goo blog サービス終了のお知らせ 

JAZZ & BAR em's(ジャズバーエムズ)

 銀座6丁目に2003年末オープンしたジャズバーです。
「大人のくつろぎ空間」をお探しの皆様にご案内申し上げます。

「美味しい銀座の9DAYS」について

2007年10月16日 | 銀座
前項より続く・・

 その中で、エムズの所属する『銀座料理飲食業組合連合会』の
主宰イベントが、『美味しい銀座の9DAYS』です。
美味しい銀座の9DAYS
いろいろなプレゼントが予定されています。サイトをごらんください。
また、もう恒例になりましたが、

国産農産物100円チャリティー頒布会
開催日: 2007年10月27日(土) 15:00から
会 場: 数寄屋橋公園宝くじ売場前/銀座わしたショップ/銀座熊本館/
いわて銀河プラザ(予定)
内 容: 銀座とお付き合いのある生産者によって、安全と安心にこだわり
大切に育てられた採れたての新鮮野菜や果物、国産米のチャリティーを
おこないます。

 この日の15:00前後には、数寄屋橋交差点交番裏あたりで、
マイクを手にした影山が、歌でなく野菜販売のウグイス嬢(?)を
務めております。
ぜひ「銀ブラ」の合間に、見物ではなく、チャリティーに
ご協力にいらしてくださいね。

秋の銀座の風景

2007年10月16日 | 銀座
 その昔(十年レベルで)バブリーな頃は、10月になると
「大銀座祭り」なるものが華やかに行われ、銀座通りも
電通通りも、たくさんのパレードがあってずうっと通行止め、
通りに面したカフェやレストランの窓際の席は、1年前から
予約で満席、という時代がありました。

 このところは、そういった意味での華やかさはなくなりましたが、
それでも、銀座のいろいろな店の所属する多数の組合が連合して、
主としてこの週末から、11月初めの連休にかけて、
さまざまな秋の催しが企画されています。
プロムナード銀座2007


数寄屋通りから

2007年09月12日 | 銀座
 7丁目のいちばん8丁目寄りの角のビル、10階に
「St.SAWAI オリオンズ」という大きなレストラン&バーが
あります。 バー好きな方ならご存知かもしれません。
バー業界のいわゆる大立者だった澤井さんという方の
経営していた、35年の老舗。私も駆け出しの頃から
ときどきお邪魔していましたし、エムズにご出演の
深澤芳美さんが、レギュラーでピアノを弾いていらっしゃること、
澤井さん亡き後、代表を務める屋良さんが、五味さんの
親しい先輩であることなど、さまざまなご縁があって、
スタッフたちとも仲良くさせていただいています。
オリオンズのホームページ

 先週8日の土曜日に、澤井さんの一周忌で
「偲ぶパーティー」が行われ、深澤トリオ(下間哲・小林真人)の
ゲストとして出演しました。
 永年にわたり銀座とオリオンズを愛したオールド・ファンの
方々が全国から集まり、広い店内も立錐の余地がなくなるほど。
「久々だなあ、こういうラウンジ的な雰囲気」と思いつつ、
きっと耳馴染みがあるだろうナツメロのレパートリー、
澤井さんが得意としていた「慕情」などをお届けしていましたが、
リクエストが来るんですね。「イヤ~懐かしいなあ。ぜひぜひ
'As Time Goes By'を!」「セプテンバー・ソングやってちょうだい!」
う~~ん、やっぱり。でも、リクエストなさった方々は、
実際にその曲を歌っているときにはお話で盛り上がっていたり、
先に帰っていたりして、この脈絡のなさがまた、
パーティー的というか、ラウンジ的というか・・・

 ライブで一心不乱に演奏し、息を詰めて聴いていただく
緊張感もいいけれど、こういう雑然としたゆる~~い雰囲気もまた、
往時を偲ばせるところもあって、キライではありません。
(たまには、ね
 黒服のスタッフが行き届いたフォローをし、おいしいお酒と料理が
あって(大好きローストビーフ!)、ジャズバンドの生演奏がある・・・
古き良き銀座の姿のひとつがもういちど出現したひとときでした。

タイムスリップ?

