケジュールも取れない七人の玉人も何とか揃った!
 途中、逃げて勇者をやめようとしたことや、逃げたことを正当化するためにあれはゲームの世界だったんだと思い込もうとしたこともあったけど、何とか成し遂げた!

 しかし……

 ヨシヒコは魔王のとの戦いで大切なものを失ってしまった。
 メレブ(ムロツヨシ)
 ムラサキ(木南晴夏)
 ダンジョー(宅麻伸)
 が死んでしまったのだ。

 悲嘆に暮れるヨシヒコに仏(佐藤二朗)はもうひとつのエンディングを用意する。
 時空を歪めて、ヨシヒコをダンジョーたちに出会った時代に戻したのだ。
 始まりの時に戻せばヨシヒコはふたたび三人と旅をすることができる。
 あのおバカな日々が戻ってくる。

 ヨシヒコにとっては、魔王を倒すことより三人と過ごした日々の方が重要だったんですね。
 結果より過程。
 多くの人は<結果>を重要視するけど、実は物事は成し遂げてしまうと味気ない。
 目的をかなえるために試行錯誤する<過程>の方が面白かったりする。
 まして、いっしょに戦ってきた仲間がいなくなってしまうことがエンディングなら尚更だ。
 確かに。
 僕も魔王を倒したエンディングよりも、胸がタイラー将軍のムラサキを見れなくなってしまうことの方が悲しいですし。

 始まりに戻ってしまったヨシヒコ。
 ヨシヒコはふたたび三人と旅をする。
 でも、その旅の行き着く先が三人の死だとわかっているヨシヒコの気持ちは複雑だろう。
 それとも結末は変わるのか?
 時空が歪められたことで新たな魔物が出現したらしいし、別の物語とエンディングがあるのかもしれない。

 時間
 パラレルワールド
 あるいは、仏教の因果応報

 そんなテーマをヨシヒコらしく描いたラストだった。
 ヨシヒコの旅は続くのだ。


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