自転車に乗ろう♪

自転車のこと、ロードレースのこと、庭のこと、日々の暮らしのことなど。    HN:Emmy(えむえむ)

体感温度

2010年07月30日 | 自転車
連日の猛暑だ。
朝7時を過ぎると、すでに太陽はギンギラだ。
それでも自転車で走り始めると風が涼しくて気持ちがいい。

先日の夕方練でも、走り始めたときは気温30℃以上あったが
思ったよりもずっと快適だった。

それでふと山の遭難の話を思い出した。
「風速が1m/秒上がると体感温度は1℃下がる」という話だ。
強風下では夏山でも体温を奪われて凍死(低体温症による衰弱死)する場合があるという。

自転車で走っていれば、常に風に当たる。
時速40kmは11.1m/秒、時速30kmは8.3m/秒。
私でも平均20km/hは出るから、5.5m/秒の風を受けている。

体感温度は、気温と湿度と風速によって決まる。
湿度が低いほど、また、風速が大きいほど、体感温度は低くなる。
ミスナールの体感温度の式というのがあって、
それを使って計算できるサイトがあった。

気温30℃、湿度60%の場合の体感温度は
風速0m/秒で27.5℃、5m/秒で24.2℃、8m/秒で23.7℃、11m/秒で23.4℃だ。

気温30℃あっても、走っている時は24℃くらいに感じているというわけか♪


ジテ通(2往復) 11.5km
積算距離 846.8km
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ミシン

2010年07月29日 | 暮らし、その他
長男がミシンを欲しいという。

ズボンのすそがほつれたときに直すのが、一番の目的らしいが、
中学校の家庭科で、半ズボンなども結構器用に作っていたし
そういえばミシンをいじるのが好きだったことを思い出した。

そこそこのレベルの機種を買えば一生使えるものだから、
嫁入り道具ではないけれど(笑)、買ってやることにした。

私のミシンは今から20数年前に、勤め始めてすぐに自分で買った。
当時2歳の長女は保育園に通い、すべての持ち物に名前を入れる必要があった。
袋物や下着などにペンで書くのではなく、縫い取りで名前を入れたくて
そういう機能のあるものを見つけ、思い切って買った。
値段は、忘れもしない、22万円。
自分の持ち物の中でダントツの最高額だった。

今回調べて、びっくりした。
同じB社で私のと同程度の機能のものが5万円ちょっとで買える。
20数年で物価が倍になっているとすれば、一桁安くなった感覚だ。
私よりもさらに上の世代では、ミシンは親が「月賦」で買って嫁入りに持たせる贅沢品だった。


さて長男のミシンだが、安い物なら15000円くらいからあるが
ネットで情報を当たってみると、
値段の安い機種は糸調子を取るのにコツや慣れが必要だったり
数年で壊れたりという話が目に付いた。

長男は縫い取りで名前を入れることは必要ないというので、
B社のLM700に決めた。
充分「一生もの」のレベルだ。
税込み送料込みで43000円。

大事に、活用してね^^
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ツール2010が終わった

2010年07月26日 | サイクル・ロードレース
あれから一年が経ったんだな、と思う。

一年前のツールは、始まるまではあまり興味はなかった。
第2ステージの「新城5位」でこれはちょっと見なければという気持ちになり
第3ステージの「別府8位」で、これは凄いと本腰を入れた。
そしてステージが進むにつれて、どんどん引き込まれていった。

最終日のシャンゼリゼでのフミの逃げ→敢闘賞
嬉しかったし本当にすごく感動した。

ツールに感動し、
「ママチャリとは全く別の乗り物」という栗村さんの言葉に心を揺らして
それから1ヶ月もしないで、ロードバイクに乗り始めたのだった。

今年のツールは、最初から最後まで面白かった。
一年経ってロードレースの観戦ポイントもかなり分かってきたということか。
少なくとも選手の名前は随分覚えたぞ^^
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休日練

