自転車に乗ろう♪

自転車のこと、ロードレースのこと、庭のこと、日々の暮らしのことなど。    HN:Emmy(えむえむ)

原鉄道模型博物館

2018年01月31日 | 暮らし、その他
1月27日 横浜での飲み会が入ったので
以前から行きたいと思っていた原鉄道博物館を訪問した。

原鉄道模型博物館は、原信太郎(のぶたろう)氏(1919~2014年)の
個人コレクションを展示する施設で
原模型と呼ばれる原氏自作の鉄道模型を走らせるジオラマを備えている。

横浜駅東口から地図を頼りに約5分歩くと


14:37 雉子川のほとりに博物館が見えた。


横浜三井ビルディングに入って、エスカレーターで2階に上がる。
入場券(1000円)を買い、荷物とコートをコインロッカーに入れて、入場。

最初の展示室には代表的な原模型が飾られている。


或る列車 明治末期の幻の列車


小学6年で初めて作った鉄道模型


オリエント急行


日本各地で鉄道が次々と開通する時代。一番乗りに情熱を燃やした。


12歳から20歳くらいまで描きためた、約180枚の車両図面


いちばんテツモパークは一番ゲージの蒸気・電気・トロリーの軌道が走る巨大なレイアウト。
線路は鉄、枕木(約2万本)木で、鉄の車輪の模型は走行音がリアル過ぎるほど。
ここでは本物の運転台を使って鉄道模型を運転できる(整理券方式)。
  
原信太郎氏は3歳から鉄道好きになり
小学5年生で東京から関西へカメラを持って鉄道一人旅をした。
その頃から鉄道模型を作り始め、鉄道が生涯の趣味となった。
本業は文具のコクヨの技術者で、
その分野でも技術開発・発明で300以上の技術特許を個人で取得した。

模型の精巧さにまず感動し、一番切符への情熱と行動力に感動し
家族や周囲との強い絆に感動し、ジオラマのリアリティと走行音に感動した。

閉館の17:00までいても飽きることはなく
いつかまた訪れたいと思っている。
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エビフライ

2018年01月30日 | 家族
一年で一番寒い時期に、私は生まれた。

お祝いの電話をくれた次姉によると
「Emmyを産んだときは本当に寒かったのよ~」
と亡くなった母が話していたそうだ。
私自身がそれを直接聞いた記憶はないのだが
昭和20年代の真冬の寒さは想像するに余りある。
電気洗濯機が普及する前の時代、
おむつの洗濯だけでも本当に大変だったと思う。

子供達が家を出て、夫婦二人で迎えた今年の誕生日は
子供達から短いお祝いのメールが届く他はいつもと変わらない一日だった。


晩ご飯に好物のエビフライを作った。

エビフライは子供の頃、母が誕生日だけに作ってくれたご馳走。
今ではもっと好きな食べ物、しみじみと美味しく感じる食べ物はある。
それでもエビフライはちょっと「別格」だ。

食べ物って色々な意味で思い出と結びつく。
というわけで
S太が5歳くらいになって大人と同じものが食べられるようになったら
様々に「ばあちゃんの味」を刷り込もうと計画中(笑)。

もっともS太にとっては「ばあちゃんの味」と「母さんの味」は違わないかも。
それもまた良し、である^^
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青山さんが高崎に来るよ~♪

2018年01月29日 | 社会、読書
自民党参議院議員の青山繁晴氏の講演会がある。
高崎青年会議所OB会の主催で、
2月18日(日)14:00から、会場は高崎市文化会館だ。

昨年もこの講演会に参加した。(青山さんの講演会in高崎(2月5日)
今回は主催者からメールで先行案内が届き
折り返しで参加申し込みを済ませた。

今朝の虎ノ門ニュースで告知されたので
こちらでもお知らせしていいだろう。

昨年は商工会議所のホールで、定員500人が満席だった。
今年も同じ場所と思い込んでいて
今朝の告知で700名と聞き、自分の勘違いに気が付いた。
今回は高崎市文化会館大ホール。
あぶない、あぶない^^;;



申し込みは電話かファックスでどうぞ。
満員締め切りになっていたら、ゴメンなさい!
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拡大幹事会(飲み会)

2018年01月27日 | 暮らし、その他
大学の出身研究室では2年ごとに同窓会を開いている。
今年の同窓会を相談する幹事会(飲み会)に、
「幹事以外の人もよかったらどうぞ」との案内をもらい、横浜まで出かけた。

11:30 上諏訪からスーパーあずさに乗り


車窓の風景を楽しみ


13:33 新宿。湘南新宿ラインで横浜まで。

以前からずっと行きたかった原鉄道模型博物館で夕方まで、感動の時を過ごした。
(その詳細は後日^^)

ちょっとだけ道に迷ったが、予定の18:00ちょうどに会場の居酒屋に到着した。
出席者は私含めて7人。
全員が研究室にいた時から40年以上の付き合いだ。
後輩が一人、先輩が5人。
先輩の内二人(S氏とW氏)は私が学生の時、既に先生だった人だ。

2年前の同窓会では
近況報告で、政治の勉強をしていることを話し
WGIPの手作りチラシを配った。
WGIPを知っている人は一人もいなかった。
さらに6冊持参した「日本人の誇り」を希望者に差し上げ
過分なカンパ金まで頂いた。
その後、「日本人の誇り」が返本された出来事などもあったっけ(汗)。

生ビールで乾杯し、それぞれに近況報告等をしている時
W氏が「朝日カルチャーセンターに通っている」と口にした。
あの青木理氏の名前が出たところで尋ねた。
「じゃあ、もしかして新聞は朝日ですか?」
「もちろん!」

・・・しまった! と思った。
今日のメンバーのなかでW氏だけが2年前の会を欠席していたことに
この時気付いたのだ。
しかも今日は諏訪から来たこともあって
こういう会合では必ず用意していく「日本人の誇り」などの本を持参していなかった。

