自転車に乗ろう♪

自転車のこと、ロードレースのこと、庭のこと、日々の暮らしのことなど。    HN:Emmy(えむえむ)

積雪15㎝

2012年02月29日 | 暮らし、その他
今日で2月も終わるというところで、雪が積もった。
湿った重たい雪だ。



次男を車で高校まで送ってやったが、いつになく道路が混んでいてギリギリだった(汗)。
一旦家に戻ってささっと雪かきをしてから出勤した。


職場の構内にあるヒマラヤスギ。
樹齢80年は超えているはず。


帰宅して「遅刻になった?大丈夫だった?」と聞いたら

「時間は過ぎていたけどお咎めなしだった。」

とのことだった。よかった♪
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オーボエ

2012年02月23日 | 家族
1月28日の記事にも書いたように、長男は今年度から第二副科でオーボエを始めた。

6月頃からは「自分のオーボエが欲しい」と言うようになった。
学校の楽器を使って練習しているのだが、
数が十分ではなく家にも持ち帰れない制約がある。

しかし、欲しいと言われてすぐにOKできる値段ではない。
何しろ入門用の機種でも私のロードバイクが3台買える(汗)。

始めたばかりだし、もしも結局続かなかったら大損害だ。
まあ、もうちょっと待ちなさい。

その後しばらくして鎌倉に行ったとき、リードを見せてくれた。

私の中ではオーボエと言えば、のだめの黒木君だ。
黒木君がリードを削ったり、オケの上司にリードをくれとねだられる場面もあったなあ・・・

長男は自分で削るのはまだまだ、だそうで、既製品を購入している。

オーケストラではオーボエに音を合わせることとか
息が入らなくて音を出すのが難しいけれどそれが面白いとか
オーボエの音色がすごく好きなんだ、など語ってくれた。

12月の第九演奏会で鎌倉に泊まったときには
オーボエのカタログを出してきた。
先生にも相談しているらしい。
ある程度吹けるようになってきたので、
今から買うとしたら、もう入門用ではダメだという。

そうなるとお値段もはね上がる(汗汗)

家に戻って夫に詳しく報告し、二人で熟考の末、買ってやることにした。
正月に子供達3人に渡すお年玉。
長男のお年玉袋には現金ではなく、肩たたき券ならぬ

「オーボエを買ってあげる券(上限金額、両親の署名入り)」

を入れた。


そして1月末の演奏会が終わり期末試験が一段落した先週、
先生と一緒に楽器店に行き、何本も試奏してオーボエを選んだ。
8ヶ月越しの願いが叶って、遂に長男はオーボエのオーナーとなった !(^^)!

月曜に電話して、「吹いてる?」と聞いたら

最初の一週間は一日15分くらいにするようにお店の人に言われたそうだ。
それから一週間ごとに10分ずつ吹く時間を延ばしてだんだん馴らしていく。
いきなりガンガン吹くと割れちゃうことがあるらしい。

なんとデリケートな!
まるで生き物だ。
そんなデリケートな楽器だからこそ、あの音色が生まれるのだろう。

世の中には知らないことがまだまだいっぱいある(笑)。
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マッシュポテトで火傷 (T_T)

2012年02月22日 | 暮らし、その他
昨日の晩ご飯に、「鱈のムニエル マッシュポテト添え」を作った。

マッシュポテトがほどよい堅さに仕上がったところで火を止めようとしたとき
鍋に差した木べらの先を引っかけて
木べらがポーンと跳ねて、出来たてのマッシュポテトが飛び散った。

左の額と目頭の下と唇を直撃。

あ~~っちっちっち~~!

