桃井章の待ち待ち日記

店に訪れる珍客、賓客、酔客…の人物描写を
桃井章の身辺雑記と共にアップします。

2011・10・29

2011年10月30日 | Weblog
夕べもまた3時間しか眠ることが出来なかった。寝る前に必ずトイレにいくのに最長3時間で尿意を覚えて起きてしまう。用を足してベッドに戻って再び眠ろうとしても駄目。長い間粘っていると10分か15分ウトウト出来ても、それ以上は続かない。結局起きてしまうしかなく、ボーッとした頭で俺の一日が始まる。今日は食事前に店から持ち帰った汚れたクロスの洗濯。以前はクリーニングに出していたけど、一枚800円もかかるし、俺がやるしかない。冷凍してあった200グラムのステーキ肉をを解凍して、梅干しステーキを作り、一人で貪り食べてから、今日はマチネ公演があるので、12時半には店へ。フードサービスの用意をした甲斐あって、カレーライス、アラビアータペンネなど10以上のオーダーが入って喜ぶ。公演が始まってから送られてきた「映画芸術」の最新号を開く。先日なくなった原田芳雄さんの追悼特集で、妹がインタビューに答えて芳雄さんとの思い出を語っている。普段と云うかこれまて妹のインタビュー記事を読んでもなんの感慨ももたなかったのに、このインタビューは妹の芳雄さんに対する思いが伝わってきて不覚にも涙がでそうになってしまう。マチネ公演が終了後、その雑誌と作ったばかりのペンネとレバーの赤ワイン煮、冷凍で取り寄せた干しタラのコロッケを持って母の処へ行く。それらの食材をお皿に盛りつけて俺としてはおやつ代わりの食事。今日もまたオバサン同士のお喋りに花を咲かせていたら、店から有名女性脚本家のTさんと売れっ子のH監督さんが直接電話してきて早く来いと云うもんだから、母と別れて店へ急ぐ。他にお客さんは映画監督兼教育評論家のHさん、大阪から東京国際映画祭を見に来たついでに寄ってくれた運送会社の女性社長Yさん、それとスペースを見学にきたイチゲンの若い女性Aさん。Tさんたちが先に帰って一人残ったH監督のことをAさんに紹介すると、H監督は色々と話しかけてくれるが、Aさんは殆ど無視。いくら業界で有名でも世間じゃ映画監督なんて認知度がないんだなと思っていたら、H監督が帰った後で「私、H監督のファンなんです」とAさんが打ち明けてくる。さっきはあまりのことに興奮して恥ずかしくて話すことが出来なかったとか。そう言われて何だか自分のことのように嬉しくなってしまって、俺はその場でH監督に電話するとAさんとの会話を取り持ってしまった。多分、H監督もそれ程までのファンがいて幸せだったに違いない。別に俺はもう映画人ではないのに、妹のことも含めてちょっとだけ映画人っぽい空気を吸った一日。★「第三回即興劇の夜」を11/22(火曜・祭日の前日)に開催します。参加希望者は電話(03ー3470ー2252、18時以降)で個人エントリーした上で、当日18時半までにコレドシアターに集合してください。先着30名で〆切。参加費1000円(1ドリンク込み)。籤で二人一組のコンビを組んで出演順を決めた上で、19時から演技を開始していただきます。尚、優勝者二人には別々に2012年度中に当コレドシアターの無料使用権が1日与えられます。奮ってご応募下さい。★コレドプレゼンツ「津森久美子ファドライブ」11月28日(月)6時半開場8時開演・料金三千円(1ドリンク付き)40名様限定・出演 津森久美子(ファディスタ)高柳卓也(ゲスト ファディスタ ギター)月本一史(ポルトガルギター)・予約お問い合わせは03ー3470ー2252コレドシアター(17時以降)★「米本康子ポルトガル写真展・旅の途中」11/24(木)~12/1(木)午後6時より。入場無料。