2007年07月14日 | 銀座

 2ndステージの途中で電話の音
私「ありがとうございます。エムズでございます」
電話の向こうの年配のご婦人「ニュー・オータニで聞いてかけてんのよ。
お宅のステージは何時までなの?」
私「このステージが10時近くまで、ラストが10:30~1120で
ございますが」
ご婦人「食事はできるの?」
私「いえ、何分小さなスペースですので・・・。
生演奏を身近で聴いて、飲んでいただくだけですが・・
ご婦人「困ってんのよね~。男3人どこに連れて
行こうかと思って。久しぶりに日本に帰って来たから、ナイトクラブなら、
お食事もショウもあって、お高いけど手間がかからないなと思ったし、
クラブに行けば、昔の遊び仲間にも会えると思ったの。でも、
“コパカバーナ”も“ペペルモコ”もないって言うのよ
(注:この場合の“クラブ”は、ホステスさんのいる所ではなく、
若い人たちが踊っているところでもなく、ラスベガスなんかの
スタイルのものですね
私「はあ・・・
ご婦人「アナタいくつ?そういうとこ知らないの?
私「・・・名前は聞いたことがありますが・・実際に行ったことが
ありませんので。でも、大きなホテルのマネージャーに
聞いてもわからないのは、きっとそういう場所はもう営業して
いないのではないかと・・・」
ご婦人「アタマ来ちゃうわね~。どうなってんのかしら?
ま、いいわ。気が向いたらお邪魔するわね!(ガチャン!)」
私・・・ぼ~~っ・・・なんだかD夫人とかに小言を
言われている小間使い状態。

 この話を年配のお客様にしたら、「今時何言ってんだろーね。
きっと浦島花子さんだね
 ちょっとムカツキましたが、なんだか古きよき時代の遊び人の
セレブな香りもしたようです。


銀座料飲組合小噺

2007年05月20日 | 銀座

 ある会合のあと、何人か連れ立って昭和通りと晴海通りの角に
さしかかりました。銀座3丁目に永年お店を構えていらっしゃる
あるご主人(御年76歳)の思い出話「昔みんなで魚河岸のところで
待ち合わせてね、ここをずうっと歩いて泰明小学校へ行ったんだけれど。
その頃には日劇(現在のマリオン)の表にね、『撃ちてし止まむ!』って
垂れ幕が下がってたよ。」お若い方々、この意味わかります?
「それでね、ある夏の日にあ~んまり暑いから、どうもだらけてしまって
気合が入らない。それで、俳優の加藤武さん、彼がみんなの兄貴分
だったんだけれども、彼に頼んで全員ビンタをやってもらって
シャッキリしようってことになったんだよね。で、一列に並んで
『お願いします!』って端から一気にバシバシバシ~~って!
いや~~、気持ちよかったね~~
う~~ん、そういえば最近TVで、A.猪木さんにやってもらっている
タレントさんいたなあ。あんな感じかしら。


 老舗の旦那衆とご一緒すると、いろんな時代の銀座のお話が聞けて
楽しいんです。

 最近組合のサイトがオープンして、その中のコーナーで、こういうお話を
順次ご紹介していく、という企画が進行中です。初回は
「理事長の独り言」(おでん『やす幸』のご主人)で、組合の成り立ちや
そのころの銀座のことなどが載っています。
 なんたって皆さん、銀座で何十年とお商売をしていらっしゃる方々ですから・・・。
それは耳よりな情報満載です。読み物として、ごらんになってみてくださいね。

銀座料飲組合のサイトができました

2007年05月07日 | 銀座
 知る人ぞ知る、銀座にはとてもたくさんの「組合」
なるものがあるのですが、エムズが所属しているのは、
「銀座料理飲食業組合連合会」というものです。
これは、戦後の配給時代にできた町内助け合いの会
のようなものが始まりなのですが、現在では、実は錚々たる
老舗の集合体です。

