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JAZZ & BAR em's(ジャズバーエムズ)

 銀座6丁目に2003年末オープンしたジャズバーです。
「大人のくつろぎ空間」をお探しの皆様にご案内申し上げます。

エムズ文庫

2006年05月17日 | 銀座
 エムズの入り口を入ってすりガラスの手前の
コート掛けの上の棚に、「即席エムズ文庫」を設けております。
 ファンの方のご好意で、スタンダードな映画やミュージカルの
DVDをいくつかキープしていますので、「あ、これ観たかったんだ」
とか「懐かし」とかいうものがありましたら、どうぞ週末など
ご利用くださいませ。いつにても無料にて。
ただし、必ずお返しくだしますよう。(期限ナシ)

 現在のラインナップ:

雨に唄えば
上流社会
イースターパレード
シャレード
ローズ     などなど・・・


 

花びらの海

2006年04月05日 | 銀座
 先週の花冷えで長持ちした桜も、そろそろ終わり、今日は
公園のベンチににも誰もいなくて、花びらが一面に白く散り敷いております。

 昨夜の江草さんアレンジの大曲「春の海~さくらさくら~春の海」の
演奏、素晴らしかったですね。エムズの空間に花びらが舞っておりました。
いろいろと効果音を考えつつ、弓で弦を小刻みにたたいたり、フレットの
下の部分を弾いてみたり、ビジュアルでも受けていたジャンボさん。
紹介の時に:影山「今夜のステキなベース!ジャンボ小野さんです!」
ジャンボ「パーカッショニストも言ってほしいなあ
影山「そーか、庭の“鹿脅し”(シシオドシ)みたいな音も
出してたもんね(*^^)v」ジャンボ「失礼な!!(>-<)

 そんなワケでミュージシャンとしても、単にたくさんのレパートリーを
演奏するだけでなく、それぞれの面白い、あるいは凝ったアレンジ
(もちろんDUOとしてできる範囲ですが)を聴かせてくれることも
あります。そういう楽しみ方もしてみてくださいね(^^♪

 今夜の演奏は土井一郎(P)中村新太郎(B)の上方コンビ、
甘いモノ大好きな新太郎さんに、差し入れもお待ちしております(*^^)v

春の風は・・

2006年04月03日 | 銀座
 そよそよ・・ではなくて、ビュービューという感じ。
桜吹雪の舞う中のお出かけは、帽子が飛ばされたり、モノが飛んできて
当たらないか心配だったり、目にゴミが入ったりと、ぜんぜん優雅では
ありませんが。 でも、今日の空は本当に久しぶりに
雲ひとつなく真青です 昨日の雨とこの風で、桜はどんどん
散ってゆきますが、八重桜のつぼみはふくらみ、柳の若芽の緑は濃くなって
きました。

 今夜のお相手はギャグ・ピアニスト小林洋&業界のパパこと根市タカオ(B)
のDUOです。 年度始め、4月最初のステージは、今日の空のように
爽快な笑顔満載でまいりましょう

亭主改め・・・

2006年03月31日 | 銀座
 「『自分時間』の記事を拝見して、どんなお店かなー、と
楽しみに九州から参りました」とおっしゃる紳士、
“いっちゃんズ”の演奏を堪能され、カウンターのお客様同士でも
盛り上がり、「いやあ、女将さん!とてもステキなところです
 あ、ありがとうございます。ステージでベースの一郎ちゃん、
「ふふっ亭主から昇格したね
影山はずうっと歌手してきたので、多くの方は「影山さん」とか「ミキさん」
とお呼びになりますが、エムズで初めてご紹介を受けた方の場合は、
銀座の慣例に習い、たまには「ママ」とおっしゃる向きも・・・。
 呼び方はどうぞご随意に。でも、二次会・三次会で
したたかお酔いになって「あ~~酔っ払ったお母さん、
帰るよ~」っていうのは・・・いつの間に・・・母

 年度末の金曜日の夜をシメますのは、五十嵐さんのトリオでも
お馴染みの森田潔(P)横山涼一(B)のおふたりです
シブくて優しい、でも、ちょっとひねりのきいた、なんとなくSexyな
音色でまったりしてくださいませ。 いい機嫌の御大の乱入は・・・
あるかな???