一呼吸置いて、「Wさん、WGIPって知っています?」
と憲法九条青山提案チラシと一緒に持っていたWGIPチラシを差し出した。
やや面食らった様子のW氏は、予想通りWGIPを知らなかった。
同じテーブルにいたS氏が
「Emmyさんは産経なんだよ。」とニコニコしながら言う。
WGIPの説明をし、慰安婦問題の説明をし、ハルノートの事を話し
国際社会は腹黒く、悪辣なことをする国があっても取り締まる警察は無い、
だから自衛するしか無く、そのために抑止力が必要なのだと話した。

温厚で紳士的なW氏(40数年間で怒っているのを見たこと無し)は
穏やかな口調で異を唱え続けたが、そもそも詳しく知らないので
根拠のある反論にはならなくて
「いやあ、それは違うだろ?違うと思うけどな。」

私が言ったからといってすぐに信じてもらっても逆に困る訳で
これを切っ掛けに考えてもらえれば、
と私の意図を伝えた。

S氏は2年前に「日本人の誇り」を受け取ってくれた一人で
「Emmyさんの意見はちょっと偏っている気がするけど
いろんな意見を出し合って考えるのは大事だと思う。
自分も人の意見を聞いたり勉強して
死ぬまでには何が本当なのか分かるようになりたい。」
と言っていた。
「次の同窓会では憲法問題でEmmyさんに話してもらったら?」
との冗談半分の提案までされたのにはビックリ。
当然一同に即却下された(笑)。

でもすごく嬉しかった。
いつかS氏に「Emmyさんはど真ん中」と言ってもらえるよう、研鑽を積まなくっちゃ^^;;

W氏が「あのEmmyさんが言っているなら、ちょっと調べてみようかな?」
と思ってくれたら、こんなに嬉しいことはないし
チラシのURLからこのブログに来てくれたら
短時間では話せなかった私の主張が
もう少し整理された形で伝わるかもしれない。

私自身の今後の課題。
チラシ以外に広報する資料を整理しておく必要がある。
WGIPから入り、どこに続けるか?
マッカーサーの議会証言(日本は自衛の戦争をした)、ハルノートは事実上の宣戦布告、援蒋ルート、フーバー大統領回想記。
慰安婦募集新聞広告、吉田清治の嘘本、それを広めた人権派弁護士と朝日新聞、アメリカ公文書(終戦間近の慰安婦聞き取り調査)、日韓基本条約。
本田勝一の中国の旅、南京大虐殺記念館を作らせた日本社会党、河村名古屋市長の父上の話。
北朝鮮による日本人拉致、憲法の脆弱性、日本社会党のスタンス。
等々。

項目 短く適切な説明 補足的説明 一時資料 という形で
様々な課題を整理して優先順位を付けて、
相手によって限られた時間内で最も説得力のある話ができるようにしたい。

原鉄道模型博物館に行って来たと話したら
目を輝かせて「僕もいってみたいと思っているんだ!」とW氏。
テレビ番組で見たそうで、すごく詳しく知っていた。
「運転は整理券方式。平日なら大丈夫と思う。」
とほやほやの現地情報を伝えておいた^^

20:00過ぎに散会となり、
二次会に行っても20分くらいしか時間が無かったので
そのまま横浜駅から東京駅へ向かった。
21:28 あさまに乗車。
23:30 帰宅。2週間留守にした室内の気温は氷点下2℃だった(凍)。
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釣られたのは私だけじゃなかった

2018年01月25日 | 社会、読書
実は、前回の記事には続きがある。

草津白根山の噴火災害とデマに釣られた私(汗)は1月23日夜までの出来事だ。

翌朝(つまり1月24日)いつものようにネットをチェックすると
私の釣られたツイートを根拠にした他人の記事を引用する形で
ある方が自衛隊員のあの「美談」を取り上げていた。
私がフォローしている高名な保守系の学者で
歴史戦を最前線で闘っておられる方である。
以下、この記事ではその方を「先生」と記載する。
フォロワーも多いはずで、既に100件以上もシェアされていた。

先生はガセとは気付いていないのだろう。

我が方の著名人が偽情報を発信しているのは、いかにもまずい。
愛国保守の陣営が攻撃される材料になる危険性もあるし
先生の信用を損ねることにもなりかねない。

唐突と自覚しつつ、先生に以下のダイレクトメッセージを送った。

2018年1月24日(水) 9:02
初めてのメッセージ失礼します。
本白根山噴火における「陸自隊員が円陣を組んで民間人を守った」との記事ですが、
先生が引用されたHさんの記事は削除されています。
またそのソースだったMさんのツイートは昨晩すでに削除されています。
ライブカメラの映像から該当するような状況は考えにくいです。
即断はできませんが、フェイク(デマ)の可能性があります。
先生がフェイクの発信元になるのを看過できず、お知らせさせて頂きました。
-----

しばらく待ったが返事はない。
まあそうだろう。
友達でもない者からのメッセージなど読まなくても不思議ではない。
そこで記事へのコメント欄に
引用されたHさんの記事もそのソースだったMさんのツイートも
削除されていると書き込んだ。

画像付きで元ツイートが削除されたことを示すなど
私以外にも事実ではない可能性を指摘するコメントが続くが
1:10くらいの割合で、
「感動しました、シェアします」とのコメントが圧倒的に多い。

午後になって、先生が新しい記事をアップした。
「Hさんからの申し入れがあり、前題は非表示とした」とある。
事実関係に疑義が生じたなどの説明は一切無くて
先生ご自身はまだガセとは思っていないのかもしれない。
それでもこれで拡散が止まるからと一安心。

が、私のタイムラインには元の記事が消えずに表示されたままで
コメントもシェアもどんどん件数が増えているではないか。

Facebookの仕組みを調べてみると、
非表示とは自分のタイムラインから消えるだけで
シェアなどで広がったものは表示されたままになると分かった。
誰からも見えなくするには削除する必要があるらしい。
すぐに先生の最新記事のコメント欄でこのことをお知らせした。

一方拡散し続けている元記事のコメント欄にも
「事実と確認できていないことです」と再度書き込んだ。
「デマだからシェアしないで!」とはっきり指摘するコメントがある一方
相変わらず「シェアします!」が圧倒的に多い状態だ。

