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平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

深イイ話

2008年08月05日 | バラエティ・報道
 先週の放送で元プロ野球選手の新庄さんはこんな発言をされた。
「集中的に働いて稼ぎ、あとは遊ぶ。結婚も子供もいらない。独りの方が時間とお金を自由に使えるから」

 この発言についてどの様な感想を持たれるだろうか?
 賛否両論。
 現代社会は様々な価値観が混在しているからである。
 戦前だったら結婚して「家」を構えることが大多数の正しいこと。
 だが今は様々な人生観、結婚観がある。 
 この番組はそんな現代の状況を表現したバラエティ。
 ある「深イイ話」にそれが納得かそうでないかを島田紳介さんたちが判定する。
 時代をうまく斬ったバラエティだ。

 先週の放送では
★小泉元首相のこんな発言。
 「最高権力者であるのを感じる時、何を言っても非難される時」
 うまいですね、これが「法案が通った時」とか「私などまだまだ」などではつまらない。
 さすが小泉さんはコメントの名手。
★こんな泣けるエピソードも紹介された。
 離婚した夫婦が久しぶりに子供を遊園地に連れて行く。
 その時の子供のコメント。
 「お父さんとお母さんが仲良くて楽しかった。明日もまた来たい」

 今回は『恋愛特集』
★3行(60字)のラブレター
 その名の通り3行(60字)で描かれる恋人へのメッセージ。
 たとえば
 ・君からメールが届いた。「元気?」って…。たった今、元気になった。
 ・お天気予報。最初にあなたの住む街を見ます。今日はあたたかくなりそうですね。
 ・秋の日に空があんまり青かったので僕は思わずあなたの手をとりました。一緒に歩いて行きましょう。

 実に恥ずかしくてあまい。これを評価する人としない人がいるのがミソ。
 夫婦の3行ラブレターも紹介された。
・あなたの顔にそっくりな息子を性格もそっくりに育てたい。そしたら私のような幸せ者がもうひとりできるかな…。
・もし天国で僕を見つけてもどうか知らんぷりでいてほしい。今度も、僕からプロポーズしたいから。

 その他にもこんな恋愛イイ話。
★「恋愛は相手とのストーリー作り。女性はストーリーに弱い」(カリスマホスト頼朝さん)
★「女性は元彼を結婚式に呼ぶ。派手婚で自分の幸せを見せつける」
★「最初の恋と最後の恋。ちがいはいったいなあに?」
 「これが最後と思うのが最初の恋。これが最初と思うのが最後の恋」(ムーミン)
★「僕は、自分の子供より奥さんを大事にする。自分と子供は血が繋がっているから、何があっても分かり合える。でも奥さんとは絶対に血が繋がることがない。だから大切にするんだ」(所ジョージさん)

 さて皆さんはこれらの話をどう評価されるだろうか?

 テレビドラマはこれらの話を1時間かけて描く。
 だが、この番組は1分で紹介する。賛否両論の意見も聞ける。
 忙しい現代にふさわしい番組かもしれない。

 クリエイターの方にはいいネタ帳になると思いますよ。


コメント (2)
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