2010年07月25日 | 自転車
早朝練ができればと思っていたが、
昨夜もツールを見て、寝付いたのは2時近かった。

目が覚めたら7:30。
千曲川CRを目指して8:30に家を出た。

走り出すと涼しくて気持ちが良い。
10時には帰宅したいので、行きは止まらずに45分間で行けるところまで走ることにした。
いつもの公園の少し先、万葉橋で44分を過ぎたので、
ここで写真を撮って、引き返した。




万葉橋は上山田温泉の入り口でもある。


いつもの公園で小休止5分。

帰路も休まずに走って、10時15分に帰宅した。
途中で「ねずみ獲り」をやっていて、
捕まえた違反者に書類を書かせる机がCRを半分塞いでいた。
ちゃんと交通整理のお巡りさんがいて
「狭くなってすみません。」と言うので
「いえいえ、ご苦労様です!」と応えた。
でも、あの場所でのねずみ獲りは初めて見た。
車で通るときには気をつけよう(笑)。


今日は10人近いロードの人とすれ違った。
帰りに一人に追い越されたのだが、後から観察するとペダルの回転が私よりも随分速い。
一番軽いギアにして、その人のリズムに合わせて回してみた。
うわぁ、こんなにクルクル回すんだ。
これからは少し意識して速く回す練習をしよう。
私のサイクルコンピュータにはケイデンスが付いていないので
タイマーを見ながら、1,2,3,・・・と自分の回転数を数えればいいかな?

練習といえば、下ハンドルを持って走る練習をした。
姿勢が保てなくて長くは続けられないが、やらないよりは良いだろう。


上流側から万葉橋方面を望む。


川面がキラキラしてきれいだった。


平均速度 21.3km/h  最大速度 37.5km/h
走行時間 1:33:52
最大心拍数 169
走行距離 33.5km
積算距離 835.3km 
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39秒の差(ツール第19ステージ)

2010年07月24日 | サイクル・ロードレース
ツール第19ステージの個人タイムトライアル。

F1ドイツGP予選が終わってからJSportsにチャンネルを替えた。

既に走り終わったカンチェラーラがトップ。
そうだろう、そうだろう♪

最後の二人、アンディとコンタドール。
前評判ではコンタドールが有利。少なくとも1分以上はリードするだろうと思われた。
しかし、アンディは気迫の走りで、前半は逆にリードする勢いだった。
最終的にはコンタドールが31秒リードして、
総合タイムでのリードを39秒とし、マイヨジョーヌを守った。

総合の39秒差がTV画面に表示された瞬間、
チェーンゲート(あのメカトラブル)のステージでアンディが失ったタイムと同じであることに驚いた。
(実況解説陣が即座にそれをコメントするかと思ったが、それに触れたのはCMの後(苦笑)。)

チェーンゲートが無かったら、二人は同タイムだったわけだ。
もちろんその後のレース展開もかわっていたとは思うけれど、単純に計算上はそうなる。
ドラマのようだ。事実は小説よりも奇なり。

「アンディとコンタドールの本当の勝負は次回に持ち越し」
自分の中ではそんな形に整理をつけた。
改めて、ツールって本当にすごいレースだと思う。
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トゥールマレーの一騎討ち(ツール第17ステージ)

2010年07月23日 | サイクル・ロードレース
ピレネー山岳ステージの最終日。

マイヨジョーヌのコンタドールから8秒遅れのアンディは
この日に最後の勝負を掛けた。
残る平坦ステージでは差は付けられず、
タイムトライアルではコンタドールが有利だからだ。
アンディがマイヨジョーヌを手に入れるためには
このステージでコンタドールを打ち負かす以外に無い。

トゥールマレーへの登りで、サクソバンクのアシスト達が
力尽きるまで次々とメイン集団を牽く。
そしてアシストがいなくなり、アンディがアタックした。
付いていけるのはコンタドールだけ。
そこから10キロの厳しい登りで、
アンディとコンタドールの一対一の闘いが繰り広げられた。
それはまさに死闘と言えるような息詰まる闘いだった。
ここでコンタドールを突き放さなければ、アンディに総合優勝はない。