デマであると確信できる情報はありますか?
とのコメントを目にして、たまらずに返信した。
-----
エントリの元になったツイッターは昨夜の間に削除。
ここのコメント欄には今日の午前中時点で「防衛省の広報に問い合わせたがその情報は確認できていないとの返事だった」ことも書かれています。
さらにテレビで放映されたライブカメラ映像で、斜面を移動中の自衛隊員の集団に雪煙が上がるほどの噴石が降り注ぎ、雪煙が晴れたら数名が倒れている様子が見て取れます。
その現場とは別の場所で「円陣」があったのかどうかは分かりません。
ただ、丸一日を経過して「助けられた親子」は名乗り出ていません。
事実であれば素晴らしいことですが、残念ながら事実と確認できていないのです。
-----

また、他の方(仮にP氏)とは次のようなやり取りもあった。
P:デマだと言う根拠は?
私:事実である根拠が皆無なのです。ソースは2チャンネルの書き込みです。
P:ってことはデマだと言う根拠も皆無で、真実でもデマでもそのどちらにも根拠がないのですね。(要旨)
私: 仰るとおりです。もしもデマ=嘘だったら、嘘つきと言われても反論できません。
嘘つき呼ばわりされて、他の正しい主張までが信頼されなくなることを恐れます。
ですから、事実と確認できるまでは拡散しない方がよいと私は思います。
P:いいえ、この話は第三者の名誉を棄損するものではない。
信じるも信じないも個人の自由で拡散も個人の自由。
拡散した先でこの話を信じるか信じないかも個人の判断。
よって、自分は方々で拡散しようと思う。(要旨)
私:そうでしょうか?
デマを拡散させることは個人の自由とは思いません。
人を騙していることになるからです。それとも騙される方が悪いと仰りたいのですか?
事実であることを証明するのは一つの信頼できる証拠があればいいです。
一方デマであることを証明するのは、「無かった事の証明」、いわゆる「悪魔の証明」です。
事実と確認できるまでは拡散しないのが、良識ある判断ではないでしょうか?
言うまでもないことですが、このような美談に頼らずとも、
自衛隊の皆さんの献身的な働きは、十分すぎるほど尊敬と感謝に値します。
-----

この頃までにシェアは900件を超えていた。
元となったツイートをした方は、
2ちゃんねるのからの転載であったことを説明して謝罪のツイートをしていたが
その後アカウント自体を削除したという。
記事の中にツイート主のアカウント名が明記されていたことで
何らかの攻撃を受けた可能性がある。

日付が変わる頃、寝る前の時点では表示されていた先生の記事は
翌朝になると消えていた。
今度こそ大丈夫。一件落着だ(安堵)。


前日はほぼ一日この件に対応していたような気がする。
誰に頼まれたわけでもないのに、なんでそんなに気を揉んで対応したのか?

それは私自身が釣られただけあって、
この話を信じてしまう人の気持ちがよく分かるからだ。
上に登場してもらったP氏の発言でも分かるように
信じてしまう人の中には「信じたい気持ち」が必ずある。
であるからこそ、信じる信じないの前に
事実であるかどうかを自分で確認しなくてはいけないのだ。

今回のことでは、先生の記事だからと無条件に本当と信じて
感動して拡散してしまった方がとても多かった。
発信元の責任の大きさは言うまでもないが
どれほど立派な方でも間違いはあるということを前提に
一人一人が事の真偽を確かめる姿勢を持たなくてはならないことを
改めて強調しておきたいと思います。 ← 馬淵睦夫氏風^^

その後先生からは本件についての発信は無い。
高名かつある程度年齢の行った男性にとっては
とてつもなく難しいことなのかもしれない。
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草津白根山の噴火災害とデマに釣られた私(汗)

2018年01月25日 | 社会、読書
1月23日、草津白根山の本白根山が噴火し
1人が死亡、11人が重軽傷を負った。

亡くなられた方のご冥福をお祈りするとともに
怪我をされた方々にお見舞い申し上げます。
一日も早く快復されますように。

さて、亡くなったお一人と怪我をされた7人(内2人は当初重体)は陸上自衛隊員だ。
多くの災害現場で活躍してきた
陸自第12旅団(群馬県)の第12ヘリコプター隊に所属し
被災時はスキー板を着けて雪上を移動したり、
冬山で雪に埋まった人を捜索したりする訓練をしていたという。

「何でよりによって自衛隊の皆さんが・・・」
と無念な思いが募った。

そんな時に、以下の2つのツイートがリツイートされてきた。
【現地からです。ゲレンデ内の避難は全員完了してます。たまたま近くに自衛隊が居てくれて助かりました。私たち親子と噴石の間に円陣組んで立ちはだかってくれて、ずっと声を掛けてくれました。】
【円陣組んでくれた自衛隊の方、1名に石がぶつかったんですが、1度倒れたあと、また立ち上がって私達を守ってくれました。本当に感謝です。避難終えてその自衛官と思われる若いお兄さんがタンカでヘリに乗せられている所を見たときは涙が出ました。どうかご無事で。】

そうか、そんなことがあったのか!
胸がいっぱいになって涙がぽろぽろとこぼれた。
すぐにFacebookに次の記事を書いた。

-----
草津白根の元白根山噴火で陸自隊員の方が亡くなりました。「訓練中に雪崩に巻き込まれた」との報道、その後、亡くなった方は上半身骨折・肺損傷との記事を見て腑に落ちなかったのですが、先ほど現場にいた方のツイッターを読んで謎が解けました。
一般のスキー客と噴石との間に円陣を組んで立ちはだかり、盾になって守ったとのことです。感謝で涙が止まりません。
他の隊員の方々も負傷し、お二人は重体と報じられています。何とか助かって欲しいと祈っています。
-----

1時間後、風呂から上がりパソコンを開くと、先ほどのツイートが消えていた。
あれ、何で?
私もリツイートしたのに、その痕跡も無くなっていた。
10分ほど、キーワード検索で探してみても、
件のツイートの内容を裏付けるものは何も見つからなかった。

