「僕は『世は無情』というは、決して真理の全面を言い表したことではないと思う。もっともこの言葉の中には、真理と含まれているであろうが、それは真理の四分とおりで、六分はやはり有情の世であると信ず。ゆえに逆境に陥りながらも、なおかつその全力をふるって努力する者は、早晩逆境より浮かび出ずると思う。重荷を負うてなおかつこれを忍ぶものは、世が必ずどこかでこれを認める。即座にこれを認める者がなくとも、いつしか必ず認める。生ける間に認められる機会がなければ、死後には必ず認めて救い上げられ、人によりては、神にもまして崇められるものである。」(新渡戸稲造「修養」より)
どんな人でも前を向いて歩けば必ず良いことに出会えるでしょう。前を向いて歩きましょう。
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