コンタドールは一度だけアタックしたが、
それ以外はずっとアンディの後にぴたりと付いて走る。
多分アンディの方が力は上だ。
ただ、コンタドールを突き放すまでの力の差は無かったのだろう。

先頭でゴールを切ったアンディ。
力を出し尽くして、ベストを尽くして、ステージ優勝を飾った。
本当にすごい闘いだった・・・。

夜も遅いので、表彰式は録画で見ることにしてすぐに就寝したが
気持ちが高ぶって、いつになく寝付くのに時間が掛かった。


☆7月18、19日の記事に、画像を追加しました。

ジテ通 5.6km
積算距離 801.8km 
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三者面談+夕練

2010年07月22日 | 自転車
次男の三者面談で中学校へ行った。
進路について、先生がエクセルのグラフで説明。
第一志望校のボーダーライン、ギリギリだ(汗)。

先生:夏休みの頑張りで決まるんだからね~
次男:はい、頑張ります!

返事だけはいつも良い子だ。


学校の後、買い出しに回って、17:00帰宅。
一休みしてから、走りに行った。


体調と相談して適当なところで引き返すつもりで、千曲川CRに向かった。
帰りは日が暮れるかもしれないので、前後のライトも装着。
走り始めると思いの外涼しくて、とても気持ちが良い。





途中途中で写真撮影しながら快調に走って、いつもの公園にあっさり到達してしまった。
休憩も取らずにすぐに引き返す。
夕焼けを映して、川面がピンク色に染まっている。



鼠橋の信号待ちでライトをつけた。

19:20帰宅。にぎり寿司、茶碗蒸し、トマトの晩ご飯。

この時間帯に走ったのは初めてだが、夕日や夕焼け空は溜息が出るほど美しく、
いい汗をかきながら、心もリフレッシュされるようだった♪



走行距離 30.4km
積算距離 796.2km
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アンディ、痛恨のメカトラブル(ツール第15ステージ)

2010年07月20日 | サイクル・ロードレース
第14、15、16ステージはピレネー超級山岳三連戦。

コンタドールと31秒差のマイヨジョーヌ、アンディは好調のようだ。
そして上りでアタックを掛けた直後、アンディのチェーンが落ちた。
止まってチェーンを直すアンディ。

その隙に、総合2、3、4位のコンタドール、S.サンチェス、メンショフがアタックを掛けた!
自転車ロードレースの紳士協定に反するようなアタック。
その結果、コンタドールが逆転、8秒先行してマイヨジョーヌを獲得した。

表彰台のコンタドールにはブーイングが浴びせられ
コンタドールはアンディに謝罪した。

「ルールに反しなければ何をやっても良い。勝ったものが正しい。」

競技に限らず、今は世の中の万事がそんな感じだが、品が無いと思う。
思いやりとか温かさも感じられず、心がささくれ立つ。
だから、自転車ロードレースの暗黙の了解は、知れば知るほど、味がある。

ジテ通 5.9km
積算距離 765.8km
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逃げに成功♪

2010年07月19日 | 暮らし、その他
昨日の富士スピードウェイからの帰り道。
梅雨が明けて三連休の中日で快晴、しかも世間は夏休みになって最初の週末だ。
行きから車の数が多く、帰りの渋滞が心配だった。

16:00にレース終了。
今回は友人がパドックラウンジパスを購入し、専用駐車場を使わせてくれたため、
最終コーナー寄りのグラスタから車まで徒歩5分。
従って、16:10にはFSWを出発した。
サーキットから走り出す車の大半は御殿場方面へ向かう。

須走インター入り口で5分ほど渋滞したが、
高速に乗ったら車はほぼ問題なく流れていた(安堵)。
中央道上り線は小仏トンネルを先頭に20kmの渋滞情報。
この渋滞が35kmを超えると、大月JCTで詰まってしまうため
中央道本線の下り方面に向かう我々としては
渋滞に捕まるか、逃げ切れるか、という局面になった。
河口湖インターから大月JCTに向かう道路は車が多かったが順調に流れていた。

大月JCTから中央道本線に入り、逃げ成功!!