みゆき通りから

2006年03月27日 | 銀座

 みゆき通りのコブシがチラホラと咲き始めました。
白い花びらが開くと、なんだかおみくじをたくさん結んで
あるみたいだなあ、といつも思いつつ眺めております。

 ほんとうに、あっという間の桜Weekですね!
あんなに寒い、雪の多い冬だったのに、春の来るのは
早いのですね。フワフワと、薄着で歩きたい時期になりました。

 カウンターにはまだ、金柑・イチゴも登場していますが、
オレンジの種類は少しずつ変わっています。伊予柑・清見・
タンカンなどなど・・・。 春の風でノドがいがらっぽい、と
いう方は、生姜をすりおろした五味さん特製のモスコーミュール
はいかがでしょうか? 
 年度末・年度始めの気ぜわしいお仕事や会合のあとには、
気の合う仲間と、またはおひとりで、春の一夜をまったりと
おくつろぎくださいますよう・・・。

 今宵のお相手は袴塚淳(P)大表秀具(B)のコンビ
誰もあまり歌っていないような古風なバラードを、「これがやって
みたい!」と思っただけで、思い通りに演奏してくれる、
歌手にとってこの上なく信頼できる共演者です。
こう言うと、「伴奏がお上手なんですね」とおっしゃる方が多い
のですが、どっこい、伴奏がうまいだけではダメなんですね。
曲想をどう表現するか、という点で、共感できる、というのが
一番大きなポイントなのです 彼らの演奏は、この上なく
心地いいですよ

桜便り

2006年03月23日 | 銀座
 昨日、東横線から眺めていたら、多摩川べりの桜並木はほんのり
紅がさしていて、ところどころにふわっと白いものがみえました。
 つぼみがだんだん大きくなって、花びらが出てくる直前に、
遠くから見ると木全体がだんだん赤みがかってくる感じ、わかります?
 都心では、芝の増上寺あたりの並木も早いですね。帰り道、車の中から
「あっ、見っけ」というのが楽しい今日この頃、
週末から来週にかけては、方々から桜の便りが聞けそうです。

 ところで今夜の演奏です
影山とエムズが自信を持ってオススメする、「めったに遭遇できない
コンビネーションその2」 北島直樹(P)加藤真一(B)DUOです。
寺井尚子さんのツアー・レギュラーやら、ご自身のバンドのレコーディング、
ライブなどで超多忙、ほとんどスケジュールが合わないおふたりなのですが、
今夜はガッツリお聴かせいたします。超絶ハイテクニックとほとばしる
感性(時として過激)のプレイを、ぜひぜひいちど味わって
くださいませ。決して後悔はさせません



銀座っ子の回想

2006年03月22日 | 銀座
“おばあちゃん役者”として有名な北林谷栄さんの
インタビュー記事(1989:岩波書店「世界」)より;
 「大正初期の銀座はとうてい今の銀座からは考えられないような
異国情緒と下町情緒の濃い特別の街でした。まず、歩道は全部
赤いレンガを敷いたプロムナードです。銀座八町間は。それが
雨で濡れるとそのレンガは眼のさめるような代しゃ色(たいしゃいろ)に
変わります。そしてそのレンガとレンガのあいだ、三,四メートルおき
ぐらいに四角にくりぬかれていてそこにふさふさとして柳の街路樹が
植わっていました。夏はそこをツバメがかすめて飛んで、散水車が
通ります。・・・・その車道にはチンチン電車の線路が通ってました。
緑色の電車でした。木下杢太郎さんの世界とでもいうか、
江戸とハイカラが一緒になったようなのが、昔の銀座の街なのです。・・」


