桃井章の待ち待ち日記

店に訪れる珍客、賓客、酔客…の人物描写を
桃井章の身辺雑記と共にアップします。

2011・10・19

2011年10月20日 | Weblog
今俺の頭の中は金曜日にやる大腸の内視鏡検査のことで一杯だ。大腸の中を空っぽにする為に木曜日の朝から病院で渡された流動食っぽいものしか口にすることが出来なくなるのだけど、その三日前からも消化の悪いもの(例えば海草、コンニャク、きのこ類、繊維の多い野菜など)は駄目だと注意書きに書いてあるので、食事のレパートリーが限られてくる。今朝もニラが一杯入った餃子を食べようとして、ニラがOKかNGなのか分からなくなってパス。だったらとあれこれ考えている内に面倒臭くなって、一人だったら目玉焼きご飯でいいやと桃井章らしからぬ朝昼兼用の食事になってしまったけど、今日はO君にバイトを頼んであるのでポルトガル講座に行く前に母の処で食事しようと思って、使わなかった挽き肉でミニハンバーグを作る。2時半過ぎに部屋を出て、五反田駅前の銀行と年金事務局へ寄った後、どうやって母の処へいこうか迷って歩いている内に目黒が見えてくる。目黒まできてしまえば母の家は近くなので、結局歩いてしまう。ミニハンバーグとお店から持ってきたいわしのマリネ、それと途中で買った海苔巻きで母と早い夕食。マリネの中のセロリやピーマンは神経質に避けていたのに、海苔巻きを食べた時に海苔は不味いのではないかと気づいて落ち込む。それでも、「オバサン」同士の会話は弾んで6時まで。母の家を出て飯倉片町(麻布十番と六本木の途中)にあるポルトガル文化センター(PCC)へいこうとしたのだが、又もや交通手段に困って、30分以上歩いてしまう。部屋から五反田まで10分、五反田から目黒まで30分、目黒から母の家まで20分、母の家からPCCまで30分、そして授業が終わった後もまた20分以上歩いて店へ。よく歩く63歳だ。店で来月の24日からポルトガル写真展「旅の途中」をやる米本康子さんと打合せ。写真展が終わった後も常設展示をすることになる。カウンターのお客さんは近所の俳優事務所のAさんたち、某国営放送局のIさん、女性脚本家のKさんたち、11月にやる「大いわき祭」のことで最近コンビのようにつるんでいる映画監督兼教育評論家のHさんと格安旅行会社経営のKさんたち。結局その二人が2時近くまで。閉店後、翌朝からはちゃんとした食事が出来ないんだと思うとお腹を満たしておきたくなって一人でラーメンを食べにいきかけるが、やっぱり消化が悪そうだと思い直して深夜スーパーで豆腐を買って帰る。肌寒い季節には湯豆腐と手酌の熱燗が似合う。★コレドプレゼンツ「津森久美子ファドライブ」11月28日(月)6時半開場8時開演・料金三千円(1ドリンク付き)40名様限定・出演 津森久美子(ファディスタ)高柳卓也(ゲスト ファディスタ ギター)月本一史(ポルトガルギター)・予約お問い合わせは03ー3470ー2252コレドシアター(17時以降)★「米本康子ポルトガル写真展・旅の途中」11/24(木)~12/1(木)午後6時より。入場無料。