もしかして「ガセ」だったのかもしれない、と気が付いて
Facebookに書いた記事を、すぐに削除した。

消してからよく考えてみたら
「私達親子と(上から降ってくる)噴石との間に円陣組んで立ちはだかって」
というのが不自然に思えてきた。
もし盾になって守るというなら、一人が一人の上から覆い被さるだろう。

夫に話すと
「そうだろ?変だと思ったんだよ。映像でもそんな風には見えてないしね。」
と言われた(汗)。
既にライブカメラの映像がテレビで何度も流れていて
斜面を移動中の自衛隊員の集団に雪煙が上がるほどの噴石が降り注ぎ、
雪煙が晴れたら数名が倒れている様子が見て取れた。
もちろん円陣を組んいる姿などない。

ネット上のデマとはこういうものか。

いとも簡単に引っかかったのは恥ずかしいが
こまめにチェックしてすぐに気付き削除できたし
フォロワーがごく少数なのが幸いして、他に迷惑を掛けることも無く済んだ。
(「いいね」もシェアも一つも付いていなかった。)

やれやれ(^^;)


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安倍総理が平昌五輪開会式に出席の意向

2018年01月24日 | 社会、読書
朝のテレビで
「安倍総理が平昌五輪開会式に出席することを決断した」と聞き
すぐに産経ニュースを読んだ。

慰安婦合意の完全履行と、北朝鮮への圧力強化について
日本の立場をしっかり文在寅大統領に直接伝えることが
その目的だという。

この期に及んで、何を甘いことを言っているんだと
怒りよりも情けなさでいっぱいになった。

韓国が約束をすぐに覆す国であることは
これまでの経験で十二分に分かっているはずだ。
何を言っても無駄な相手に
直接伝えることなど何の意味もない。

そもそも、あの慰安婦合意の後、
性奴隷という世界に広まった大嘘を正す努力を
安倍政権はやってきたのだろうか?
外務省ホームページの英語説明の修正すらしていないではないか。
しっかり「攻めの姿勢」を取らず押し込まれる一方だ。

このニュースで朝から気持ちが萎えてしまった。

救いは、
自民党の「日本の名誉と信頼を回復するための特命委員会・外交部会合同会議」では
全員が総理の訪韓に反対だということ。
BSフジプライムニュースに出演した宇都議員が
「ギリギリまで総理を説得する」と言ってくれた。

早く気持ちを切り替えろ、と自分を励ましている(涙)。

-----
2018.1.24
安倍晋三首相、平昌五輪開会式出席へ 単独インタビューで表明 「日韓合意新方針は受け入れられぬ。文在寅大統領に直接伝えたい」
 安倍晋三首相は23日、首相官邸で産経新聞のインタビューに応じ、韓国で2月9日に行われる平昌五輪の開会式出席のため訪韓する考えを明らかにした。その際に文在寅大統領と会談し、慰安婦問題をめぐる日韓合意に関し、文政権が示した新方針を「受け入れることはできない」と直接伝える意向を示した。核・ミサイル開発を続ける北朝鮮については「高度な圧力の維持を再確認したい」と述べた。
 首相は「五輪は平和とスポーツの祭典であり、日本は2020年に東京五輪を主催する立場だ。諸般の事情が許せば平昌五輪開会式に出席し、日本人選手たちを激励したい」と述べた。
 その上で「現地で文大統領とぜひ会談したい。慰安婦問題をめぐる日韓合意について韓国が一方的にさらなる措置を求めることは受け入れることはできない。この考え方を直接伝えるべきだと考えている」と説明。在ソウル日本大使館前の慰安婦像撤去についても「当然強く主張することになる」と述べた。
 南北対話については「五輪は五輪で切り離して考えるべきだ。北朝鮮への圧力を最大化していく方針はいささかもぶれてはならない。この考え方も文大統領に明確に伝えたい」と述べた。北朝鮮に対する人道支援再開については「間違ったメッセージを与えることになる」と反対する考えを示した。
 日本では韓国が示した新方針への批判が根強い。首相も一時出席見送りに傾いたが、北朝鮮情勢などを考慮して再考したという。首相は「何をすべきかを熟慮して判断し、実行するのは政権を担う者の責任だ」と説明した。
 北朝鮮情勢については「五輪期間中に挑発的な行動が抑制されるのはよいことだが、その間も核・ミサイル開発を続けている。だからこそ制裁を維持し続けるということが大切だ」と指摘。北朝鮮の核保有については「NPT(核拡散防止条約)の根幹が崩れることになる。断じて容認できない」と語った。
 一方、尖閣諸島(沖縄県石垣市)周辺での中国の挑発的な行動について「日本の領土、領空、領海は断固守り抜く。私たちの明確な意志を見誤ってはならない。今後も毅然かつ冷静に対応する」と強調した。その上で「隣国ゆえに困難な問題もあるが、だからこそ話し合わねばならない。アジアの平和と繁栄のために日中は大きな責任を共有している」と述べた。
 憲法改正については「憲法を制定する主役は国民だ。国民の理解が高まるように自民党ももっと努力しなければならない。公明党ともよく議論してもらいたい」と語った。
(田北真樹子、阿比留瑠比)
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東京は4年ぶりの大雪警報

2018年01月22日 | 暮らし、その他
数日前からの天気予報通り
南岸低気圧の影響で関東甲信地方は雪になった。

午前中、雪が降り始める前に買い出しに行った。
するとスーパーはすごい混雑で、レジにも長い行列ができていた。
「みんな考えることは一緒だね。でもすごいね。」
と夫。

帰宅して見た昼のニュースでは、東京は既に積もり始めている。


13:57 長女:こっちは今こんな感じ〜


14:00 長男:新宿区高田馬場。やっぱりノーマルタイヤ剥き出しの車も見るねー。恐ろしい。


14:07 高田馬場駅前。これからレッスンです。

なぜか当地はまだ曇り。


雨雲レーダーを見ると、長野県でも諏訪湖周辺だけが、雪雲の切れ間に入っていた。

その後、15:00過ぎにようやく雪が舞い始めた。

東京23区に4年ぶりの大雪警報が発令されたとのニュースが流れた。
4年前の大雪警報とは、平成26年2月8日のこと。
その日私は、次男の大学受験の付き添いで東京にいて
東京ブリザードを余すところ無く体験したのである。

