笑顔の江川

薬害エイズを考える山の手の会のご案内
薬害被害者、がん患者の支援活動
尊敬する勝海舟や田中正造のコメント

逆境にある時の心得ー新渡戸稲造

2014-02-23 15:55:10 | 日記

「僕は『世は無情』というは、決して真理の全面を言い表したことではないと思う。もっともこの言葉の中には、真理と含まれているであろうが、それは真理の四分とおりで、六分はやはり有情の世であると信ず。ゆえに逆境に陥りながらも、なおかつその全力をふるって努力する者は、早晩逆境より浮かび出ずると思う。重荷を負うてなおかつこれを忍ぶものは、世が必ずどこかでこれを認める。即座にこれを認める者がなくとも、いつしか必ず認める。生ける間に認められる機会がなければ、死後には必ず認めて救い上げられ、人によりては、神にもまして崇められるものである。」(新渡戸稲造「修養」より)

どんな人でも前を向いて歩けば必ず良いことに出会えるでしょう。前を向いて歩きましょう。

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若者の新しい就職活動ーNPO×しごとフォーラム

2014-02-22 20:28:01 | 日記

今日はNPOサポートセンターが主催するNPO×しごとフォーラムに薬害エイズを考える山の手の会の仲間と参加してきました。このイベントはNPOなど社会活動を目的とした団体がブースを出したりや講演会を行って学生を呼び込もうとするもので、学生のための合同就職説明会もたいなものです。私は活動で普段から交流している団体がいくつかあったので情報交換もかねて参加してきました。当然に参加している人のほとんどは学生でなんでこんなところにオジサンが来るのという感じでしたが、知り合いのブースを出している団体の担当者には「私は就活ではなく、もう終活の域に入っているから」と冗談を言いながら交流してきました。このイベントは近年、毎年行っているそうですが、募集するNPO団体もNPO団体に就職活動する学生も増えているようです。将来の仕事として社会貢献活動を希望する学生が増えていることは頼もしいことですが、NPO活動を継続することの難しさを乗り越える力や社会問題を起こす社会の構造的な問題に気付く姿勢を習得していってほしいと思います。

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視点を受け継ぐー勝海舟から新渡戸稲造へ

2014-02-21 20:16:11 | 日記

「僕は、かつて後藤男(後藤新平)からこういう話を聞いた。男が一日勝海舟を訪うた時、翁は『君は医学生なら首の筋肉作用ぐらいは知っているだろうね。ろくに知らネー奴が多いよ。首を横や縦に動かすことは知っているがね。何か事が起こった時に、チョイット首を延ばして向こうの先を見とおすことのできねー者が多い』と言われたという。真にしかり、事に当たればとかく昏迷狼狽して『はて、この先は・・・』と鶴首するはなかなか難い。されば古人も、『事窮まり、勢いすぼまるの人は、常にその初心をたずぬべし』と教えている。(新渡戸稲造「修養」より)

勝海舟から後藤新平へ、そして新渡戸稲造へ、物事の視点もまた、人物の出会いによって教えられ引き継がれいくのでしょう。古き良き教えは現代まで引き継がれているでしょうか?反省、反省・・・

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上映会「いのちがいちばん輝く日」を鑑賞

2014-02-20 23:38:49 | 日記

今日は浅草かんわネット研究会主催の上映会「いのちがいちばん輝く日」を鑑賞してきました。滋賀県近江八幡市にあるホスピス病棟を舞台に医師、看護師の取り組みやがん患者さんと家族の看取りを描いた映画でいよいろ考えさせられました。医師が病気はみていたが人間がみれていなかったのがホスピス病棟に移るきっかけになったことが語られていましたが、現代は正に医療の現場だけでなくほとんどの仕事で人間としての対応が希薄になっているように感じます。

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同じ本を読むにしても人それぞれ見方が違って面白いー渋沢栄一「論語と算盤」読書会

2014-02-19 22:09:17 | 日記

今日は王子の飛鳥山公園内にある渋沢史料館で行われた渋沢栄一「論語と算盤」の読書会の日。毎月1回行われもう回数もかなりになっているのでメンバーも議論が闊達になりひじょうに非常に面白かったです。同じ本を読んでも人それぞれに見方が違い自分の見落としていた部分を気づかせてくれます。議論を面白くするのは参加して入人が年齢も性別も職業も立場も違うということです。現代社会はあまりにも忙しく、またシステム化されて同じレールの中でしか動かなくなっているので皆同じような見方考え方になりやすくなっています。歴史を学びながら自分の人生や見方・考え方を見つめ直すことも大事だと思います。

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