間髪入れずに水でサブサブ洗って冷やすが、ひりひりする。

火傷ではひたすら冷やすのがいいのだが、いつまでも顔を洗い続ける訳にはいかない。
出来上がった晩ご飯も早く出さなくちゃいけないし。

手近にあったキッチンペーパーを切って水で濡らし3カ所に貼り付けたら、
ひりひり感がぐんと和らいだ。

配膳を済ませて、私も席について食べ始めた。

化粧用コットン3枚と氷水を入れた小鉢をテーブルに置いて
濡らしたコットンを貼り付けて冷やし、
氷水に浸しては貼り付けて、を何度も繰り返した。

程なく唇は痛くなくなったので、普通に美味しく食事した。

就寝まで冷やし続けて、今朝は全く痛みが無くなった。
傷跡は少し・・・
でもメイクをすれば、言わなきゃ分からない程度だ。

それにしても、マッシュポテトで火傷なんて、どじもいいところだ。
揚げ物とかオーブン料理の出し入れなどでは注意をしているのだが。
年齢とともに動作が鈍くなり注意力が低下していくし
火や刃物を使う調理には危険があることを改めて肝に銘じた。


ところで
鱈に限らず、サワラでも鮭でもムニエルにして
マッシュポテトに絡めて食べるととても美味しい。
以前見たフミの番組でベシャメルソースを絡めているのにヒントを得たものだが
自分でもお気に入りのメニューで次男にも大好評だ。

ジャガイモが苦手という方でなければ、一度お試しあれ^^


ジテ通+昼練   14.2km
積算走行距離  177.8km
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田中駅

2012年02月21日 | 自転車
最高気温が8℃で一日晴れの予報♪

昼練で海野宿のさらに先へ、田中駅まで走った。


木造の雰囲気のよい駅。


古い旅館の看板みたいで、これは海野宿のイメージに合わせているのだろう。

駅の反対側へ行く跨線橋に上ってみたら・・・


北アルプスの山々がよく見えた。
中央が鹿島槍ヶ岳だ。

途中に小学校があり、通学路として車道と離れた歩道が整備されていた。



人っ子一人いない時間帯なので、復路に走らせてもらった。
左側の線路はしなの鉄道だし、小川を渡る橋もあって楽しそうな通学路だ。

職場から片道8km強。
距離的には昼練にお誂え向きのコースだ。
往復ともほぼ平坦基調なのだが、帰りは向かい風Maxで、ちと、きつかった(汗)。


ジテ通+昼練   22.3km
積算走行距離  163.6km
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観測史上最低気温

2012年02月20日 | 暮らし、その他
昨日(19日)の菅平の最低気温は-29.2℃で、観測史上最低値を更新した。

菅平観測点の記録更新というだけではなく、
富士山を除いて現在「本州」にある観測点の観測史上最低記録だそうだ。

全国でみれば北海道ではもっと低い気温がしょっちゅうで
北海道旭川の-41.0℃(1902年1月25日)が全国第一位になっている。

ただし、この日(19日)に限れば、菅平が日本で一番寒かったとのことだ。
(富士山でも-26.7℃)

菅平の日最低気温:
2月18日 -25.5℃、19日 -29.2℃、20日 -25.2℃

この3日間は連日-25℃以下だ。

19日の我が町の最低気温は-11.1℃。

さすがにこんな冷え込みはそろそろ終わりにして欲しいかも。


ジテ通     5.7km
積算走行距離  141.3km
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お散歩

2012年02月19日 | 家族
朝からすかっと晴れて、せっせと布団を干し、洗濯機を回した。

14:00過ぎて、布団を取り込んだ夫が

「散歩に行くなら今だな?」

はい、はい~~♪

外に出ると風が冷たいものの、眩しい日射しはしっかり春だ。

ためしてガッテンでやっていた腰痛に効く歩き方というのを
二人で試しながら歩いた。

山側へ少し坂を上り、創造館へと抜ける道を行く。



数日前にほんの2㎝積もった雪がまだ残っていた。
気温は低い。


烏帽子岳が青空にくっきりと映えてきれい♪

創造館で一休みして、15:50帰宅。
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少しだけ庭

2012年02月18日 | ガーデニング・花
14:30過ぎ、ちょっとだけ庭仕事。


スイート・ジュリエットの剪定と誘引に取りかかった。

壁面とオベリスクと。
壁面は左側奥にも回して咲かせている。

今回はオベリスクを右側(ガラス戸寄り)にずらして、室内から見えるようにしたい。
そうすれば壁面全体に咲かせられるし、
左隣のバリエガータ・デ・ボローニャの日当たりと風通しもよくなるだろう。

オベリスクを外し、枝に残る葉を全部取り除き、先端をカット。
古くて太い幹をばっさりやって、左奥の壁面部分を整えた。

オベリスクの位置を決めて、埋めようかという頃には
脚のつま先がジンジンと冷えて痛くなってきた。

凍死しそうな気分になってきたので16:00前に切り上げて家に入り
コタツに飛び込んで足を温めた。

後で調べたら、気温は-1.9℃まで下がっていた。


今日もマイマイガの卵塊を見つけた。

夫に見せてから除去した。
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グローバルな人材確保(怒)

2012年02月17日 | 社会、読書
東京大学の秋入学について、各方面からの賛同する意見が報道されている。

朝日新聞には大手企業100社へのアンケート結果が載っていた。
三分の一が賛成。残りはどちらとも言えないとのことだ。

賛成の理由は「グローバルな人材確保」だそうだ。


秋入学にすれば日本人学生の留学は増えるだろうか?
国全体がデフレで経済的に苦しいことと、
卒業が一年遅れることは就職において不利になる可能性が高いことなどあり、
増えるとはとても思えない。
一方、海外からの留学生は、増えるだろう。

「グローバルな人材確保」とは、ずばり、
日本に来た外国人留学生を雇って日本人を雇わないということ、
日本の若者を切り捨てるということだ。

既に、日本の若者は「使えない」と考えている企業が目に付くようになっている。

確かに、ゆとり教育が全体的な学力低下をもたらし
意欲的な若者も以前より減っているかもしれない。

ただ、意欲の低下に関して若者のせいにはできないのではないだろうか?
小泉構造改革以後、大卒者の非正規雇用が激増して
若者の就職は厳しく雇用条件は劣悪化する一方だ。
将来が見えないのに意欲的になんて、なかなかなれない。

グローバル指向の企業は
自国の若者を育成することは早々に放棄して手っ取り早く外国人を使って
自分さえ儲かればいいのだろう。

国として学力向上と
就職率の向上、正規採用の増大を目指すのが、本当なんじゃないのか?


それにしても、なぜ今秋入学なのか?

ちょっと調べたら、文部科学省高等教育局長(大学教育行政のトップ)だった人物が
1月7日付けで東京大学の理事に就任している。
天下り批判もある異例の人事だそうだ。

そして、東大の秋入学が公表されたのが1月18日。

文部科学省はゆとり教育・学力低下をもたらした。
日本に与えた計り知れない損失を考えれば「国賊」と言ってもいい。

そこの局長が天下って、
日本の若者切り捨てにつながる「秋入学」の旗振りをしている。
当然のように文部科学省は後押しする。

文部科学省の役人、特に上の方の連中は、国賊であり売国奴だと思う。
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オーバーズボン無しで

2012年02月15日 | 自転車
昨日の雨が朝には上がっていた。

冷え込みが緩んだ気がしたので、オーバーズボン無しでジテ通。
思った通り寒くなくて、脚も回しやすくて快適だった。

昼練は仕事の段取りが悪くてできなかった。残念・・・

本日の気温
9:00   2.1℃
18:00  -0.7℃

帰りもさほど寒く感じなかったが、それでもマイナスだったんだ。


ところで、今日の朝日新聞朝刊に、コンタドールのドーピング問題が取り上げられていた。

薬物検査 進化の落とし穴
 汚染肉食べても検出可能
  ツール王者 違反認定に一年半

というような見出しで、この問題が詳細に書かれている。

概要は、私が先週書いた記事、アンチドーピングの精度と重なっていて、思わず笑ってしまった。

囲みのコラム的に「自転車界 深刻」とあり
 ドーピングのデパートとも揶揄される自転車界。(中略)
 自転車界で始まるドーピング技術は多く、する側も見つける側も最先端の技術でぶつかり合ってるのが現状だ。

とまとめられていたのが切なかった。

大多数の選手たちはハードな練習を積んで鍛錬してフェアな戦いをしているのに。
一握りの不届き者のためにこんな状況が続くのが、悔しい。


ジテ通     5.6km
積算走行距離  135.6km
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自転車手帳