久しぶりにあの日の日記を読み返し、大変な一日だったことを思い出している。
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「与える」より「届けて」ほしい^^

2018年01月21日 | 社会、読書
以前から気になっていたこと。
スポーツ選手などがインタビューに答えて
「皆さんに希望を与えたい」とか「勇気を与えたい」
等という。

この「与える」という言葉だが
目上の人には使わないのではないだろうか?
また「有無を言わさず強制的に」という意味合いも感じる。

例えば
「母に与える」「先生に与える」とは言わないし
友達に与えるも使わない。
子供に与える、金魚に餌を与えるというのが普通の使い方と思う。

そうすると選手が「応援してくれる皆さんに与える」のは
やはり日本語としておかしい。

代わりに適切な言葉は何だろうかと考えて
「届ける」がいいのではないかと思いついた。
届けるは目上目下は関係なく使う言葉だ。
さらに、受け取るかどうかを相手に委ねていることも
この場面にしっくり来る。

応援して下さる皆さんに元気を届けたいです!

うん、いいんじゃない?
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久しぶりの追っかけ♪

2018年01月20日 | 家族

10:21 上諏訪からあずさ12号で新宿へ向かった。
乗車してすぐに菓子パンとコーヒーで腹ごしらえをし
立川を過ぎたところで家から持ってきたお握りとお茶で昼食。

12:33 新宿着
東口に出てプリントアウトしてきた地図を見たが、歩き出す方向に自信が持てない。
すぐ横の交番で道を尋ねた。
「歩いて行くんですか?ちょっと遠いですよ。それに多分迷うし。」
と若いお巡りさん。
「15分くらいって聞いています。方向さえ間違わなければ多分大丈夫です。」
と答えると
「道なりに行って大ガードを右、新宿5丁目を左で6丁目を右。」
と教えてくれた。
5丁目の手前で遊歩道入り口に「新宿文化センター」の矢印があったので
そちらの道を通って
会場の新宿文化センターに着いたのは開場5分前の12:55だった。




12:57 入場を待つ人は150人くらいか。

入場すると




長男がステージで調弦をしていたので
声を掛けて、ちょっと渡すものを渡した。

座席はほぼ最前列に陣取った。

13:30 開演


演目9曲の中で長男(エキストラ参加)が入るのは3曲。
長男の出番では長男の動きとハープの音色に神経を集中した。
その他の曲の時はリラックス(笑)。


14:20から20分間の休憩。座席は半分以上は埋まっている。

楽団のレベルは高くて聴き応えがあり
客演のアルトサックスも素晴らしかった。
アンコール2曲を演奏して16:00終演。

ステージでハープを片付けている長男に声を掛け、少し話して会場を後にした。

最後に公開の場で長男の演奏を聴いたのは、最後の大学祭での作品発表会。
しかもその時は独唱とオーボエだったから
ステージでハープを演奏する姿を見るのは今日が初めてだった。

「そんなにハープが活躍する曲でもないので無理して聴きに来る価値は無いです。」
と長男には言われたけれど、
でも特急一本で行けるし、と行くのを決めたのは一昨日の木曜日だった。

聴きに来て本当によかった。
とても感動した(*^_^*)

16:20に新宿駅に着いて
17:00発のあずさ25号に乗車。
19:21 上諏訪駅まで夫が迎えに来てくれた。
19:30 帰宅。
昨夜作ったカレーをすぐに温めて晩ご飯にした。

スポーツの大会とか合唱コンクールとか
数十年に亘って、子供達の「追っかけ」を随分とやってきた。
このところ、あまり無くなっていた追っかけだが
長男のおかげで、もうしばらく楽しめそうだ♪♪
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官邸にメールした!

2018年01月19日 | 社会、読書
安倍総理を平昌に行かせてはならないので
行ってはいけない理由を添えた以下のメールを
首相官邸に送った。
ネット上には「自分も官邸にメールした」という書き込みを多く見る。
思いを同じくする仲間がいて、心強い。

-----
平昌オリンピックに行ってはいけません
自公両党の幹事長が、どうにかして安倍総理を平昌五輪へ行かせようと画策していますが、
絶対に行ってはいけません。
その理由は以下の通りです。

1.総理が襲われる危険があります。
総理の身に万一のことがあったら、日本のみならず世界にとっても
取り返しの付かない大きな痛手となります。
2.慰安婦問題に関する日韓合意に極めて不誠実な韓国に対して
それを容認するような間違ったメッセージとなります。
3.韓国は慰安婦問題の解決のために行動を起こした日本国民である奥茂治氏を起訴し、
出国禁止にしています。
4.平昌五輪は今や完全に政治的なイベントと化しています。
北朝鮮の宣伝の場となり、文政権がそれを歓迎し積極的に進めてさえいます。
このような五輪に加担してはいけません。
5.上記のような事実は日本国民にかなり知られていて、
その結果「総理は行った方がいい」という世論がほとんどありません。
仮に総理が平昌へ行った場合、日本国民、特に保守層の失望と反発を招くでしょう。
憲法改正という重要案件を控えて、これは絶対に避けなければいけないと思います。
6.G7各国の対応と歩調を合わせるのがいいです。
主要国でトップを派遣する国は今のところ無いです。

二階氏、井上氏の言うとおりにした場合、日本が得るものはなく、
韓国・北朝鮮は実に大きな利益を得ます。
私などが言うまでもないこととは思いますが、
万一総理や官邸の皆様方に少しでも迷いがあってはいけないと考えて、
意見を送ります。
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安倍総理を平昌に行かせてはならない

2018年01月18日 | 社会、読書
1月11日に
「安倍晋三首相は韓国で2月9日に行われる平昌五輪の開会式への出席を見送る方針を固めた。」
と報じられた。
2018.1.11 産経ニュース安倍晋三首相、平昌五輪の開会式欠席へ 慰安婦日韓合意めぐる韓国新方針で判断

