28日(月)最終営業日のエムズ。
ドアを開けるとなぜか、ベースがセットしてあって、
カウンターでたばこをくゆらせる青木教授(ベーシスト:
青木喬嗣さんの愛称)の姿が・・・
「あれっ!?どうしたの?」
「へっへっ来ちゃった」
喜んで、演奏を始めようとすると
そこにはトランペットを持った杉村彰さんが・・・
これはもう、仕切らないワケにもいかず、マイクを持つ
森田さん「え~~、当番はワタクシなんですが、
なぜか大先輩の青木さんがベースを持って遊びに来て
下さいました」
「さらに!大先輩の杉村さんが、トランペットを持って遊びに
来てくださって・・・」
「さらにさらに!!そのまた大先輩の
(親ガメの上に・・♪だね、まるで)
デニー白川さんが・・遊びに来てくださいました」
てなワケで、なぜかゴージャズなステージを展開。
途中で客席からワガママなリクエストもかかります。
「テイクフ・ァイブやって!」
杉村「イヤ!」客「え~~、つまんない」
杉「できるんですよ、本当はね。(最初のフレーズを吹く)」
大喝采
杉「(サビの手前で)ここから先はお金もらわなきゃやんない!」
爆笑「そりゃそうだ」
それぞれ勝手なことを言いながら、楽しい夜は更けてゆきました。
五味さんの誕生日でもあり、ハッピーバースデーを歌うやら
シャンパンを開けるやら、ケーキを切るやら・・・
なんか、男性ばかりの部室でやってるみたいなノリで。
もちろん、女性のお客様もいらしたんですけど。
早番(?)の先輩方が引き揚げて、本来のお当番の
森田さんとふたりになって今年のラスト・ナンバー
私「エムズの季節物定番曲です。
クリスマスが終わり、大晦日を待つ何日かの間しか歌えない
のですが、今回は曜日割の問題で、今日しか歌う日がありません。」
'What Are You Doing New Year's Eve?'
(大晦日、君は誰と一緒に過ごすの?)
とてもとてもエムズらしい、和やかな締めくくりになりました。
今年も本当にありがとうございました。
来年は、もっともっとたくさんの、「特別な夜」
(・・そこに良い音楽があって、おいしいお酒があって
その時間と空間を共有できる人々が集うような)
を創り出すことができますように。
どうか、良い年末年始をお過ごしくださいませ。 女将敬白