桃井章の待ち待ち日記

店に訪れる珍客、賓客、酔客…の人物描写を
桃井章の身辺雑記と共にアップします。

2011・5・24

2011年05月25日 | Weblog
夕方から下北沢に出来たアトリエ乾電池に行く。劇団乾電池の稽古場の地下に出来た劇場で柄本明のひとり芝居「煙草の害について」(チェーホフ)をみる。元々は20分程度の台本を70分近くに延ばしたことの無理はあった気がするが、柄本明が自分の劇場で他人の評価なんか気にせずに好き勝手な芝居をやっていることがステキだ。これからももっともっと好き勝手な芝居をやってほしい。7時半過ぎに店へ。照明技師のIさん、Yさん、Kさん、Sさん、女性CMプロデューサーのrさんが既に来店。しばらくして映画監督兼教育評論家のhさんとT大医学部教授秘書のtサン、プロデューサーのKさんなどが来店してくれて何とかなく飲み屋の佇まいになる。途中アントニオに今日もまた電話してみる。今日もまた携帯も会社の電話も繋がらない。でも、ファクスが通じるということはまだ日本にいるということか?俺の電話に出ない、出たくない、出ることが出来ない事情があるのか?どこに行った?アントニオ?何があったんだ?アントニオ?誰かアントニオを知らないか?……なんてふざけている場合でなくて、そろそろコレドの名物になりつつあったタラのコロッケもストックがなくなりつつあるし、オリーブオイルもジュースも後僅かになってしまった。去年の内はポルトガルワインのコレトは自分が二月中には輸入できると言っていたのに、それが三月になり、四月になり、もう五月になったのに全然入荷できる様子はない。ポルトガルの料理カタプラーナに使う鍋を去年発注した筈なのに、まだ届いてない。どうした?アントニオ?こんなことじゃ日本じゃポルトガル人が信用をなくして商売が出来なくなるぞ。母国の名誉の為にも何とかしろ、アントニオ!