 馬生さんの銀座談義に触発されて、さらに二世代くらい上の銀座の
記事を見て、ちょっとお伝えしたくなりました。
 今夜は嵐の歌ではなく、銀座の赤レンガを染めるしとしと雨の
歌を歌を選んでみましょうか

愛さえあれば・・・?[My Romance]

2006年03月15日 | 銀座
「私の恋には、月も星もお城もいらない、ただ、あなたが
いれば・・という歌です\(^o^)/」袴塚(小さい声で)
「でも、やっぱりお城ほしいなあ
う、う、そーね。(-_-;)今も昔も本質は変わらない・・・
これもどこかのスタンダード・ナンバーの歌詞に
ありましたけど・・・。


Happy!ひな祭り!!

2006年03月06日 | 銀座

 3/4(土)の「JAZZひなまつり」は、想定外の(?)
大盛況となりました。雨でなくて、ほんとうによかったと
胸をなでおろしております。7店舗それぞれに、3~4
ステージで、平均130名前後のお客様がご来場に
なった模様です。 エムズのキャパは30名、
したがって立ち見も出てしまい。最後のボーカル・セッションに
いたっては、入り口の外まで立って聴いていらっしゃる方々が
あって、飲み物を運ぶこともままならず、影山がカウンターから
ステージへたどり着くことさえやっとの思い、という状態。

平均15分間で、次のステージへ移動、セットアップ、演奏
を繰り返したミュージシャンたち(特にベーシスト)も、
最後はぼーっとしていたほどです。

 十分お聴きになれなかった方、ほんとうに申し訳ござい
ませんでした。好評につき、再演(?)ということに
なれば、改善すべき余地はたくさんあると思いますが、今回の
この催しは、出演者が発想・企画・実演し、できるだけ
たくさんのファンに日ごろあまり訪れる機会のない銀座の
スペースでのパフォーマンスを楽しんでいただきたい、と
いう趣旨でしたのでそれについては、みんなほんとうに
よかったと思っています。
 ひな祭り本舗:リーダーの深澤芳美さんのひな祭りサイトも
どうぞごらんください。ひな祭り本舗:深澤

 ご来場、ご協力ほんとうにありがとうございました。
まずはブログ上にて、ご報告とお礼を申し上げます。m(__)m

界隈お散歩:美術館編

2006年02月13日 | 銀座
 エムズのあるビルを出て右に行くと、すぐにみゆき通りに
出ます。左手に泰明小学校、さらには帝国ホテルのある通り。
この通りを越えると次の交差点が「数寄屋橋」もちろん、
昔は川の上にかかっていたんですよ。『君の名は』という
映画で見たことあります。舶来映画(古い!)の中の
ウォータールー橋に見立てて、そこで巡り会った若い男女が
再会を約束するも、その後悲劇が・・・
というストーリーでした。

 で、この交差点を渡ると、有楽町エリアに入ります。
マリオンの脇を通って有楽町駅を右に見ながら進み、
「Bic(もとのそごうデパート)」を通り過ぎると国際
フォーラムです。この中にもと東芝ビル(数寄屋橋交差点の手前、
通称:阪急ビルとも)の上にあった「相田みつを美術館」が
入っています。先日初めて行ってみました。ゆったりひろびろとした
空間、順路のところどころに小さなベンチや休憩できるコーナーが
設けられていて、足腰を休めながら見学できます。さらにいちばん
奥の、珪藻土で作ったゆるやかなスロープを登ると、コーヒーサロン
になっていて、季節の可愛いお菓子なども楽しめます。
相田みつを美術館

 国際フォーラムからお堀側に少し行くと、帝国劇場のあるビルが。
ここの9階には出光美術館があって、ここも密かなお気に入り。
なんといっても、出光佐三コレクションがスゴくて、特にお茶道具や
掛け物(詳しくは言いません)については、ご本人が実際に使っていた
ものなど、味わい深いです。お茶室とお茶コーナーもあり、お堀と皇居の
森が借景(?)、夕日の時間などなかなかよろしいです。
出光美術館