笑顔の江川

薬害エイズを考える山の手の会のご案内
薬害被害者、がん患者の支援活動
尊敬する勝海舟や田中正造のコメント

貧舟の歴史人間学ー気づきが大事

2023-09-30 20:11:42 | 日記
歴史上の人物を追いかけていると、ついつい歴史上の出来事の印象でとらえてしまうことがあります。
たとえば次回の寺子屋江川塾のテーマの中江兆民ですと自由民権思想家として自由民権運動のことに目が行きがちです。
中江兆民は玄洋社の頭山満とも親交を重ねています。たぶん印象というかイメージでとらえてしまうと左と右ー会わないようで実は二人はかなり深い親交を重ねていました。
また中江兆民と言えば民約論ーフランスの思想に精通していますが、西欧の考え方よりもむしろ東洋、漢学にかなりの重きをおいて二松学舎の三島中洲とも親交を重ねていました。そう言えば渋沢栄一も三島中洲と親交がありました。
歴史上の人物はその一生涯を見なければ理解できません。そして生涯の中でそれぞれの人物の出会い(邂逅)から気づきが生まれてきます。この気づきを読み取ることが歴史人間学では大事です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

潮の変わり目ーやはり今年は変化の年か!?

2023-09-29 19:30:09 | 日記
人は人生の中でいくつもの変わり目があるでしょう。歴史上の人物をみてもいくつかの変わり目を乗り越えていきます。それは事象の変化であったり人との出会いー邂逅であったりーやはり人生は邂逅ですかね。
自分自身も要領の悪い人間ではありますが、人との出会いの中で様々なことを教わり、また頂き活動の中で生かされてきました。今年はコロナ禍から少しずつ収まる中で、オンラインから外での会合で人との対話が再開され活動にも仕事にも新しい兆しが見え始めました。自分自身の潮の変わり目に新たなるスタートの年(もう暮れは近づきつつありますが)になりそうです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

勝海舟と中江兆民ーやはり二人は合うのかもしれない

2023-09-27 14:09:48 | 日記
中江兆民は明治8年頃に勝海舟と12回会っています。中江兆民はフランス留学から帰ってきて一時外国語学校の校長をするのですが政府のやり方と合わず退職して元老院の書記官となります。勝海舟も明治政府の参議兼海軍卿を辞めると元老院議官になっています。職場が同じと言えば同じですが、年齢差や職位は全然違います。中江兆民はどうも明治政府のやり方に疑問を持ち、勝海舟に意見具申したり人の紹介を頼んだりしたようです。二人とも西洋列強の知識や技術に関心を持ち学びながらも思想的なところでは日本やアジアの考え方を大切にして守らなければならないと考えていたようです。ただたんに紹介であったのではなく話し合ううちに意気投合したように思われます。こういった出会いー人生は邂逅ーは大切ですね。いつの時代も人との出会いが大切です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

貧舟の歴史人間学ー同じ年代でも生き方は様々

2023-09-25 19:37:43 | 日記
次回の寺子屋江川塾の取り上げる人物は中江兆民です。
私は歴史上の関心ある人物の生没年をエクセル(表)におとしてよく同年代の人物にどんな人物がいたかを調べます。
中江兆民は1847年生まれ同年代には森有礼がおります。一歳上の年代には徳川家茂と皇女和宮がおります。一歳下には東郷平八郎です。
幕末の激動の時期を模索しながら時代に翻弄された人物が多い年代ですね。尊皇攘夷派志士と呼ばれた年代はもう少し上の年代でしょうか。しかし尊皇攘夷思想には何らかの影響を受けています。そして幕末から明治維新ー二十歳の年代で戊辰戦争を経験します。
しかし中江兆民は、そういった世の中の政治的な関心よりもフランスの思想に関心があったようです。中江兆民は土佐藩の下級武士の家に生まれ幕末には長崎遊学で坂本龍馬にも会い、江戸遊学で当然、幕末の尊王攘夷思想や運動について近いところには環境的にはあったでしょうが、関心はフランスの思想にあったようです。その想いは明治に入って岩倉使節団の海外留学生としてフランス留学でかなえられます。そして明治の自由民権運動の思想家として活躍するわけです。
同じ年代でも生き方は様々あると中江兆民を調べながら感じています。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

接種勧奨再開後のHPVワクチン(子宮頸がんワクチン)被害者の生の声ー天草からの訴え

2023-09-24 16:12:45 | 日記
今日は午後からオンラインで接種勧奨再開後の天草のHPVワクチン(子宮頸がんワクチン)被害者の生の声を聞く学習会に参加しました。
この学習会は被害者本人が自ら社会に知ってほしいと開いた学習会です。
もうワクチン問題は解決されたと思い接種勧奨再開後に接種したところ目に不自由を訴え体調も思わしくない中、医療機関にかかったところ気のせいと相手にされなかったとのこと。
会場オンラインを含め100名以上の参加者があったとのこと。被害者本人がこの被害を知ってほしいという姿勢の結果だと思います。
苦しんでいる被害者が自ら訴えなければならない現状ー支援に関わるものとして、まだまだ支援活動の足りなさを痛感する学習会でした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする