桃井章の待ち待ち日記

店に訪れる珍客、賓客、酔客…の人物描写を
桃井章の身辺雑記と共にアップします。

2010・10・11

2010年10月12日 | Weblog
連休二日目。店のメニューのイワシのポルトガル風塩焼き、たらこ、スクランブルエッグのカリフラワー添え、食べる辣油入り納豆、きのこと若布の味噌汁で食事した後、Mは母親のSさんが上京して来るので羽田へ出迎えに。俺は八月九月の売上分析に午後の時間を費やす。Y君がやめて素人のMがお酒を作ることになって値段を下げたので客単価(一人いくら使うか)が下がっている筈と思ったら逆に三百円もあがっているし、全体の売上もあがっている。ポルトガル風料理をメニューに加えたことで料理のオーダーが多くなったことが原因か?(と母親とライブに出かけていて帰ってきたMに云ったら、私の実力よと一蹴された)7時過ぎ、ご飯に極太ソーセージと目玉焼き、サラダを乗っけたプレート(ポルトガルではビトクと云う庶民の食べるメニューにそっくりだとアントニオが教えてくれた)を食べながらリニューアルされた『水戸黄門』をチラッと見る。何かこれまでの『水戸黄門』と違うなと思ったら、脚本家が向田邦子賞を受けたこともあるK氏に変わっていた。『水戸黄門』を向田邦子賞作家が書くことになったかとある感慨。Mたちが帰って来るまでの三時間ほどポルトガル語の勉強。こんなに長い時間ポルトガル語の勉強をしたのは初めてだ。長い文章を辞書を引きつつ一頁。意味が分かることの喜び。Sモームの『人間の絆』の全訳に挑んだ(結果的に20頁ほどでダウン)高校生時代を思い出す。深夜、Nスペの再放送『沖縄返還密使・若林敬 日米外交戦の舞台裏』を見る。昔、父と同じ研究所にいたので個人的に知っている若林さんが、政治の渦に翻弄されて自死に至るまでの経緯を初めて知る。沖縄の慰霊塔の前で祈り続ける若林さんの写真が俺に突きつけるものは何か?を思いつつ、連休を終わる。
★コレド演劇フェスティバル2010最優秀賞発表!
審査員の投票及び合議の結果、演劇ユニット「おおのの」の『怪談八雲噺』(作演出・大野裕明)が最優秀賞として選ばれました。「おおのの」には来年当シアターで三日間の使用料無料の上演権が与えられます。
★ポルトガル風居酒屋『COREDO』誕生!
9月1日からコレドが生まれ変わりました。いわしやバカリャウ(干し鱈)のコロッケを初めとするポルトガル風料理、そして「CORETO」なんて店の名前と一字しか違わない名前のワインを初めとするポルトガルのお酒を中心に、ジャズの代わりにファドが聞こえてくるポルトガル風居酒屋に変身です。勿論、焼酎、ウイスキーなど今までのお酒、更にすき焼を初めとするコレド名物料理はそのまま新メニューに移行。それに伴って営業時間も土曜平日共に6時から12時までになります。どうぞよろしくお願いいたします。
コレドのホームページのアドレスイベントスケジュールなどご参照ください。