 このたび、銀座の中から、顧客に向け、また会員に向けて、
その実態を広く知ってもらい、より親しみを感じてもらいたい
ということで、めでたくサイトがオープンいたしました。
 
銀座料飲組合のサイト

 「えっ!あのお店も?」というような有名店もたくさんあります。

 老舗の旦那衆の語る、銀座の歴史やら、お店の中の雰囲気、
こういうものを特集する企画は、雑誌でも、TVでもたくさん
あると思いますが、自発的に外に向けて発信する、というのは
ありそうでなかなかないなのではないかと思います。

 きっと読み物としても、おもしろくなるのではないかと
期待しています。ちょっとごらんになってみてください。


 どうしてエムズがこの組合に所属しているのか・・
これも「七不思議」のひとつかもしれませんが・・・
エヘ(*^。^*)それはその、「ご縁」ということで・・・



発売!「dancyu」銀座の街角

2007年04月09日 | 銀座

 あんなに待っていたのに・・・
桜はアッという間に終わってしまいますね。
お花見に気を取られているうちに、並木のハナミズキや
柳が芽吹いて、街灯に映えています。


 先週4月6日発売のグルメ雑誌「dancyu」p.88~89
アイスクリームのCMページで、エムズの全貌(?)が
ごらんになれます。本屋さんでお手にとって見てください。
特集も「銀座・美食案内」おいしいものを召し上がったあとに、
生ジャズを聴きながら一杯、いかがですか?

 連日の雨や「寒の戻り」で、「何着ていいのかわかんな~い」状態、
風邪を引いている方、まだ花粉でお悩みの方も
たくさんいらっしゃいますが・・・
 そうこうしているうちに、季節は間違いなく、お散歩中の
アイスクリームが似合う初夏へと移っていくのですね。


「敷居が高い」か「バリアフリー」か

2007年03月06日 | 銀座
 以前、このブログに書いたことがあります。「敷居が高い」
というのは、本来、知っている人、または場所に対して不義理を
していて(面倒をかけたとか、永いこと音信不通にしたとか)、
いまさら顔を出しにくい、という意味でした。

が、最近では、95%以上の場合、初めての場所(特に銀座の店とか)
について「高級そうで行きにくい」という意味で使われているのは
ご存知のとおりです。
 たぶん、国語審議会でも近い将来、「語義2」として認められる
ことになるでしょう。(ホントか~?)

 先日、二度目にみえたお客様と、たまたま深夜に話し込んでいました。
「オタク系ジャズ解釈」とか「ライブ観」などについて。そのときの
お話の中に、なるほど、という見解がありました。「初めての場所だから
緊張するわけですよ。で、電話で聞いたり、ホームページで調べて、
興味はある、料金も普通に払える、ということはわかっても、
“敷居が高そう”というのは、要するに、話ができるんだろうか、
初めての人間にも、気安く(馴れ馴れしくてもマズイけど)口がきけて、
こういう他愛もない話題に入れるのかどうか、そういう雰囲気で
くつろげるのかどうか、がいちばん心配なものですよ」
 まさにおっしゃるとおりですね。そればっかりは、
いくら私がブログ上で「お気軽にお出かけください」と連呼しても、
扉を開けてみるまでは未知数、もちろん、相性というものもあるでしょう。
でもね、趣味を同じくするものの場合は、かなりの確率で、
最初の敷居はクリアできると思いますよ。
エムズはたぶん「バリアフリー・スタイル」です。

 春の陽気から一転、しとしと雨で寒くなってきた今夜のご出演:
穏やかな演奏の中で小粋にスウィングする袴塚淳(P)
そして、アナタの「バリア」を思い切り取り去ってくれる
カリスマ・ベーシスト根市タカオのDUOでございます。