それはそうだろう。
今の状況で韓国の要請に応じて平昌へ行く必要は無い。
というよりも、行ってはならないと私は思う。

ところが二階自民党幹事長、井上公明党幹事長の両氏が
どうにかして安倍総理を平昌五輪へ行かせようと画策している。
テレビメディアなどもこれに歩調を合わせるように
「総理は行くべきだ」との論調で世論誘導に勤しんでいる。

安倍総理が平昌へ行ってはならない理由はいくつかある。

第一は、身の危険があることだ。
韓国は暗殺者が英雄扱いされる国である。
古くは伊藤博文公、最近ではリッパート米大使が襲われた。
リッパート氏は元軍人で身を守る術を心得ていたため
一命を取り留めたが
そうでなければ落命していた可能性は高い。

韓国国内では現在、安倍総理の人形を斬首するような下劣なデモまで行われている。
しかも安倍総理を無き者としたいのは反日的な韓国人とは限らない。
国際社会における安倍総理の影響力、存在感が
歴代の日本国総理大臣とは比べものにならないくらい大きいことを考えれば
北朝鮮その他の国家機関あるいは世界の混乱を望む闇の組織に
狙われることも
警戒しなければならない。
韓国の警備体制の下で、安倍総理の安全確保は期待できない。

第二には、慰安婦問題に関する日韓合意の不履行を続ける韓国政府に対して
誤ったメッセージを送る結果になることだ。
過去50年以上繰り返してきた融和策がここまで問題を拗らせたことを
我々は絶対に忘れてはならない。

第三に、韓国が日本国民である奥茂治氏を起訴し、出国禁止にしていることだ。
奥氏は慰安婦問題の解決のために行動を起こし
公用物損傷罪などで起訴されている。
2018.1.16 産経ニュース
「謝罪碑」判決 虚偽がまかり通っている


第四には、上記のような事実が日本国民にもかなり浸透し
「総理は行った方がいい」という世論がほとんど無いことだ。
仮に総理が平昌へ行った場合、日本国民、特に保守層の失望と反発を招くだろう。
憲法改正という重要案件を控えて、これは絶対に避けなければいけない。

第五として、G7各国と歩調を合わせる必要性だ。
主要国でトップを派遣する国は今のところ無い。
地理的距離が近いとか遠いとかはあまり意味のないことで
我が国にとって真に重要か否かで判断すればよい。

二階・井上両幹事長は、我が国の国益を損なおうとしている。
彼らはおそらく
国益のために近隣諸国との良い関係を築くべきと言うだろう。
しかし誰が見ても、それは「韓国の国益」に資する行動だ。
金かハニトラか自己の利益のためと見なされても文句は言えない。
少なくとも私にはそうとしか見えない。

安倍総理は平昌五輪に行ってはならないし、行かせてはならない。


2018.1.17  産経ニュース
官邸はありがた迷惑? 自公幹部「安倍晋三首相は平昌五輪出席を」 菅義偉官房長官は「どうなるかは直前にならないと難しい」と慎重姿勢
 自民党の二階俊博、公明党の井上義久両幹事長は17日、東京都内で会談し、2月9日に行われる平昌冬季五輪の開会式に「安倍晋三首相が出席するのが望ましい」との認識で一致した。首相は、慰安婦問題に関する日韓合意をめぐり、韓国の文在寅政権が日本政府に新たな措置を求める姿勢を示したことに反発し出席を見送る方向だけに、政府筋からは「ありがた迷惑」などの批判が出ている。
 会談では、井上氏が2020年夏に東京、2022年冬に北京と東アジアで五輪開催が続くことを踏まえ「政府が判断することだが今回は行った方がいい」と主張した。二階氏も「行ければ行った方がよい」と賛同し、野党側と通常国会(22日召集)の日程調整を進める方針を確認した。
 二階氏は16日の記者会見でも「(五輪と国会は)両方とも大変重要な政治課題だ。うまく調整し、実現できるよう努力したい」と述べた。2月上旬は首相が出席して平成30年度予算案を審議する衆院予算委員会の基本的質疑が控えるが、与党は2月7日頃までに終えたい考えで、その通りに審議が進めば首相の訪韓は日程的には可能となる。
 ただ、首相は15日、訪問先のブルガリアで同行記者団に「国会の最中なら一日も早い(平成30年度)予算の成立こそが最大の経済対策となる」と述べ、出席に消極的な姿勢を示した。菅義偉官房長官も17日の記者会見で「国会日程が当然最重要だ。どうなるかは直前にならないと難しい」と述べ、慎重に判断する姿勢を示した。
 日韓合意で日本側に身勝手な要求を突きつけ、一方で開会式の出席を求めるような文政権の姿勢に対し首相は怒りを募らせている。前のめりな自公幹部と官邸側との溝は深い。
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二階氏とチャイナ

2018年01月17日 | 社会、読書
1月14日の産経新聞に面白い解説記事が載った。
ワシントン駐在客員特派員の古森義久さんが、
チャイナ政府が対日工作として日本の政治家をどのように利用しているかという視点から
自民党の二階俊博幹事長の動向を分析している。

 米中関係が険悪となり、日米同盟が強化されると、自民党の二階俊博氏が北京に姿をみせる-。
日米中の3国関係のうねりを長年、観察していると、こんなパターンがあることに気づく。

というのだ。

2000年5月に約5千人、2015年5月に約3千人を率いての訪中で
二階氏はチャイナ政府から大歓迎された。
いずれの時期も、米中関係が悪化していたと古森氏は指摘する。
そして昨年12月には、公明党の井上幹事長とともにまたしても北京を訪問したが
やはり米中関係は緊張へと向かっていた。
チャイナ政府からすれば、声を掛ければ喜々としてやってきて
「日中友好こそが大事だ。」と主張してくれる二階氏はありがたい存在に違いない。
しかし日本国民からすれば迷惑この上ない存在である。

チャイナが「中華民族の夢」と称して世界制覇への野望を隠さなくなった今、
日中友好とは「いずれ日本がチャイナに飲み込まれる」ことを意味する。
断じてそんなことを許してはいけない。