次のPAで吉田肉天うどん650円を食べた。
昼食は自作のおにぎりだけだったので、熱いうどんが空きっ腹にしみて旨かった!

食べ終わって外に出ると、富士山がくっきりと見えた♪
朝から一日ずっと雲がかかってよく見えなかったのが、
まるで見送ってくれるかのように、最後にその姿を現した♪♪



19:10 スーパーで買い物して20:00帰宅。
ほとんど渋滞に掛からずに、順調に帰れた♪

須走からの東富士自動車道も、中央道本線も
上り東京方面は延々渋滞していた。
いつもながら反対方向で良かった(^_^)v
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フォーミュラ・ニッポン 第3戦富士

2010年07月18日 | モータースポーツ
今シーズン初めて、サーキットに出かけた。
次男も誘ったが断られて、夫と二人でデートだ。

7:30スタートで、岡谷から中央道を大月、河口湖へ。



雲の隙間からチラチラと富士山が覗く。

東富士自動車道は須走ICで渋滞との情報を見て、山中湖ICで降りる。



山中湖畔道路を走る。行楽客の車が多い。

三国峠経由で、
11:05 サーキット着。

11:45 ピットウォークに向かうが、滅茶無茶遠回りのルートを歩かされた。
これまではパドックパスを使っていたので、ピットウォーク券は初めてだったのだ。
暑いし、参った・・・。



それでもピットウォークでは、配布物もいろいろゲットし
ドライバーの写真を撮って、楽しめた。

13:00 F3決勝はグラスタの座席で、おにぎりをほおばりながら観戦。
14:00 Fポン決勝スタート進行



14:45 レーススタート。最終コーナー側のグラスタに移動して観戦した。
ポールのデュバルがスタートで痛恨のエンジンストールを喫し、
2番手の平手がトップに躍り出て後続を引き離し、独走の優勝を飾った。
今日のレースではインパルとペトロナスが速かった。
ホンダ勢にイマイチ速さが無くて残念。

真夏の太陽が照りつけて日なたはめちゃ暑かったが、
グランドスタンドは日陰で風もずっと吹いていたので快適だった。



最終コーナー寄りのスタンドからは、ヘアピン方面やダンロップコーナー方面が見渡せて
肉眼でレース展開を把握できるのが、とても楽しかった。

やっぱり現地観戦はいい♪
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新城選手、6位フィニッシュ!!!!(ツール第11ステージ)

2010年07月16日 | サイクル・ロードレース
ツール最初の休息日にインタビューを受けた新城選手は
逃げを狙うステージとして、第11ステージと第19ステージを挙げた。

休息日明けの第10ステージでは、何度かアタックしたものの逃げには乗れず
その代わりバイクカメラに向かって、とびっきりの笑顔で手を振ってくれた。

昨日の第11ステージもスタート直後に3人の逃げが容認され、新城選手は乗れず。
その3人の逃げは残り22km地点で吸収され、スプリント勝負に持ち込まれた。
HTC、ガーミン、ランプレ、サーベロといったチームが
名だたるエーススプリンターのために列車を組む。
ブイグの選手が見えるが、どうもテュルゴー一人のようだ。

最終盤にHTCとガーミンが激しくやり合い、カベンディッシュが飛び出した。
その時、画面左側(進行方向右側)に新城選手の姿がっ!!

新城選手、6番手でゴール~~~!!!
すごいっ!!!!