2012年02月13日 | 自転車
ツイッターで「自転車手帳」というのがあるとの情報を見つけた。


早速購入して、届いた物がこれ。

全国の大規模自転車道の地図やら主なレースのスケジュールやら
有名選手の誕生日、自転車関係の小ネタなど、見ているだけで楽しい。




こんな「自転車新聞」も同封されていた。

結構読み応えあり、だ。

季刊紙で年に四回発行。
送料込み一年分2000円で自転車手帳も付いてくると書いてあったが
もう買っちゃったしねぇ。

一年後に覚えていたら、自転車手帳と年間購読を申し込もうかと思う。
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ブランシュたかやま

2012年02月12日 | アウトドア
12月31日以来のスキーに行った。

1ヶ月以上も空いてしまったのは、夫の都合(やや体調不良と多忙)だ。

いつも通り午後券で滑ることにして、コンビニでおでんとおにぎりを買って
12:30スキー場の駐車場で昼食。

13:10 滑り始める。



雪面がカリカリに硬くて、ゲレンデコンディションは今イチだったが
それでもしっかり滑って楽しんだ。




休憩では長門牧場のソフトクリームを。

スキー場で食べるソフトクリームは格別だ。カロリーなんて気にしない気にしない♪

山頂まで上がってみると、360°の展望が素晴らしかった!


南東の八ヶ岳方面


八ヶ岳の右には富士山もくっきり見えた♪


北西の北アルプス方面


今日は滑り出しと途中と2回も救急車が来ていた。
ブランシュには何回も来ているが救急車と遭遇したのは初めて、しかも2回も。
アイスバーンっぽいこともあるのだろうか。

山頂から降りて、後3本くらいと話していたとき、
急斜面の上部でけが人が救助されている現場に行き会った。
パトロールのボートに乗せられるところだった。

「ちょっと、今日はどうなってるんだろう?」
と夫と顔を見合わせ、リフトに乗って、どちらからともなく
「これでラストにしよう。」ということになった。

だいたい怪我をするのは15:00過ぎてからだし、自重自重(笑)。

17:30 無事に帰宅。
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今月最初のジテ通

2012年02月10日 | 自転車
寒さに負けてぐずぐずしていたら2月も10日だ。

予想最高気温2℃だが雪にはならない予報だったので
ジテ通を決行した。

昼休みに家に戻ったときにはオーバーズボン無しで。
若干スースーしたが、日差しがぽかぽかと暖かくて気持ちよかった。

17:30 仕事を終えて外へ出たら、まだいくらか明るくて、周囲の景色が見えるほどだった。
前回までは真っ暗で、ライトをつけていても細心の注意が要った。
2週間ジテ通しなかった間に、着実に日暮れが遅くなっていた。

暦の上では、もう春。
日一日と本当の春が近づいてきている♪


ジテ通(2往復)  11.7km
積算走行距離   130.0km
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報道への疑問

2012年02月09日 | 社会、読書
シリア情勢について。

シリア政府が自国民への暴力を止めるように
国連安全保障理事会でのシリア非難決議に対して、ロシアと中国が拒否権を行使した。

ロシアが拒否権を行使した理由は明らかで、
シリアに武器を輸出し、シリア国内に軍の基地も構えているという親密さからだ。

では中国が拒否権を行使した理由は?

今日のNHKニュースでは、ロシア対アメリカという構図だけを詳細に解説していたが
中国については一言も触れなかった。

私は中国とシリアの関係について知らないが、次のことは分かる。

この決議、自国民への暴力を止めろ、という決議は
チベット、ウィグルでの残忍な自国民弾圧を継続している中国として
到底受け入れられないはずのものだ。

この半年で僅かながら世界の様々な歴史や政治情勢を勉強したおかげで
テレビ、新聞の報道がある種のフィルターを通していて
必ずしも公正・正確ではないのだと分かるようになった。

シリア情勢でアサド大統領を非難するのに
チベットやウィグル情勢には触れようとしない。
中国に遠慮をしているとしか思えない。


経済情勢について。

2011年の貿易収支が赤字になったことについて、
NHKでは「赤字への転落」と報じた。
数日後の経済面でA新聞は累積黒字が大幅に減少したと報じた。

そうして、どちらも
「日本経済は危ない、やばい、このままでは終わりだ、何とかしなければ。」
と悲観的というか不安を煽るような解説をしていた。

ちょっと待ってくれ!