なお、古森氏はベトナム戦争時、現地特派員としてサイゴン陥落のただ中にいたという
百戦錬磨のジャーナリストだ。
取材力、分析力ともに素晴らしく、解説は大変面白い。

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2018.1.14 09:03
【あめりかノート】
米中関係が険悪になると二階氏が訪中…その裏に潜む危険 ワシントン駐在客員特派員・古森義久

 米中関係が険悪となり、日米同盟が強化されると、自民党の二階俊博氏が北京に姿をみせる-。日米中の3国関係のうねりを長年、観察していると、こんなパターンがあることに気づく。
 「風が吹けば桶屋(おけや)がもうかる」ということわざのような、一見、奇妙な因果関係にみえるが、よく点検すると、きちんとした理屈が通っていることがわかる.。
 2000年5月、当時運輸相の二階氏は約5千人もの訪中団を率いて北京にやってきた。旅行や観光の業界を動員しての訪中だった。人民大会堂での式典では江沢民、胡錦濤の正副国家主席が登場して歓迎した。明らかに中国側の主導での友好行事だった。
 そのころ中国総局長として北京に駐在していた私は、この訪中団歓迎の儀式を目前にみて、それまでの中国側の日本への冷たい態度が急変したことに最も驚いた。
 米国の当時のクリントン政権は中国の台湾への軍事威嚇などを理由に対中姿勢を急速に硬化させていた。日本には日米共同のミサイル防衛構想を呼びかけ、同盟強化を進めていた
 多数の関係者に聞くと、中国指導部はそんな状況下では日米両国と同時に敵対を深めるのは不利だと判断して、日本へのかりそめの微笑をみせたのだという分析で一致していた。
 15年5月には自民党総務会長の二階氏は約3千人の訪中団を連れて北京を訪れた。習近平国家主席とも親しく会談した。このときも中国はそれまで尖閣諸島や歴史認識で日本には厳しい言動をとっていた。だから二階訪中団への歓迎は唐突にみえた
 このころも米国は中国への姿勢を強硬にしていた。中国による南シナ海での無法の軍事拡張、東シナ海での威圧的な防空識別圏宣言などに対し、融和志向だったオバマ政権もついに反発し始めた。日米間では新たな防衛協力のための指針が採択されたばかりだった。日米同盟の画期的な強化だった。00年の米中関係や日米同盟の状況と酷似していたのである
 そして昨年12月末、自民党幹事長の二階氏は公明党幹事長と北京詣でをした。習近平氏に歓迎され、現代版シルクロード経済圏構想「一帯一路」への日本の参加を熱烈に要請された。
 注視すべきなのは、またまたこの時点でも米国のトランプ政権が新たな国家安全保障戦略で中国と対決する構えをみせ、日本との同盟の絆を強める姿勢を固めている点である。中国が日本との「友好」や「対話」の笛を吹き、日本を軟化させて、米国との歩調を崩させようと意図する要件が整っているわけだ。そのために中国の政策にはまず反対しない親中の有力者の二階氏に頼ることはごく自然にみえる。
 中国のこうした融和作戦の危険は真の対日政策が決して変わっていない点にある。歴史を使っての「抗日」の名の下での反日政策、そして尖閣諸島周辺の日本領海に侵入を重ね、同諸島を軍事力ででも奪取しようとする侵略政策がその主体なのだ。二階氏は中国側に対して、そうした敵対性の強い対日政策への批判を述べることは今回もまたなかったようである。
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八ヶ岳連峰

2018年01月16日 | 暮らし、その他
岡谷のカーブスまで、初めて車で行った。
すぐ近くに広い駐車場があり、なかなか便利な場所だ。

トレーニングの後、買い物をして諏訪湖畔に出ると
諏訪湖越しに八ヶ岳連峰が目に飛び込んできた。
写真撮らなくちゃ。
釜口水門脇の駐車場に車を止めた。


13:24 先週の冷え込みで結氷した諏訪湖だが、かなり融けてしまったようだ。


雄大な八ヶ岳連峰の姿をしばし眺めてから車に戻った。
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ベアトリス・フィン氏の無知と上から目線

2018年01月14日 | 社会、読書
昨年のノーベル平和賞を受賞した非政府組織(NGO)
「核兵器廃絶国際キャンペーン」(ICAN(アイキャン))の
ベアトリス・フィン事務局長(スエーデン出身、35歳)が来日し講演などをした。
そのことをNHKニュースで聞いて
「我が国のことをろくに知らない外国人が偉らそうに。」と不愉快だった。

そのままにしておくには不愉快すぎたので
改めて文字になった記事をチェックして
彼女の無知と傲慢さを指摘しておく。

まずNHKニュースから。
彼女は
「核兵器は破壊の均衡によって平和を保つというもので非常に危険で永続性はない。」
と言うが、
軍事力の均衡が国家間の武力衝突を防ぐことは常識だ。
抑止力という概念を知らないのだろうか。
核兵器だけを特別視する理由としては、彼女の主張には全く説得力が無い。

また原爆を落とされた被害国である我が国に、何と「道義的責任がある」と言う。
どこをどう繋げればそういう結論になるのだろう。
何らかの責任を云々するなら原爆を落としたアメリカに言うべきだ。

念のため指摘しておくが、
あなた方西洋の価値観に従えば、我が国は最低2発の原爆を使用する権利を有する。
その権利を行使するかしないかを決めるのは我が国だ。
日本の価値観に従えばそういうことはしないだろうが、
とにかく決めるのは我が国である。

「核兵器の脅威にさらされていない国はなく日本政府も条約に同意しなければならない」
そうだが
至近距離の隣国の国家元首から
「核爆弾をぶち込んで日本列島まるごと沈めてやる」
と脅されている現実を知っているとは思えない発言だ。
我が国以外のどこの国がこのような脅威にさらされているのか、
是非教えていただきたい。
だいたい主権国家に向かって「しなければならない」なんて、貴女、何様?
失礼にも程があるだろう。