リプレイの上空からの映像で確認すると
進行方向右側の大外から、シュパ~~ンと言う感じて上がってきていた。
逃げを狙うと言った第11ステージで
逃げる代わりにスプリント勝負で上位に食い込むなんて・・・。

第11ステージのトップテンは
カベンディッシュ、ペタッキ、ファラー、ロハス、マキュアン、新城、フースホフト、モンドリー、ルーランズ、チオレック。

あまりにも凄すぎて、痺れる。



ジテ通 5.9km
積算距離 759.9km
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草むしり

2010年07月15日 | ガーデニング・花
今年の梅雨は雨が多い気がする。
強く降る日も少なくないが、来週にはそろそろ梅雨明けらしい。

既に庭には夏草が繁っているが、これで夏の日射しが来たら
ジャングル化して手が着けられなくなるのは、経験上明らか(汗)。

週末の三連休には長女が帰ってくる。
長女の車を置くと庭仕事はできないし、
その次の週末も、もしかしたら小川ロードを観戦に出かけちゃうかもしれない。
さらに、いつもは土曜日午後に戻る長女が今回は金曜日の夜には帰ってくるという。

朝は小雨だったが午後からは雨が上がる予報だったので、
昼から半日休みを取って、庭仕事に突入した。

芝生を凌駕している雑草から取りかかり
花壇で薔薇よりも高く伸びた雑草を丁寧に抜き取る。
繁りすぎた宿根草を切り詰め、支柱を立て直し、
薔薇も一季咲きのものは切り詰め、四季咲きのものは花殻を切る。

枯れかけたパンジーをようやく始末して、
買ってあった白いインパチェンスの苗を定植。

13:30から18:00まで、途中休憩20分のみで、
17:00過ぎからは雨が降ったり止んだりになったが、頑張った。
その甲斐あって、随分すっきりさっぱりした♪
でも今から一ヶ月は、ほんの一週間で繁るからなぁ・・・

夜になって雨脚が強くなり
当地にも大雨警報と雷・洪水注意報が出された。
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エヴァンス遅れる(ツール第9ステージ)

2010年07月14日 | サイクル・ロードレース
昨日のツール第9ステージは、18:10放送スタート。
帰宅してすぐにテレビをつけて、食事の支度をしながらチラチラと見て
晩ご飯開始からはしっかりと見た。

今日は終盤に超級山岳のマドレーヌ峠がある。
そしてその登り、残り40km地点で、マイヨジョーヌのエヴァンスが遅れた。
あまり調子が良くない様子だ。
その左腕には青いテーピングが施されて、ジャージの黄色と鮮やかなコントラストをなしている。
解説陣は「ハンガーノックかも?」と言っている。

アンディとコンタドールが集団から抜け出し
ゴール手前1kmで逃げ集団に追いついて、7人でのゴールスプリントとなった。
ステージは逃げ続けたカザールが制し
アンディが初めてマイヨジョーヌを獲得した。

登りで大きく遅れたエヴァンスは、ゴール前の下りと平坦で少しタイムを戻し
8分遅れでゴールした。

そして、なんと、エヴァンスは左肘を骨折していることが明らかになった。

前々日の第8ステージ序盤の集団落車で
ランスやピノーとともにエヴァンスも落車していたのだが
この時左肘を骨折したのだという。

「休養日に、肘、肩、腰がまだカデルを悩ませていたので病院へ連れて行き、
それで彼が肘を骨折していることが分かった。」
「チームとしてはこのことを誰にも知らせずにレースに臨むことに決めた。
ライバル達に知られて、序盤からの登りで攻撃されたくなかったからだ。」

「永続的なダメージとなる危険性がない限り、エヴァンスはレースを続けるだろう。」
「彼の骨折は安定しているし小さなものだが、痛みはとても激しい。
彼はスーパーダフガイで、非常にうまくその状態を乗り切った。
超人的なことをやってのけたのだ。」

この記事から一部抜粋して日本語訳)

あの青テープはそういうことだったのか・・

そもそも第8ステージの落車はスタートから7km地点だった。
この時に骨折したのに、続く182km、1級山岳を2つ超えて、
エヴァンスはマイヨジョーヌを獲得したのだった。
そして休養日を挟んで、第9ステージの超級山岳を越えてゴールした。
どんなに痛く、苦しく、辛かっただろう・・・

