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自転車のこと、ロードレースのこと、庭のこと、日々の暮らしのことなど。    HN:Emmy(えむえむ)

夏を詠う

2021年07月18日 | 社会、読書
月に一度、小川榮太郞さんの勉強会(東京)に通い始めて3年半。

その勉強会では毎回小林隆先生の和歌創作講座があって
私も「下手でも詠むことに意義あり」と挑戦しています。
75年前に戦争に負けるまで、万葉の昔から我が国では
和歌は普通の人々が普通に詠んでいたことを忘れてはいけないと思います。

昨日のテーマは、「夏を詠む」ということで、拙歌と解説を記します。

峠道(とうげみち)叩きつけたる夕立に 目を見開きて自動車(くるま)操(あやつ)る
 ・水曜日に諏訪へ行った時に往路の和田トンネル登りで土砂降りになったことは書きましたが、翌日昼に上田に戻る大門峠で再び土砂降り。その時は下りで、ワイパー最速でも前が見えにくくて緊張しました。

あしびきの山の緑の深さゆえ 汗したたれど心安らぐ
 ・夏山登山の心象。山の枕詞である「あしびき」を使ってみたくて(笑)。足を引きずるように険しいとの意味で「あしびき」転じて「あしひき」が山の枕詞だと、先生に教わりました。これまで知らなかったです(汗)。

常夏(とこなつ)の島に斃(たお)れし英霊に 氷水(ひみず)捧(ささ)げむ八月の朝
 ・昨年のパラオ・ペリリュー島を思い浮かべ、南方戦線で散華された全ての日本人の方々への祈り。先生に絶賛されました(照)。
コメント
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