東日本大震災とタイの洪水被害の影響は甚大だったはず。
それでも単年度貿易収支が黒字だったとしたら、そっちの方が驚きだ。
日本経済が構造的に根本からおかしいからこうなったわけではない。

自然災害によるダメージを修復して、損害を取り戻すのは大変かもしれない。
だからなおさら、希望が持てるような、自分たちの力を信じられるような
記事を書けないのだろうか?

同じことでも様々に解釈が出来る場合、
どうも我が国の報道は
国民が自信を失うように失うようにと誘導している気がする。


インターネットのおかげで、
マスコミには出てこない情報や知識を得られることはありがたい。
でも、そうやって国民が物知りになると困る人達がきっといるのだろう。
マスコミ報道を鵜呑みにするのは、絶対に止めよう。
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アンチドーピングの精度

2012年02月08日 | サイクル・ロードレース
2010年ツールにおけるコンタドールのドーピング疑惑について、

「どれほど微量でも、出たものは出たのだから、アウトだ」との意見が少なくない。

栗村修さん
「我々ファンは、単純に『ルールを守っているか?』、『そうではないか?』で判断していくしかありません。」

と書いている。


分析機器の精度は日進月歩で上がっている。

環境ホルモンの存在が突き止められたのが、化学物質の分析精度の向上によるというのは有名な話だ。

5年前には検出限界以下だったものが今では検出される。
現在検出されない濃度でも、2年後には検出されるようになっているかもしれない。

「出るか出ないか」は明快な基準のように思うかもしれないが、
実は非常に流動的(時とともにより厳しくなる)な基準なのだ。
いつまでも「出るか出ないか」のルールでは、
選手にとってもファンにとっても自転車競技界全体にとっても、
どんどん矛盾とマイナス要因が大きくなっていくと、私は思う。

ではどうすればよいか?

各種物質のパフォーマンスに影響する濃度については既に知見が得られているはずだ。

それに基づいて、検出された場合の対応を数段階に分けて明確化する。

バイオロジカルパスポートも、緩和できないものだろうか?
選手への負担が大きすぎて、
一ファンの目から見れば、選手の人権があまりにも軽んじられている。
まっとうなスポーツとしては、ヒステリックで異常だ。


それから、栗村さんにお言葉を返すようだが、
栗村さんは絶対に「ファン」ではなく「自転車競技界内部の人」だ。
内部の人間は秩序を乱すことは許されないからルール批判も表立ってはできないだろう。

しかし「我々ファン」はルールについても
「あーでもない、こーでもない、おかしい、えこひいきだ・・・」
など、思うことをワーワー言っていいはずだ。

むしろ内部の人間が見失っている常識やバランス感覚をファンが持っていることは多い。
ファンが色々と考えて意見を出して、冷静に問題点を指摘するのは、悪いことではないと思う。

その観点で言いたい。

一般社会と同様にドーピングにおいても
「疑わしきは罰せず」を原則としてほしい。
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コンタドールに有罪の裁定

2012年02月07日 | サイクル・ロードレース
CAS(スポーツ仲裁裁判所)がコンタドールのドーピング問題について
2年間の出場停止処分が妥当であるとの裁定を下した。
つまり、有罪。

2010年7月21日の出来事から1年半も経過しての有罪裁定は、それだけでも異常だ。

2010年ツール総合優勝のタイトルは剥奪。
さらに昨年のジロ総合優勝を初め、
2011年1月25日以降に獲得したタイトルや賞金、ポイントを失う。


シクロワイアードの記事

この件に関しては
2011年1月27日にコンタドールの処分決定
2011年2月18日にコンタドール、復帰
の記事にも書いたように、
私はコンタドールは「やっていない」と思う。

スペイン自転車競技連盟が5ヶ月近い審議の末に
証拠不十分としてコンタドールの無罪判定を下したことは妥当だと思う。
UCIがそれに納得しなかったのは、
サイクルロードレースという競技のためというよりは、
自分たちの面子の問題のように見える。

これでいったい誰が喜ぶのだろう?
誰が幸せになるのだろう?

この競技は過去にドーピングにまみれた歴史があり
その反動として厳格なアンチドーピングを実施していることは知っている。

しかし、もういい加減にトラウマから抜け出して、
厳格すぎるやり方は見直した方がいいのではないだろうか?
現状は、プラスよりもマイナスの方が大きい。
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