桃井章の待ち待ち日記

店に訪れる珍客、賓客、酔客…の人物描写を
桃井章の身辺雑記と共にアップします。

2011・5・20

2011年05月21日 | Weblog
元女優でで今は映画のアシスタントプロデューサーをしているYちゃんが「携帯のフタ」を届けてくれる。先日、午後から「監督失格」の試写を見て、夕方から銀座でTさんの芝居を見て、店に戻る時に携帯を使おうとポケットから取り出したら携帯のフタが取れてなくなっていて、何処で無くしたのか落としたのか分からなかったのだが、その晩の内にYちゃんから試写室に落ちてましたとのメールがあったのだ。でも、何故そのフタが俺の携帯のだと分かったのか?実はフタには俺とMと戯れているプリクラが張ってあったのだ。これは他人に見られたらかなり恥ずかしいことだ。当人である俺が赤面するのは当然だが、殆ど身内同然のYちゃんも試写室の係員からこんなものが落ちてましたと届けられた時に恥ずかしくてたまらなくなったとか。俺はいくつになっても三枚目だ。よりによって見終わった後誰とも喋りたくなくなる程衝撃を受けた映画「監督失格」の試写会でイチャイチャしたプリクラを貼った携帯のフタを落とすとは。これがせめてコメディだったら許されるのに。でも、そのお蔭で携帯を買い換えなくてよくなったのだから三枚目ぶりに感謝しなくてはならないんだけど。そのYちゃんは六年ぶりにピアニストのAさんたちを同伴、他に早い時間に冷たいダイキリを飲みにきた女性CMプロデューサーのRさん、大阪から出張してくるといつもウチに寄ってくれる運送会社経営のYさん、結婚が秒読みになっている元S女子大のAちゃん、法律事務所勤務のNさん、フリーのプロデューサーのKさん、そしてそのKさんがこの数年出入りしていた近所のプロダクションMの社長TさんとUさんたち、格安旅行会社経営のKさんと映画監督兼教育評論家のHさんなど。ウチの店も大したことなかったけど、帰りにブラブラ歩いた六本木も人が出てなかった。いつになったら元の賑やかさが戻るのか?