「決めるのは国民であり国民が『署名してほしい』といえば政府は署名するはずだ」
との発言は、議会制民主主義の何たるかを全く理解していない無知をさらけ出している。
ご説明して差し上げると
我が国は選挙によって選ばれた多数派が政権を担い政策を決めて実行する。
日本政府が署名しないのは、国民の多数が署名を望んでいないからだ。

ベアトリスさん、貴女が話をお聞きになった「市民」は
日本国民の中では少数派ですよ。

それとも我が日本国はまともな選挙制度も無い遅れた独裁国家とでも思っているのか。
一部の人達の「アベの独裁を許さないぞ~」を真に受けている?
いやぁ、実はそういうことかもね(苦笑)。
ノルウェーと日本を同列に見るような国際感覚だしねぇ・・・

東京新聞の記事では
核の傘に進んで入ることは受け入れられない。長崎、広島の価値観と大きな隔たりがある」と苦言を呈し・・・
とあるが
別に貴女に我が国の安全保障政策を受け入れて貰う必要など無い(断言)。
貴女が言うところの「長崎、広島の価値観」は観念論・理想論に過ぎず
日本国民の多くは、きれい事ではない現実を見据えた価値観を共有している。

彼女の無知が際立ったのは次の発言。
(長崎への原爆投下以降に)核兵器が使われなかったのは、幸運だったからにすぎない

1945年以後も核実験によって多くの人々が被爆した。
とりわけチャイナは、
ウィグル人が多く住む新疆ウィグル自治区で核実験を繰り返し
多くのウィグル人を被爆させた。
長崎以後も核兵器は使われ続けているのだ。

国と国の戦争では使われていないと主張するのなら
それはむしろ核兵器の本当の恐ろしさを理解していないことになる。
いまや主権国家ではなく、
テロ組織、犯罪組織が核兵器を入手して使うという脅威が
現実のものとなりつつある。

核兵器廃絶国際キャンペーンにはその視点が欠けているのではないか。

それぞれの国には歴史や伝統とそれに根ざした価値観があり
刻々と変化する国際情勢の中でそれぞれの事情がある。
そうした諸々への敬意が彼女の発言からは感じられない。

無知なのに「意識高い系的上から目線発言」に対しては
日本人を舐めるな!
と怒鳴りつけてやりたい気分だ。


ICAN事務局長「日本は核廃絶のリーダーになるべき」
1月13日 20時41分 NHKニュース

去年、ノーベル平和賞を受賞したICAN=核兵器廃絶国際キャンペーンのベアトリス・フィン事務局長が被爆地・長崎市を訪れ「人類で初めて原爆を体験した日本は核廃絶に向けた世界のリーダーになり核兵器禁止条約に参加する道義的責任がある」と訴えました。
12日から初めて長崎を訪れているICANのフィン事務局長は、13日ICANの国際運営委員を務める川崎哲さんとともに爆心地公園を訪れ、原爆が上空で爆発したことを示す碑の前に花をたむけて犠牲者に祈りをささげました。そして、原爆資料館を見学し被害の実態を伝える遺品ややけどを負った被爆者の写真などを見て回りました。
このあと、核兵器禁止条約をテーマにした催しに出席しました。はじめに、フィン事務局長が講演し「核兵器は破壊の均衡によって平和を保つというもので非常に危険で永続性はない。人類で初めて原爆を体験した日本は核廃絶に向けた世界のリーダーになり、核兵器禁止条約に参加する道義的責任がある」と訴えました。
続いて行われたパネルディスカッションで外務省の課長が、核兵器禁止条約に日本が参加しないことについて「北朝鮮の問題など国際社会の厳しい安全保障環境の中では難しい」と説明したのに対し、フィン事務局長は「核兵器の脅威にさらされていない国はなく日本政府も条約に同意しなければならない」と指摘しました。
市民が声を上げることの重要性を強調
フィン事務局長は記者会見で、「核兵器廃絶に大きな関与をしている長崎に来ることができて非常に触発されている。もっと被爆者の話も聞きさまざまな人々と共有したい」と述べました。
また、核兵器禁止条約に署名していない日本政府について「核廃絶を訴える面と核兵器に依存している面の2つの顔があり矛盾している」と指摘したうえで「民主主義国家なら条約に参加するかどうかを決めるのは国民であり国民が『署名してほしい』といえば政府は署名するはずだ」と訴えました。
そして、日本と同じように核の傘に依存しているノルウェーなどを例に挙げ、署名の可能性を探るための議論が国会で始まっていることを紹介し、市民が声を上げることの重要性を強調しました。
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被爆者尽力で核禁止条約生まれた ICANフィンさん、長崎で感謝の講演

2018年1月14日 東京新聞朝刊

 昨年のノーベル平和賞を受賞した非政府組織(NGO)「核兵器廃絶国際キャンペーン」(ICAN(アイキャン))のベアトリス・フィン事務局長(35)は十三日、長崎市で講演し、核の非人道性を訴え続けた被爆者の証言活動を高く評価した。「被爆者なくして核兵器禁止条約は生まれなかった」と振り返り、尽力に感謝した。
 核禁止条約をテーマにした長崎大主催のシンポジウムでの基調講演。フィンさんは、日本政府の安全保障政策について「(米国の)核の傘に進んで入ることは受け入れられない。長崎、広島の価値観と大きな隔たりがある」と苦言を呈し、日本の核禁止条約参加を求めた。
 「(長崎への原爆投下以降に)核兵器が使われなかったのは、幸運だったからにすぎない」とも語り、北朝鮮の核・ミサイル開発を巡る米朝関係の緊迫化を踏まえ「使用の可能性は高くなっている」と警鐘を鳴らした。
 講演後のパネル討論で外務省の今西靖治(のぶはる)軍備管理軍縮課長は、北朝鮮の動向を念頭に「厳しい安全保障環境にある。条約への参加は、米国による核抑止力の正当性を損なう」と主張した。

<ベアトリス・フィンさん> 1982年11月7日、スウェーデン・イエーテボリ生まれ。2010年、スイス・ジュネーブに国際本部がある非政府組織(NGO)「婦人国際平和自由連盟」に入り、軍縮問題を担当。14年に移籍し現職。英国の大学院で国際法の修士号を取得している。
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