本当に、「凄い」としか言いようがない。

タイラー・ファラーは第2ステージの落車で手首を骨折し
翌第3ステージのパヴェを走り、今もレースを続行している。

ツールが、彼らにとっていかに大切なレースなのか、改めてよ~~く分かる。
それ以上に、このレースを走る選手達の、超人的な肉体と精神力に
ただただ驚き、感動し、ますます尊敬の気持ちがわき上がってきた。

自転車ロードレース。
想像を絶する世界だ・・・


今日は降水確率50%だったが、朝、雨が上がっていたので久々のジテ通。
脚が重かった(汗)。

ジテ通 5.5km
積算距離 754.0km
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ランス遅れる(ツール第8ステージ)

2010年07月12日 | サイクル・ロードレース
昨日のツール第8ステージ。

厳しい山岳コースは後半に2つの1級山岳が設定されていた。
そしてランスが遅れた。

スタートまもなくの落車に巻き添えを食い、
残り51km地点ではロータリーの縁石に引っかけるという自らのミスで落車。
メイン集団に何とか追いついたものの、これによって体力を消耗して、
すぐに始まった登坂では集団についていくことが出来なかった。

それでも最小限のギャップにとどめようと歯を食いしばって踏んでいた残り17km地点。
直前の選手が補給を受けとる時に落車して、
ランスは完全に停止せざるを得なくなった。
これで心の糸が切れてしまったのか、
総合でトップと13分26秒差の39位と、大きく後退してしまった。

そもそも第3ステージのパヴェでパンクに見舞われたところから
ランスはツイていなかった。

自転車ロードレースを見ていると、勝つためには実力+運が必要だとつくづく思う。
勝負事はすべてそうなのだが、
特にロードレースでは常に落車の危険と隣り合わせだし、
パンクとかマシントラブル一つでレースを失う場面を何度となく見ている。

ランスにとって最後のツールだが、運命の女神はちょっと冷たい。
レディオシャックではライプハイマーが2分14秒差の8位につけている。
ライプハイマーをエースとして総合を狙い
ランスのステージ優勝をも狙う。
第9ステージ以降のレディオシャックの動きが楽しみだ。

第8ステージはアンディが勝って、ツールのステージ初勝利を挙げた。
そしてマイヨ・ジョーヌはカデル・エヴァンスの元へ。
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新城選手、プロトンを牽く(ツール第7ステージ)

2010年07月11日 | サイクル・ロードレース
昨夜はツール第7ステージ。
いよいよ山岳が始まった。

マイヨジョーヌはカンチェラーラ。
しかし、このステージでマイヨジョーヌを失うことがほぼ決まっているため
イエロージャージでせっせとボトル運びをする姿が見られた。
ロードレースを見慣れていないと、これは理解しがたい光景だろう(苦笑)。


この日もスタート間もなくに逃げが決まり、
逃げに乗れなかったブイグが残り100km地点付近から集団を牽き始めた。
中でも新城選手が先頭に立って牽く時間が長い。
プロトンの先頭で牽く新城選手の姿はカッコイイなんていうレベルではなくて
もう、何というか、感動して胸が熱くなった。

残り43km地点までの約60kmを牽いて
逃げ集団とのタイム差を8分35秒から2分にまで縮めて、新城選手はお仕事終了。
直後にヴォクレールとゴティエがアタックした!

このアタックに反応したシャバネルがステージ優勝とともにマイヨジョーヌを再び手に入れた。
そしてヴォクレールは4位に入った。

第6ステージ終了時点で新城選手は総合成績で3分47秒差だった。
このタイム差のままだと「逃がしてもらえないなぁ」と思っていた。
しかし、この第7ステージ後に、タイム差は22分17秒となった。

よしよし、これで、逃げてステージ優勝を狙える態勢が整った^^
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