桃井章の待ち待ち日記

店に訪れる珍客、賓客、酔客…の人物描写を
桃井章の身辺雑記と共にアップします。

2010・10・15

2010年10月16日 | Weblog
昨日の「多士多才」問題。この日記を読んだAさんからそれは文脈や意味から考えて「多士済々」(たしせいせい、またはたしさいさいと読む)の間違いではないかとわざわざ電話がある。負け惜しみみたいだけど「多士済々」は知っている(昔書いたテレビドラマの副題に使ったことがある)。でも、「多士多才」という熟語もあったような気がして仕方ないのだけど、ないんだよね。どうしてそんな熟語があると思いこんでしまったのか謎。向田邦子賞作家のT女史がメタメタに酔っぱらって来店。彼女の質問に俺が答えると、お前の言っていることは何か分からない、日本語をちゃんと喋れ、喋れないなら早くリスボンに行ってしまえとうるさい。リスポンにコレドが出来るのはいつ?出来たら行ってやるからさと帰るまでずっとうるさい。でも、愛情籠もったうるささだ。大丈夫、65になるまでには絶対コレドリスポン店を作ってみせるって。他にお客さんはシナリオライター志望のOLのKさん、昨日に引き続いて夕刊FのUさん、女性バイオリン奏者のMさん、O大学勤務のMちゃん、Sちゃんの知り合いのDさん、Kさん、SミュージックのSさん、同じくAさんたち。閉店した後、Mと二人、Mさんに四万十川土産に貰った佃煮を魚にカウンターで飲み始める。こういう飲み方もちょっと面白い。
★ポルトガル風居酒屋『COREDO』誕生!
9月1日からコレドが生まれ変わりました。いわしやバカリャウ(干し鱈)のコロッケを初めとするポルトガル風料理、そして「CORETO」なんて店の名前と一字しか違わない名前のワインを初めとするポルトガルのお酒を中心に、ジャズの代わりにファドが聞こえてくるポルトガル風居酒屋に変身です。勿論、焼酎、ウイスキーなど今までのお酒、更にすき焼を初めとするコレド名物料理はそのまま新メニューに移行。それに伴って営業時間も土曜平日共に6時から12時までになります。どうぞよろしくお願いいたします。
コレドのホームページのアドレスイベントスケジュールなどご参照ください。