桃井章の待ち待ち日記

店に訪れる珍客、賓客、酔客…の人物描写を
桃井章の身辺雑記と共にアップします。

2010・10・14

2010年10月15日 | Weblog
今日は平日なのに「青年団リンクうさぎ庵」公演『女と女と柩と女」のマチネとソワレの二回公演。それもマチネは4時からで、ドリンクフード共にそんなに出ないだろうし、お客さんも少ない(それでも結果的には30数人)みたいだったので、新人のSちゃんとO君に任せてみることにした。さすがにちょっと不安だったけど、予想通りオーダーも少なく、俺が4時に行った時には何の問題もなくやれたようで二人とも晴々した顔をしていて安堵。そのまま芝居を見せてもらう。この芝居、一言で言ってしまえば、他の劇場では出来ないウチの空間でしか出来ない、且つ上質な芝居だった。こう云う芝居をやってもらえると、このスペースを作った甲斐があると云うものだし、オーナーとしてはホント嬉しい。芝居の余韻に浸ろうとしていたら、早い時間から映画プロデューサーのNさんが会社と若手二人といつも妖しい魅力の歯科医Sちゃんと来店。今日はウチの常連中の常連である夕刊FのUさんを囲む会とかで、テーブル席で五人前のすき焼を皮切りに「いわしの塩焼きポルトガル風」など次々に料理のオーダー。他にもイケゲンのカップル、通信機器メーカーのTさん、何千円分かのバカリャウのコロッケを配達してくれた後で何千円も飲み食いして、且つ俺のポルトガル語の先生までやって行ってくれたポルトガル人のAさん夫妻、そのAさんと漫才的会話を堂々と早口の日本語で繰り広げて行った映画監督兼教育評論家のHさんとTさん、ウラメニューのソーメンを食べながらハーパーソーダを飲んで行ったT電力のTさんたち、映画監督の著作権問題について俺と議論して行った法律事務所勤務のNさんなど多士多才の面々……と書いてみたけど「多士多才」が一度で変換されない。広辞苑で調べてみる。「多士多才」は載ってない。やばい。似た言葉を探してみる。「多種多彩」か?これは変換できる。え?それじゃ元物書きの癖して俺は「多種多彩」のつもりで「多士多才」と云う言葉を使ってきたのか?でも、この場合は絶対「多士多才」だよね?どう思う?日本語の上手なAさん?
★ポルトガル風居酒屋『COREDO』誕生!
9月1日からコレドが生まれ変わりました。いわしやバカリャウ(干し鱈)のコロッケを初めとするポルトガル風料理、そして「CORETO」なんて店の名前と一字しか違わない名前のワインを初めとするポルトガルのお酒を中心に、ジャズの代わりにファドが聞こえてくるポルトガル風居酒屋に変身です。勿論、焼酎、ウイスキーなど今までのお酒、更にすき焼を初めとするコレド名物料理はそのまま新メニューに移行。それに伴って営業時間も土曜平日共に6時から12時までになります。どうぞよろしくお願いいたします。
コレドのホームページのアドレスイベントスケジュールなどご参照ください。