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平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

相棒 「ノアの方舟」

2009年01月02日 | 推理・サスペンスドラマ
★相棒の条件
 新しい相棒は法務省官房長補佐官・姉川聖子(田畑智子)。
 薫がいなくなってどうするのかと思っていたら、そういう手で来ましたか。
 さて右京(水谷豊)の相棒の条件とは何でしょう?
 それが次のせりふ。
 「信頼できる刑事さんの導いた結論ですから」
 右京に対する全面的な信頼。
 これが相棒の条件なんですね。

★「毎年毎年、また杉下か!」
 「犯人確保!」そう報告が来て歓声をあげる捜査本部。
 「誰が確保したのか?」と聞いて出た答えが「特命係の杉下です!」。
 そこで出たせりふが「毎年毎年、また杉下か!」。
 このせりふを聞きたくて最後まで見たと言っても過言ではない。
 だって捜査一課の捜査はてんで無能なんですから。

 <北新宿WE1900 OABクモ720>というメモ。
 大河内さんは「北新宿駅 最後の水曜日 19時。OPERATION ATTACK BOMB クモ型車輌720」と推理。
 でも右京さんは「北新宿駅 西口 OAB(パーティの名)雲の部屋 7時20分」と推理。
 正解はもちろん右京さん。
 この違いは何かというと、<足を運んで現場で捜査をしているかどうか>なんですね。
 大河内さんは頭で考えただけ。

 ここはこのお話のひとつの見せ場ですね。
 大捜査陣で望んだ捜査1課が右京さんひとりにかなわない。 
 しかも右京さんはいつもと同じで淡々としている。
 実に痛快・爽快です!!
 
※追記
 作品の構成としては次の3プロットが絡み合っている。
 以下ネタバレです。

・瀬田法務大臣の息子はどこにいるのか?あるいは息子はエコテロリストのリーダーなのか?
・フリーライターの野上昶(中本賢)の復讐話。テロ偽装事件。
・『菱河コーポレーション』遠藤の環境庁・助成金をめぐる横領隠蔽。テロ偽装事件。
 ふたつのテロが同一犯に拠るものでない所、本当のテロでなく偽装である所が事件を複雑にしている。

 
コメント
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