自転車に乗ろう♪

自転車のこと、ロードレースのこと、庭のこと、日々の暮らしのことなど。    HN:Emmy(えむえむ)

オーボエ

2012年02月23日 | 家族
1月28日の記事にも書いたように、長男は今年度から第二副科でオーボエを始めた。

6月頃からは「自分のオーボエが欲しい」と言うようになった。
学校の楽器を使って練習しているのだが、
数が十分ではなく家にも持ち帰れない制約がある。

しかし、欲しいと言われてすぐにOKできる値段ではない。
何しろ入門用の機種でも私のロードバイクが3台買える(汗)。

始めたばかりだし、もしも結局続かなかったら大損害だ。
まあ、もうちょっと待ちなさい。

その後しばらくして鎌倉に行ったとき、リードを見せてくれた。

私の中ではオーボエと言えば、のだめの黒木君だ。
黒木君がリードを削ったり、オケの上司にリードをくれとねだられる場面もあったなあ・・・

長男は自分で削るのはまだまだ、だそうで、既製品を購入している。

オーケストラではオーボエに音を合わせることとか
息が入らなくて音を出すのが難しいけれどそれが面白いとか
オーボエの音色がすごく好きなんだ、など語ってくれた。

12月の第九演奏会で鎌倉に泊まったときには
オーボエのカタログを出してきた。
先生にも相談しているらしい。
ある程度吹けるようになってきたので、
今から買うとしたら、もう入門用ではダメだという。

そうなるとお値段もはね上がる(汗汗)

家に戻って夫に詳しく報告し、二人で熟考の末、買ってやることにした。
正月に子供達3人に渡すお年玉。
長男のお年玉袋には現金ではなく、肩たたき券ならぬ

「オーボエを買ってあげる券(上限金額、両親の署名入り)」

を入れた。


そして1月末の演奏会が終わり期末試験が一段落した先週、
先生と一緒に楽器店に行き、何本も試奏してオーボエを選んだ。
8ヶ月越しの願いが叶って、遂に長男はオーボエのオーナーとなった !(^^)!

月曜に電話して、「吹いてる?」と聞いたら

最初の一週間は一日15分くらいにするようにお店の人に言われたそうだ。
それから一週間ごとに10分ずつ吹く時間を延ばしてだんだん馴らしていく。
いきなりガンガン吹くと割れちゃうことがあるらしい。

なんとデリケートな!
まるで生き物だ。
そんなデリケートな楽器だからこそ、あの音色が生まれるのだろう。

世の中には知らないことがまだまだいっぱいある(笑)。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする