平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

パナマ文書~日本企業の税金逃れ270社、安倍ちゃんがこの問題に積極的でないのはなぜだろう?

2016年04月29日 | 事件・出来事
 世界を揺るがせているパナマ文書。
 でも、日本ではあまり報道されていないね~。
 どうしてかな~?

 共同通信の発表によれば、日本関連企業が270社、租税回避地で会計処理をして〝税金逃れ〟をしている。
 たとえば、大手商社の丸紅、伊藤忠商事。
 個人では、UCCコーヒーの代表など、400人。

 ただ、これはいくらでも言い逃れが出来るらしい。
 丸紅、伊藤忠商事は「ビジネスのための出資」
 前述のUCCコーヒーの社長さんは、「日本の税務当局に求められた情報は随時開示し、合法的に納税している」

 とはいえ、〝税金逃れ〟をしていることは確かじゃないか。
 真面目に納税している、われわれ庶民がバカみたい。
 おまけに財政難ということで、消費税まで上げられようとしている。
 これって、すごく不公平。
 彼らが税金逃れをせず、ちゃんと税金を払っていれば、消費税など上げなくてもいいのではないか?

 この問題に対する、われらが安倍ちゃんの反応は遅い。
 民進党の尾関議員の質問趣意書に対して、
「詳細を知らないので情報収集する」
「一般論として何か問題があれば適切に対応する」
 だって!
 他の先進国では政府が旗を振って、この問題に対処しているにねえ。

 では、なぜ、こんなに安倍ちゃんの対応は他人事で遅いのだろう。
 おそらく安倍自民党が、庶民のためでなく、大企業や金持ちのために政治をしているからだ。
 それは、アベノミクスとやらで株を持っている人を潤わせたり、法人税減税をして企業の内部留保を増やしていることでも明白。
 首相はトリクルダウンで、上の人間が潤えば、その恩恵は下に下りてくると言っているけど、未だにその気配はない。
 格差はどんどん拡がるばかり。
 つーか、「いずれは下りてきますから庶民の皆さん、もう少し待って下さいね~」とウソを言ってるだけ。
 ノーベル経済学賞のスティグリッツ教授も「トリクルダウンは起こらない」と言っている。

 こんな文書も見つかっている。

 

 えっと、これって、ソーカガッカイって読むんですよね。
 ソーカガッカイと言えば、連立を組む公明党の支持母体。
 なるほどねえ、だから安倍ちゃんは積極的に動こうとしないのか?

 というわけで、われわれ庶民はナメられていますぜ。
 悪いやつはますます肥太り、庶民の生活はますます苦しくなる。
 だから、われわれ庶民は税金について税務署から文句を言われたら、「パナマ文書に載っている企業から徴収して下さい」と言い返しましょう。

 大企業や金持ち優遇の安倍政治を許してはいけないと思うのですが、真面目に税金を払っている庶民の皆さん、どうでしょう?


※参照記事
 租税回避地に日本関連270社。パナマ文書、個人にも拡大(時事通信)

コメント (2)
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